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折り焚く雑の記

気になったことを雑に書き散らかしていこうと思います。読後は、折られて燃えて無くなる薪のような、そんな話になれば。

太田金山子育て呑龍

2025-08-29 20:20:49 | 寺社雑感
上州の聖典、若しくは禁書、上毛かるたに「太田金山子育て呑龍」と詠まれた呑龍上人。江戸初期に子どもを寺で引き取り育てたことから子育て呑龍と呼ばれ慕われている。
江戸時代とか、農村部ではいわゆる間引きやら子どもの身売りやら姥捨て(柳田國男の遠野物語で言うデンデラ野)やら普通にあって、命の価値が今とは違った時代。そんな時代に子どもたちを育んだことが希有なことだったのでしょうな。
で、呑龍上人が開山の大光院。正式には義重山大光院新田寺。義重は新田始祖新田義重に由来かね?新田寺は新田氏?
自転車て訪ねたのだけども、実は初参拝。近くまでは行っておったのにね。
開山堂。堂々としているため、此方が本堂と思われがち。

此方が本堂。建築様式が開山堂とは異なる。

鐘楼。

境内は広く、建物は大きく、〝巨刹〟と言った感じでした。
さて、呑龍上人。上毛かるたの読み札では呑龍と読まれているので、ちびっこの頃は龍(ドラゴン)が子育てをした民話でもあったのか、と思っていたのは内緒の話。
おじそ、北毛の出で、東毛には援護なかったのですよ…



蓮沼山 惣持寺

2025-02-18 19:53:00 | 寺社雑感
七福神巡り七番目。蓮沼山惣持寺。本当は五番。全久院さんの次なんだけど、ボウっとして抜かしてしまった…
因みに正伝院さんから四千歩くらい。

真言宗。焼失した御本尊ら行基作だったとか。奈良の大仏のころの話だね。

市内最古の古刹だとか。

山門。


本堂。

七福神は弁財天。
順番抜かして申しわけありませんでした。

七福神巡り、
全部廻ったけれど、五万歩超えの長丁場。
もうちょっとコンパクトに纏まっていると嬉しい。目的があったから、たくさん歩いて消費カロリー増えてよかったけど。

七福神巡り、天台宗一、曹洞宗二、真言宗三、時宗一密教系が四寺、禅宗系が三寺でした。浄土系は少ないのかね、この辺。
七福神巡り、秋の七草廻りもできるらしい。その頃もう一度…
いや、減量終わって、こんなに歩かなくて良いはず。せめてポタリングで廻ってみよう。

もしも、興味があったら是非。自転車か自動車を御薦めします。

瑠璃山 正伝院

2025-02-17 19:07:00 | 寺社雑感
七福神巡り 六番目。

瑠璃山正伝院。

本堂。

本当は七番目だけとか、五番目の惣持寺さんを抜かしちゃうから、このあと戻ることに…

「瑠璃」が山号に入っているから、瑠璃光寺と同じく、薬師如来と関係があるかな?
御本尊が薬師如来でした。
開基は小野篁。真言宗。小野小町のおじいちゃん。六歌仙よりも長い歴史を持つとは。

山門



門扉には三つ葉葵の御紋。


そりゃあ、徳川家とも関わりありますよ、小野篁だもん。

七福神は毘沙門天でした。
ちなみに、泉光寺から五千歩くらいでした。







寛平山泉光寺

2025-02-16 19:12:00 | 寺社雑感
七福神巡り五番目、寛平山泉光寺。
真言宗。


奥が本堂、手前は山門の上に鐘楼がある、ちょっと変わった作りの門。

七福神は恵比寿天。
五番目まで来て初めて、七福神が祠の中にいらっしゃる。
四番の全久院から五千歩くらい。
なんかもう、そのくらいの歩数で驚かないようになってしまった。驚いたのはここ、六番だったこと。
五番は惣持寺さんだった…
戻るのきついし、最後に寄らせてもうことにした。
おかげでこの日はえらい歩数になってしまったのでした。


東方山全久院

2025-02-15 19:44:00 | 寺社雑感
小父さんは堪え性のない生き物だから、おなじ動作を延々と続けない。

深谷七福神巡り四番目は東方山全久院。





江戸時代の開基で曹洞宗の寺院。
家の実家の菩提寺も曹洞宗だったからか、一番身近に感じる。
全久院さんは何だか昔話に出てきそうな雰囲気。


こちらの七福神は寿老人。
福禄寿さまとよく似ている。
頭の長さと鹿を連れているかどうかが見分けのポイント。
七福神の中では名前が出てきにくいお二人。

小父さんは堪え性が無い、と書いたけれど、実は宝泉寺さんからここまで、凡そ一万三千歩くらい。遠い…一歩70cm計算でも9km以上…