6月最後の赤岳

2012-06-30 21:15:41 | 山、登ってきました☆
金曜から、森林限界以上の神々しいほど美しい場所に行きたい…とずっと思っていました。神を見たい…
それで今日は八ヶ岳へ。本当は南ア方面に行きたい時期なのですが…夫があまり長時間歩きたくないというので…(汗)ラクなコースということで、今回は赤岳をセレクト。


中岳から赤岳。

八ヶ岳のお花見山行は、硫黄~赤岳縦走など一泊2日くらいはかけて、雨時の人が少ない時を、と思っていたのですが、なんだかんだと6月は山方面が目白押しで忙しく、八ヶ岳の一番良い時期は外してしまったのでした。奥多摩行ったり
したからですね。結局、最後の最後に大急ぎで駆け込んだ形。今回はお花が目的だったので、曇り空でよかったです。
暑くなかったし。

実はまだ山の時期は始まったばかりではありますが、何しろ私たち人が多い山嫌いっていうのがあり…(^^;)空いている山と思うとハイシーズンは外さなくてはならないのです…


オヤマノエンドウと阿弥陀岳。

2150あたりでみたイワカガミ。稜線にも一杯咲いていました。


ツクモグサ?ツクモグサは花弁がとがっているが、これは丸いように思うのですが…
他にも花をみたのですが、同定は後で…

赤岳はいつも遠くから眺めて「いいわね~」と眺めていた山でした。無雪期に行くなら、冬の偵察なので、
今回は、美濃戸から南沢、行者小屋を経て、地蔵尾根、展望荘、頂上小屋、そこから文三郎道で
行者小屋に戻るコースを夫が、私は阿弥陀岳まで足を伸ばしてきました。行者小屋で待ち合わせ。



冬の偵察、地蔵尾根!冬にあんな道登れるんでしょうかっ?って感じの急な道でした。一方、文三郎道は夫によると
マンモスのマークが一杯ついた階段でとても降り易いのだそうです。
 地蔵尾根の梯子。

私は阿弥陀までいって阿弥陀中央稜を偵察…阿弥陀岳ってのはバリエーションが豊富な山ですが、何しろ初心者が
いけそうなルートは少なく…中央稜は岩峰があっても巻いているそうで、普通に足だけで解決できる道だそうです。
貴重な初心者向けルートなのかなと思って。うえから眺めたかった。 たしかにチンマリ。

私の通った中岳~阿弥陀までの道は阿弥陀の基部まではのんびりした稜線、阿弥陀山頂までは、岩を両手を使ってよじ登る。阿弥陀基部から行者小屋までの道は上部で崩落痕をトラバースする部分があり…、そこんとこだけはほんの15メートルくらいですが結構慎重さが必要でした。後はラクラク。
 分岐直下は少しだけ残雪。
 このトラバース…雪があるほうがむしろラクかも。

南沢コースは小屋まで2時間くらいしか掛からないし、沢沿いで景観の変化もあり、標高差もそれほどでなく、
楽なコースです。小屋から上はすばらしいパノラマが楽しめるし、時間は短く、お徳度の高いコースです。

今日はかなり人が多く、美濃戸の駐車場では私たちの車が7時半でその一箇所の駐車場では
最後の一台。とても人気のようだったので、また人がいないときに行きたいな。

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