毎日が馬三昧。
馬体の話を中心に出走馬チェック、POGネタ、重賞レース展望・回顧など
 



先週は推奨した馬がほとんど活躍できず、次点候補のバランスオブゲームが勝利したのみ。そもそも予想のリズムも悪いので何を今更といった感じだが、まぁ気を落とさず今週も誌面パドックを眺めてニヤニヤしませう。

弥生賞はついに噂の大物、ディープインパクトが重賞初挑戦。以前からあまりパドックでは迫力を感じないこぢんまりとした印象だったので正直馬体評価は厳しく行こうと思ってたのですが・・・。現時点では文句なしの素晴らしい馬体でした!以前と比べてバランスも幅も良くなったように思えます。首さしからトモにかけてのラインは美しく、脚元も申し分ない。胸前の筋肉と寝肩のバランスも絶妙、トモの筋肉も発達してきてクビの角度もベスト。これで本番毛づや絶好で出てきたりしたもんなら、本当に「三冠」という言葉もあながち・・・などと妄想をふくらませてしまいます。今回の馬体に関してはまいったの一言。あまり馬体評価をそのまま鵜呑みに予想を立てるのはどうかと常々思っていますが、今回ばかりはこの馬の馬券を切る考えが頭から消えました。何度見直しても見とれてしまう馬体です。

マイネルレコルトは、GI馬に失礼ですが大物感とはほど遠い馬体の馬。こちらは2歳時の印象そのままに、特に雰囲気が変わった風には見えません。毛づやがそこそこなのもいつものこと。体型はやや短距離向きのようにも見えますが血統は長距離向き。モサッとしているのがこの馬の常なので、馬体から際だったマイナス材料は見あたりません。強調材料も特にないですがw

アドマイヤジャパンは、お母さんが2歳(旧3歳)女王のビワハイジ。半端じゃない骨量でどこかゴツゴツした印象の、しかしながらパワフルでエンジンも優秀といった感じ。決してバランス良く見えるタイプではないので現状では未完成の馬体といった感じでしょうか。今回は毛づやや筋肉の状態からベストとは到底言えない気がします。逆に言えばまだまだ上積みの見込める馬だということですが。

あとはキングストレイルの毛づやは良好。もともと藤沢厩舎は毛づや良く見せる馬が多いのでそこんとこは頭に置くべきですが、体調不良で朝日杯を回避した後、しっかり調整してなんとか間に合わせて来た感じ。馬体は胴が長めでゆったりとしたつくり。トモがもう少し発達していても良さそうですが、バランス的にはまずまず、距離伸びていいタイプに映ります。

    ☆    ☆    ☆    ☆

続いて、桜花賞へ向けて注目の一戦、チューリップ賞の誌面パドックから。
ディアデラノビアはいかにもマイルが向いていそうな馬体ですね。ディープインパクトほどのゆとりはないですが、そこは牡馬と牝馬、とてもバランスが良く胸前と首、腹の逆三角形が見事です。毛づやはどちらかというとよく見えないですが、牝馬のこの時期はそんなもんでしょう、気にするレベルではありません。前の強さが驚異的な瞬発力につながっているように思えるので、意外とパワーもあり坂のある阪神コースは最適かもしれません。あとはもう少し体重がほしいところ・・・

ついでタイプは全く異なりますが、エリモファイナルはいいですね。すらりとした足長の馬体、胴も長くてゆったりしていていかにも距離伸びて良さそうに見えます。毛づやは抜群で状態も良さそうです。血統的にも馬体的にも明らかに長距離向きなんですが、前走距離短縮であっさり勝ってしまったんですよねぇ。それだけで競馬が語れないのは分かっていますが、やはり不思議に感じるモノです。底力比べなら上位争いでしょう。

その他ではエイシンテンダーがなかなかの好馬体。筋肉の張りや弾力性は抜群で、毛づやも良好。パーツの一つ一つがレベルが高いです。バランスもまずまず、脚元がもう少ししっかりしていればなお良いのですが。筋肉の発達が目立つ一頭です。


上位評価のディープインパクトディアデラノビアは共に、デビューから2戦2勝で重賞初挑戦、サンデーサイレンス産駒、強烈な末脚が武器、おそらく1番人気と共通項が多いのですが、馬体的にも胸前、首、胴の逆三角形の形状でトモよりやや前が勝っている感じが似ており、更に2頭とも450、410キロと小柄な体格というところまでそっくりです。果たしてこのそっくりな2頭がどんな結果を残してくれるでしょうか。。

