おどろき森の季山野の記Ⅱ

山、花、木、草、空、風、四季折々の表情をお届けできたら~!

地図帳を読む

2021-08-26 19:10:03 | 四方山

令和の地図帳、昭和の地図帳、比べてみると新たな発見があります。

東京オリンピックでの活躍、そして目をひく国旗が印象的なジョージア、

どこかと確認すると昭和の地図で旧ソ連のグルジヤ共和国と判明しました。

令和の地図帳には上の画像のように世界の国旗が掲載されています。

白地に赤い円は日本、では緑地に赤い円は?、さらに青地に黄色い円は?

答えは、バングラデシュにパラオです。


さて、人口第1位はご存じ中国、2位はインド、3位はアメリカ、知ってました?

およそ14億人、13億人、3億人の順ですが、驚いたことに50年前の昭和には、

それぞれ7億人、5億人、2億人で、大国の中国やインドは倍増!しています。

将来の食糧問題を示唆するデータが、地図帳を比較することでみえてきます。

 

また、世界で65歳以上の老年人口の割合が最も高いのは日本、

平均寿命の高さは日本が2位など今の統計データもあります。

なにも地図だけでなく、地図帳はいろんなことを教えてくれる、

教科書であり百科事典なのです。

先日の東京パラリンピック開会式、令和の地図帳を手元に楽しみました。

エクアドルの意味は、赤道直下、とアナウンスがあったので、

地図で確認すると、まさしく国土を赤道がとおっていました。

この赤道直下エクアドルの北には憧れのカリブ海があります~。

まあ、一生行くこともないところですが、

コロンブス以来そこは欧州諸国などに植民地化された歴史がある地域です。

地図には、( )書きで、フランス・オランダ・イギリスなどと記されています。

 

そもそも、地図は眺めるだけでなく、ほんとは読むものなのかもしれませんね。

地理や自然環境だけでなく、歴史や社会環境まで理解するため、

深い読解力、そして思考力・想像力を働かせ読み込むことが求められるのでしょう~。

昭和の地図帳(二宮書店)のあとがきに、こんな言葉がありました。

「地図帳をつねに座右において親しみ、読図に習熟し、地理的な見方、考え方を

身につけるようにしてください。」

学生時代から半世紀、いま改めて身に染みる言葉です~。

 

 

 


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