昨年の夏、店舗設計をしているころからこのカウンターから眺める外堀に咲くサクラをイメージして配置を店主と決めていました。とうとうその時期がやってきました。
平日の昼どきはいつも満席となるので、仕事を調整して、遅い昼食をとりに2時過ぎころパン・サンジュを訪れました。午後のやわらかな日差しを浴び、桜色の花びらがさらに輝きを増していたようでした。
古い時計が刻む時間は、決して古い時間ではないように、古いサクラの木が咲かせる花も、決して古い花じゃなく、毎年、毎年、新しい花を咲かせてくれる。そんなことを思いながら、ささやかに30分くらいの花見を楽しみました。