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- 1 ビッグプラネット
◎ 2 セイウンニムカウ
▲ 3 インプレッション
○ 4 マルカジーク
△ 5 ロードマジェスティ

あとでビデオでレースを見ましたが、ビッグプラネットは強かったですね。正直キャリア1戦で、しかもスピードだけで押し切った内容がどうかなと思い、鞍上を考えると人気もするだろうしここは危険と判断しましたが、まさにロケットスタートという感じのすばらしいスタートからそのまま押し切ってしまいました。これはもう、相当強いと判断していいと思います。坂路でもそうでしたがクビを沈み込ませるような独特の重心の低いフットワークで父もブライアンズタイムとなると、ナリタブライアンを彷彿とさせます。ブライアンほどというのは言い過ぎかもしれませんが、素質は本当にすごいモノがあるでしょう。距離延長はスピードがありすぎる感じなので微妙かもしれないですが、とにかくまた一頭すごいのが出たという感じですね。

◎セイウンニムカウは2着。人気も意外にも低めだったようでオッズみてればビッグとの馬連もおさえたかなと少し後悔。まぁ先に立たないけど。3着以下も印を打った馬がそのままきていて頭が抜けという情けない状況になってしまいました。マルカジークは抜群の手応えで直線外から来ているのに伸び案外。開幕週で前が止まらなかったのもあるけど、ビッグとは逆に追い出してから頭を高くしてスパッと切れない、もうこの甘さはどうにもならないのかもしれません。

中山記念はバランスオブゲームの貫禄勝ち。ここでもくるかという感じですが、まぁくるものはしょうがない。休み明けは走るのは知っていてもいかにも絞り足りない感じでは買いたくなくなるものです。こういう馬は相性悪いとどつぼにはまりますね。
メイショウカイドウは坂がこたえたのもあるかもしれませんが、開幕週で前が止まらない流れを最後方からでは厳しいでしょう。ただ、カンパニーも道中同じぐらいの位置から伸びてるので単純に小倉大賞典と中山記念の出走馬レベルの問題だったのかもしれません。

阪急杯はキーンランドスワンが「こいつもここで来るかよ」という感じで勝利。ちょうど人気が落ち加減だったので盲点でしたね。馬場がきれいなので59キロでも前にいけるカルストンは有利と思っていましたが予想どおりなんとか粘りこみました。地力ですね。ウインクリューガーは長期の休み明けにもかかわらず3着、岩田騎手の好騎乗もあったのでしょうが、坂路での時計から案外スプリンターなのかもしれません。ギャラントは1番人気ではなかなか勝てない馬ですねぇ。今回の敗因はムラっぽい気性が出てしまったといったところでしょうか。次人気なくなるとまた走ったりするんですがねぇ・・・。

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今週末は出かけてしまって家にいないので明日の重賞だけ予想。

◎セイウンニムカウ
○マルカジーク
▲ロードマジェスティ
△インプレッション

戦ってきた相手関係を考えれば、上記の評価が妥当。
開幕週で好時計が期待できるだけに、時計の裏付けが欲しい。
エイシンは時計面で?

その他の重賞も簡単に。
中山記念はメイショウカイドウにここでは逆らうべきではないでしょう。体調も良さそうですし、鞍上との相性もよし。このメンバーなら上位確実。人気でも連軸。
阪急杯はやや混戦ムード。ギャラントアローが前走で完全復活か。チークピーシズの効果でずいぶん鞍上の指示に従うようになったとのこと。ダートコースでの追い切りができるようになってからずいぶん調子がよくなったとのこと。今が一番充実しているかもしれない。阪神との相性はイマイチだがそれでもここは負けられない。相手は前走が不利で不完全燃焼のゴールデンロドリゴ。

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競馬の世界には一口馬主というものがありまして、本来なら高額すぎて一般庶民には手の届かないはずの競走馬を何口かに分割して金額を負担し、共同の馬主になるというものです。こういった一口馬主システムで会員を集めている一口クラブ法人は現在JRAの馬主ランキングでも上位を占めるようになっており、以前と比べて活気も増しています。それに比例するかのごとく、活躍馬も増え、最近ではJCと宝塚記念を制したタップダンスシチーや、GIで好走を続けるシルクフェイマス、昨年の菊花賞を制したデルタブルースなどGIの舞台でも超一流の成績を残す馬も少なくありません。(社台RHの馬は昔っから活躍してますけどね。)

そんな一口クラブは必ずといっていいほどwebサイトを持ち、そこで募集馬の写真や血統を公開し、広く会員を募っています。このコーナーでは現時点で募集されている(満口も含めて)今年デビュー予定の2歳馬の中から、管理人がピンときた馬を紹介したいと思います。ボクのお給料ではまだまだ一口馬主をやるほどのゆとりがありませんが、将来そういったものをやるときのために選馬眼を磨いておくことは大切です。またPOGなどの参考にもなるかもしれませんね。。

