気が向いたら・・・

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ゆったりと自由であれ。

2021-12-15 13:43:59 | 日記
バグワン・シュリ・ラジニーシ
この人のことはあまり知らない。
ただ、あまり褒められた人ではない、と言う話は聞いたことがある。
ずっと昔、まだ、私が中学生か高校生か、あまり覚えがないが、その頃。
少年誌(何かは憶えていない)に連載されていた、ジョージ秋山という人が書いた漫画(たぶん、銭ゲバだったと思う)の中でラジーニシの言葉が出ていた。
若かったその頃、漫画よりもこの言葉が忘れられなかった。
大人になって、偶然に「存在の詩」という長い文章に触れた。その中に、若い頃に触れたジョージ秋山の漫画に出ていたこの言葉があった。
紅葉も散って、散った葉が川に流れていく。その景色を眺めている。
新しい人生の始まりを前にした、今、もう一度ゆっくりとその言葉を味わってみたいと思った。

ゆったりと自由であれ。
この言葉をできる限り深く心に刻んでおきなさい。
この言葉に自分を貫かせるのだ。
ゆったりと自由であれ。
あらゆる状況にあって
あなたは悠々と流れる水のように。

水のように自由であれ。
水はコップに注がれればそのコップの形をとる。
水は抵抗しない。
水は瓶に注がれれば、瓶の形をとる。
水には抵抗などというのもはない。
水は自由だ。
水のように自由でありなさい。

あるときあなたは南に行かなくてはならず、
またあるときは北に向かわなくてはならないだろう。
あなたは方向を変えければならない。
状況に応じて流れなければならない。
しかし、
もしあなたが何処へ流れるかさえ知っていれば、
それで充分だ。
海はそう遠くない。


ようい、ドン。

2021-12-13 09:53:47 | 日記
あたりのドウダンツツジが真っ赤になった。
楓の葉も、ようやく赤く、散り始めてきた。



この頃になると、年賀状の挨拶を考える。
昨年は、退職はまだまだ先のこと、
そんな思いがあったのだろう。
ずいぶん、のんびりした挨拶になった。
いよいよ、今度の春の退職、
今年の挨拶は少し寂しいものになりそうだ。

ようい、ドン!
またひとつ、ゴールのテープをきる。
泣いたり、
笑ったり、
汗した自分に、
心の中で、「よくやった」。
一緒に走ったあなたには、
大きな声で、「おめでとう」。
走るぼくらに、
景色が映った。
風を感じた。
景色の中のあなたにも、
心を込めた、「ありがとう」。

「よ―い、ドン」。
また新しいスタート。



水仙

2021-12-09 09:40:06 | 日記
ふと、スイセンの小さな蕾に気がついた。
まだ、春というには寒い頃、
黄色の可憐な花がつく。
辺りの草叢には目立つ色彩もなく、
ナルキッソスは自分を誇る。


よく見ると、葉の影裏には、
ウラナミシジミ。


寒さに凍えて動かない。

水仙
みんなが枯れていく頃、すくすくと育っていく。
みんなが眠りから覚めようとしている頃、可憐な花を開かせる。
誰のための花だろう。
日だまりでぼんやりと眺めていた。
羽音を立てて、黄色のアブがやってきた。
水仙が笑ったように揺れた。