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折り焚く雑の記

気になったことを雑に書き散らかしていこうと思います。読後は、折られて燃えて無くなる薪のような、そんな話になれば。

イヌホウズキ

2025-07-16 07:30:00 | 雑花

悪茄子に花が似ているけれど、こちらはイヌホウズキ。察しの通りナスの仲間。犬が好むからではなく、つまらないものだから、ということらしい。いぬびわ、イヌツゲと同じ理屈だね。
身は小さく、真っ黒になる。そういや、ホウズキ市はそろそろだっけ?


オニユリ

2025-07-13 14:26:42 | 雑花



地黄黒斑だから鬼の腰巻、オニユリ。虎じゃなくて豹柄じゃない?と思った人、鋭い。実は江戸時代、動物園なんてないから、豹を虎の雌だと思っていたという説がある。
秩父神社の子育ての虎の彫刻はお母さん虎は豹柄。お父さんが豹でお母さんがライオンならレオポンになってたね。
まだら猫=斑猫だと昆虫に。やっぱり生物の名付けは独特なのでカタカナ表記が良い。


ソクズ

2025-07-13 04:50:49 | 雑花
身の丈六尺の小父さんよりも一尺ほど高い直立した草体の頂点に無数の小さな花。
ソクズ。
こんな形でスイカズラに近いらしい。


花はヤブカラシにちかいんだけどね。黄色いのは実で蜜を溜め込んで甘いらしい。
神経痛やら打撲やら利尿やらむくみ解消やらヘルペスやら、いろんな薬効のあるお方らしい。身近でも探してみると全身これ毒みたいな草から薬草まで、色々あるんだね。


ショウジョウグサ

2025-07-12 18:13:14 | 雑花



ショウジョウグサ。
花弁に見えるのは葉。面白いのは色がっているのは葉の一部なこと。なぜこう進化した。総苞やら萼やらが花弁風になるのはまだ分かる。葉全体が花弁風に色が変わるのもまあ、理解できる。なぜ一部だけ着色したように色がつく?実は目やら脳やらがあって真似しようとしたのかと思うくらい。
名前は和色の猩々緋からだろうね。そんな色だから。戦国時代の目立つのが存在意義いみたいな武将が好んだ派手なイメージ。小早川秀秋の猩々緋羅紗地違い鎌模様陣羽織が有名だよね。背中に交差した鎌があるやつ。