岩魚、山女魚を描く
渓谷に分け入り渓魚と遊ぶ
生きものを描くとき
まず、その生態を知ることに没頭する
「岩魚」の食生を知り「疑似餌」を作る
フライフィッシング歴も長いが
絵にするまでに随分と長い時間労力を費やしてきた
(釣行はもっぱら魚にもて遊ばれ釣果なしも多し)
渓流を遡って行くと「魚止めの滝」と称する滝に出会う
これより上流に魚は生息してはいないだろうと思いきや
岩魚は土手に這い上がり滝を超えるのだという
フライフィッシャーの原則は
キャッチ&リリース お持ち帰りは殆どしない(全釣協インストラクター資格取得済)
かつて大きなガラスの水槽に渓魚が泳ぐ川魚料理店を見つけ日参した
生きた魚の泳ぐ生態を知るよい機会となった
最近あまり描いてはいないが
素描、水彩、陶芸・レリーフなど制作モチーフのひとつに他ならない