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軽井沢~標高1150Mの森の家とエコ農園からの便り

雄大な浅間山の南麓・千ヶ滝西区の農園で、自然の生態系保全のため化学物質を一切使用せず西洋サラダ野菜の栽培に取り組む

葱の効用

2010-04-21 23:49:39 | Weblog
昨年の初冬にハウス内に自家保存用として移植した葱、厳冬をくぐり抜け今元気いっぱい。

昨年の春に、私が葱を作っていないことを知ってか、地元のOさんが葱の苗を持って来てくれた。
Oさん曰く「これ、今畑に植えておけば秋には食べられよ」と。

その葱はその後立派に成長し、妻と初冬の頃まで大事に食べた。

写真の葱は別のもの。
昨年の初冬、近隣の町に住む知り合いの年配の女性から電話が入った。
「あのさぁ~、葱があるんだけんどさぁ~買ってくれない?」と。

お付き合いということでOKしたら、ナント・・・
肥料の空き袋にどっさり入っていた。それも3袋も。

その女性は葱のほか地場の野菜などを作っては小遣い銭にしているようだった。
買った葱は、どうやらいっぱい作り過ぎ寒さ到来の時期でもあるし処分を急いでいたのかも。

「家にはハウスがないんだけんどさぁ~」、「あんた~のところにハウスがあるんならさぁ~、その中に埋けておけばいいよぉ~」と。

夫婦二人ではとても食べきれない量なので、「こんなにいっぱい、もおぅ~」とブツブツ言いながら降雪の前に露地から移植したフェンネルやチコリで満杯のハウス内に無理矢理押し込んだ。

持ち込まれたときの葱は、見た目しょぼくれた感じだったが厳冬を体験したからか、農園の環境に合ったのか肥料など一切やらないのに見違えるほど立派になってしまった。

家では豆腐をよく食べるのであるが、これと葱はセットだ。
埋ける際不肖にもブツブツ言ってしまったが今ではとても重宝している。

葱はビタミンA,C、カルシウム、βーカロチンなど多くの栄養を含み漢方的には発汗作用、体内の保温効果があると言われている。