秋の七草

公園で、オミナエシの花が咲いていました。

その横には、キキョウの花が。

看板には秋の七草の覚え方が書いてあります。
お好きな服は・・・。

お：女郎花（おみなえし）
す：薄（すすき）
き：桔梗（ききょう）
な：撫子（なでしこ）
ふ：藤袴（ふじばかま）
く：葛（くず）
は：萩（はぎ）

だそうです。

それにしても、空がとても広かったです。

僕の腕で

背伸びをしている僕の腕(て)は

大きなお空を支えてる。

逆立ちしている僕の腕(て)は

重たい地球を持ち上げる。

腕組みしている僕の腕(て)は

今の自分を抱きしめる。

頬杖ついてる僕の腕(て)は

現実(ホント)の自分を考える。

ぶらぶらしている僕の腕(て)で

明るい明日をつかみたい。

旅立つ

散歩の途中、

甘い香りが。

見上げると葛の花。

もうすぐ、息子は新しい旅立ち。

前途洋々

風をきって　爽々と

勇気を持って　凛々と

苦しいことにも　飄々と

熱き思いも　淡々と

地味な努力は　黙々と

あわてず騒がず　悠々と

燦々と　輝く明日に向かって　

走り続けよ。

向こうは？

朝、職場のガラス扉を叩くナガサキアゲハ。

ガラスの向こうはとても魅力的な世界が見えるのでしょう。

大きな羽で、きっと、眼には見えないガラス扉を叩いていました。

そっと、扉を開けると、勢いよく、青い空に翔んでいきました。

幼い君に

振り返ってばかりいると、つまずくよ。

下ばかり見ていると、道に迷うよ。

横ばかり見ていると、ぶつかるよ。

いつもは前を見ていよう。

でも、

時々は、立ち止まって、背伸びをしよう。

そして、もっと向こうを見てみよう。

きっと、景色は違っているから。

そしたら、自分の周りも見てみよう。

きっと、小さな花が見つかるから。

それは、あなたらしいきれいな花だから

小さな喜び

隣の空き地に、彼岸花が咲いていました。今まで、この空き地では、見たことがありませんでした。昨日まで、蕾だったのですが、今朝、花開いていました。

何処からとんで来たのでしょう？

この花の種は何処へ翔んでいくのでしょう？

風に吹かれて、流されて、

種も夢を見るのでしょうか？

(彼岸花は球根で殖えると思っていました。)

小さな喜び

柔らかな緑の中、

眩しく通り過ぎる、

甘く薫る風を追いかけたこと、

ある？

藍色の海と群青色の空の境界、

湿った空気を通ってくる一番星の光、

見つけたこと、

ある？

褐色が混じり始めた草むら、

虫たちの寂しい鳴き声、

聞き惚れたこと、ある。

明るい林の中、

突き刺す風に舞う木の葉、

赤く黄色のじゅうたんを、

ザク、ザク、

踏みしめたこと、ある。

かわらない、わたしの小さな喜び。

あなたは・・・。

ヘクソカズラが咲いていました。それにしても、すごい名前ですね。花や実はたいして臭いませんし、葉や茎も、ウ~、潰すと少しは臭います。

それでも、花にはハナバチが訪れる。小さなチョウが、羽を休めにとまる。

咲いている、ただそれだけで、誰かに必要とされている。わたしは癒されます。ちなみに、素敵な匂いのクチナシも、同じなかまの花です。

「あなたはあなたであればいい」

あるとき、あなたは怠ける自分を見つけるかもしれない。

それでも、「あなたはあなたであればいい」。

どこかで、汗するあなたがきっとある。

あるとき、あなたは醜い自分を見つけるかもしれない。

それでも、「あなたはあなたであればいい」。

いつか、すてきなあなたがきっと見つかる。

あるとき、あなたは寂しさを感じるかもしれない。

それでも、「あなたはあなたであればいい」。

どこかに、応援してくれる誰かがきっといる。

「あなたはあなたであればいい」。

私たちは知っている、

自分が自分でなければいいのにと思って生きる、それがどんなに辛いことかを。

「あなたはあなたであればいい」。

私たちは支えたい、

あなたという広いキャンパスにあなたらしい色で絵が描けるように。

「あなたはあなたであればいい」。

私たちは共にありたい、

あなたの明日の笑顔を見るために。

だから「あなたはあなたであればいい」。

明日は今日よりもっといい日、

自分が自分であることが誇らしい、

あなたらしい頑張りが、明日のあなたを輝かせる。

だから「あなたはあなたであればいい」。