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大島康紀☆雪月花

Artist COKY.OSHIMA
Painting,Drawing

野の道往かば

2025-04-13 |  ART picture1
待ちわびた 春の訪れ

枯野に咲いた桜の花

桜をテーマに描いたシリーズの取材は

桜前線とともに旅した日々

名のある千年桜と呼ばれる大樹を訪ねたり

京都や奈良の吉野山を堪能した年も



何れも魅惑の桜紀行なれど

信州に戻ると
 
浅間山の山麓に咲いていた

名もない野の桜

「山麓の春」桜シリーズ 油彩画 (個人蔵)  

浅間山麓 枯野の花

2025-03-10 |  ART picture1
信濃の春は遅い
アサマの峰には雪が残る
立ち枯れた木立の野に咲くサクラ

山の風景に桜シリーズのモチーフが加わり
全国の桜を描く個展が続いた

あさま山 すそ野はいまだ かれ色の
 木立の中に 辛夷の花さく

        稲垣黄鶴


アサマ葦ペンスケッチ


山麓の春 F8 1998 個人蔵

野外での制作は現場の空気が伝わって心地よい
アトリエを東京から移してから
二十数年が過ぎようとしている。





稲垣黄鶴・書道家(1903-2006)軽井沢町追分に生まれ、103歳没 
  風無きに 土にかえり行く 落ち葉かな
   かかる人生に おもふ人生


野外現地photo:1998 karuizawa


 

渡り蝶浅葱斑列島縦断の旅 絵巻

2022-09-23 |  ART picture1
渡り蝶浅葱斑列島縦断の旅 絵巻(web版)
大島康紀 画

陸奥の国で生まれたアサギマダラのメチョウは
八甲田の高原で夏を過ごし 旅立ちの日を迎える
蔵王、赤城、榛名の山並みを超え
大きな浅間山を超えて
信州信濃の楽園に着いた
南下の旅は続く・・・








さらに南へ
嵐に揉まれ 高いアルプスを越えて
駿河の国に
初めての海にはイルカの家族が出迎えてくれた






ヤマトの国を過ぎるころ
南の国に帰る鳥たちの家族に出会う
メチョウは単独行・・・




途中 何度も立ち寄って
薩摩の国を過ぎると
また広い海原
奄美の島々、喜界島、与論島・・・
やがて 琉球の国までやってきた
待っていてくれたのは信濃で別れたオチョウ





陸奥から琉球までおよそ2660㎞
アサギマダラの南下の旅の物語(完)

©浅葱斑の旅絵巻(web版)大島康紀・画
(原画:縦30㎝x90㎝+6枚パネル/和紙・顔彩、水彩、パステル)



渡り蝶浅葱斑列島縦断の旅 絵巻

2022-09-23 |  ART picture1
渡り蝶浅葱斑列島縦断の旅 絵巻(web版)
大島康紀 画

陸奥の国で生まれたアサギマダラのメチョウは
八甲田の高原で夏を過ごし 旅立ちの日を迎える
蔵王、赤城、榛名の山並みを超え
大きな浅間山を超えて
信州信濃の楽園に着いた
南下の旅は続く・・・








さらに南へ
嵐に揉まれ 高いアルプスを越えて
駿河の国に
初めての海にはイルカの家族が出迎えてくれた







ヤマトの国を過ぎるころ
南の国に帰る鳥たちの家族に出会う
メチョウは単独行・・・




途中 何度も立ち寄って
薩摩の国を過ぎると
また広い海原
奄美の島々、喜界島、与論島・・・
やがて 琉球の国までやってきた
待っていてくれたのは信濃で別れたオチョウ





陸奥から琉球までおよそ2660㎞
アサギマダラの南下の旅の物語(完)

©浅葱斑の旅絵巻(web版)大島康紀・画
(原画:縦30㎝x90㎝+6枚パネル/和紙・顔彩、水彩、パステル)



大島康紀絵画展2022

2022-09-23 |  ART picture1
大島康紀絵画展 Coky.Oshima art exhibition
花蝶春秋 
花開時蝶来・ハナヒラクトキチョウキタル



2022.7.21~7.25
軽井沢信濃追分文化地場「油や」Gallery一進








例年の個展 コロナ禍にあって自粛、二年ぶりの開催
お会いできずにいた懐かしい方との再会や
初対面のお客様との出会い
有意義な個展となりました



大島康紀☆蝶の絵葉書【アゲハ蝶】

2021-01-20 |  ART picture1
蝶の生態観察をする中で最も身近なアゲハチョウを描く
大島康紀の揚羽蝶スケッチ集



気候や食草の違いから棲息域もそれぞれで
絶滅が危惧されている蝶も多い
春の一時期のみ姿を現す「ヒメギフチョウ」「ウスバシロチョウ」
 

夏の盛りに花壇に集まる「キアゲハチョウ」「オナガアゲハチョウ」
都心の公園でも見かける「アオスジアゲハ」  

何れも愛しい蝶の生息環境は人の手によって狭められている

越冬蝶絵葉書

2021-01-07 |  ART picture1
早春の里の陽だまりに いち早く飛び出す
成虫越冬の蝶に出会う
寒冷地の当地では残雪の中に見る蝶の姿は驚異でもある



厳寒期に成虫で冬越ししている蝶を探すのは至難の業
ストーブ用の薪の間から出てきたキタキチョウを見たことはあるが
無事に春を迎えて欲しいと願うばかりです。




[越冬蝶スケッチ postcard]

2021描き初め 成虫越冬蝶スケッチ

2021-01-02 |  ART picture1
蝶の里「糠地郷」の保全活動に関わって数年
バタフライガーデン整備や観察棟、フィールド観察等々多岐にわたる作業の成果から
多種多様の蝶たちの生態を学ぶことができた。
卵―(孵化)幼虫ー(蛹化)羽化
蝶の誕生日をどこに設定したらよいのか悩んでみたり
早春に姿を見せる「成虫越冬」の蝶たちに関心を寄せる。


キタテハ


ルリタテハ


キタキチョウ


テングチョウ

「成虫越冬蝶」スケッチ  2021.01.01