オレンジな生活のろくでもない生活

サッカーとかその他諸々に関する日々徒然の感想をダラダラと綴った日記、のはず。

ヘッドコーチ カルロス・サントス

2005-02-23 19:59:35 | 雑録帳
カルロス・サントスがヘッドコーチとして清水に戻ってくるというニュースも聞いたとき、驚きはしなかったけど「少し早かったな」とは思った。ケンタさんが監督になったのでそれを思えば以外でもなんでもないかもしれないんだけど。

今まで清水には「鬼軍曹」が足りねーな、とは思っていた。鹿島ならジーコ(選手を大人として扱っているだかなんだか知らないけど、今の「コインブラさん」はなんであんなに感情を出さないんだろう?鹿島のジーコはもっと怖かった)、磐田ならドゥンガ、バイエルンならオリバー・カーン。マンUだったらロイ・キーン。 

怒り狂って感情をストレートに、ただし言っている言葉は理論的。リーダーシップで全員を引っ張る最前線の指揮官。

そういう厳しさが清水エスパルスに伝統的に足りてないな、と。
でもプロ意識の伝達にやってきた、久しぶりに見たサントスを見て「厳しさを伝えるのに厳しさだけが手段ではない」ということを思い出したような気がする。

かつてカルロスが、スティーブが、そしてオジーが厳しく、しかしユーモアを交えて伝えたブラジルの、イングランドの、アルゼンチンのプロフェッショナリズム。多分今抜けてしまったモノ。
雄弁ではなく姿勢で示して伝える「サントスのプロフェッショナリズム」
今期新入団する若い選手達は、それを存分に吸収して欲しい。

なんて言うまでもなく、岩下あたりはすでにカルロスの「優しいきびしさ」に驚いているんじゃないかな。

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