ふきのとうが伸びて、花が咲き始めました。
やがて、
綿毛になって、
風に乗って、
遠くに旅立ちます。
わたしにも、春がやってきました。
さぁ、行こうか。
人には美しく見えるときがある。
「あなた」と「わたし」が、
「わたしたち」になったとき。
人には懐かしく感じるときがある。
「わたしたち」から、
「わたし」と「あなた」に戻るとき。
人には眩しく見える姿がある。
遠く向こうを眺める「あなた」の姿。
今、「わたし」は、
「わたしたち」から、
「わたし」と「あなた」に戻る。
そして、「わたし」は、
向こうを覗こうとしている。
黄昏れの光を纏う「わたし」を、
「あなた」は目を細くして見てくれるのだろうか?
それとも、
先にある星たちの瞬きを、
見つけるのだろうか?
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