オレンジな生活のろくでもない生活

サッカーとかその他諸々に関する日々徒然の感想をダラダラと綴った日記、のはず。

ヴェルディと東スタと私 その1

2005-01-02 13:45:08 | 雑録帳
 私の友人にM君というヤツがおります。大学時代の後輩で何かとつるんでおりました。で、ワタクシ、彼と仲良くなって程なく、彼と会ったときに何かとサッカーの話をするようになります。もちろんのこと、サッカーに洗脳.....
いやいや布教活動です。

「レッズのサポの声のでかさたるや、国立の反対側の自由席で見てても空気がビリビリ来るくらいスゲーんだ」
とか
「イタリアはスペインと比べて守備的だからスペインで20点取るFWでもイタリアだと10点ちょっとかもしれないよね」
とか、そんな話をした覚えがあります。

で、単純バカ.....
いやいや意気に感じるタイプであるM君に私はある日一冊の本を薦めます。金子達仁の「28年目のハーフタイム」です。(ちなみに彼の好きな映画ベスト1はトム・クルーズの「トップ・ガン」であります。解りやすいですね。)

「これ読んでみ」という薦めにあっさり本を受け取ったM君、読了してすっかり小倉と前園にハマリました。小倉がケガでアトランタ・オリンピックを棒に振るくだりやそれを受けての前園や川口の奮戦っぷりは、絶対彼的にツボであろうという私の読みは大当たりです。(ちなみに金子達仁だけだと思想が偏るので後藤健生も読んでおけ、という私の忠告にはなかなか従いませんでした。)

翌年、彼は東京スタジアム移転一年目の新生「東京ヴェルディ1969」の応援をはじめてしまいます。その年のヴェルディに小倉と前園が相次いで加入したためです。こちらは立派なエスパサポを生産しようとしたのに、ちょいとした計算違いです。しかしサッカーファンが身近に増えるのは喜ばしいことです。多分。つづく。

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