ではまず今回は第1弾ということでここのところ活躍顕著なキャロットクラブの馬を取り上げます。

キャロットの活躍馬というと、以前はマル外というイメージがありましたが最近では社台系牧場出身の馬の活躍が目立ちます。ハットトリック、ペニーホイッスル、ディアデラノビア、シーザリオなど3,4歳の活躍馬の多くが社台系牧場の生産馬です。その辺も馬選びの際のポイントになるかもしれません。

それでは、気になった馬をピックアップ。
ティッパートゥーの03(牝・クロフネ)
ルビーベイビーの03(牡・サクラバクシンオー)
エキゾティックソースの03(牝・トウカイテイオー)
キョウエイマーチの03(牡・ブライアンズタイム)

まずよさそうなのがティッパートゥーの03。実はこの馬の上(父サンデーサイレンス)にあたるプリンシペデルソルという馬も今年のPOGで指名しているんですが、こちらも兄に似てバランスのよいつくりをしており、父がクロフネに変わってトモをはじめとした全体の筋肉に凄みが加わっています。皮膚感などもよさそうで好感触。

ルビーベイビーの03もバランスがいいです。筋肉の締りがよく、トモにもうすこし力強さが加われば走ってくるでしょう。ハズレがないタイプと見ました。

エキゾティックソースの03はちょっと冒険です。馬体のシルエットが非常に美しくトウカイテイオーの産駒らしいスマートで繊細な馬体。逆に一歩間違えば華奢で貧弱な馬になりかねない、そんな印象を受けます。牝馬だけに腹袋のあたりにもうすこし余裕がほしいところ、ギリギリの細さです。しかしながら目にも力を感じますし、馬体全体から受ける印象も気品があり、ひょっとするとひょっとする一頭です。

最後に次点としてキョウエイマーチの03。それほど垢抜けた馬体ではありませんが、上記のエキゾティックソース03とは対照的に大きすぎるぐらいの腹袋とトモの筋肉、胸前の厚さが目立ちます。ブライアンズタイム産駒はバランスが悪く映るぐらいの馬のほうが後々成長した際に大物になるパターンが多いというのが個人的見解なので、このぐらいパーツがしっかりしている馬なら大物に育つ可能性を秘めています。なので現時点ではいかにも太め感たっぷりのぼってりとした印象。

あくまで現時点で募集写真だけ見ての評価ですので、今後の成長次第でこの評価は変わる可能性もあります。しかし、馬選びにおいて最も重要なのはファーストインプレッションだと常々感じていますので、最初に写真をみた印象をこうして記録しておくことも大事かとおもいます。

ちなみに、上述の4頭、偶然ですが全てノーザンファームの生産馬です。

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中山記念はグレイトジャーニーの毛づやの良さが目立つ。割と胴が詰まった体型でいかにも短~中距離向きといった感じなので中山の1800mがどうかだが、状態面はまず良さそう。筋肉も以前よりしっかりしてきた。エアシェイディはバランスの良さピカイチ。皮膚も薄く、筋肉もつくところについたといったかんじ。ただし、全体的に線が細い感じでやや華奢に映る。もう少しボリュームがついてくれば本物か。バランスオブゲームはさすがといった馬体。無駄なモノがなく筋肉、張り、毛づやともに上質。カンパニーはバランスのいい馬の筈だが今回はあまりよく見えない。毛づやもいまいちでまだ途上といった感じ。

阪急杯は強いて言えばゴールデンロドリゴの状態の良さが目に付く。締まって毛づやも張りも万全。ほぼ100%の馬体じゃないだろうか。その他は全体的に毛づやいまいちが多く、冬場といえここでベストの馬は少ない。カルストンライトオあたりはもともとモッサリだがいかにも余裕残しの体。ここは叩いてか。


ちなみに、こちらのBlogで酒井一圭さんの馬体診断がごらんになれます。わたくしごときの素人馬見などよりきっとタメになります。。

   ☆    ☆    ☆    ☆

追記
例のごとく、Gallop誌を見た上での再評価ですが、どうやらメイショウカイドウさん、具合が良さそうですね。ブックのweb写真じゃちょっと半信半疑でしたが、大きな写真で見て、毛づやと筋肉の張りが本物だということがわかりました。体調はすこぶる良いのではないでしょうか。

また、ブックでは掲載のなかったアーリントンCも2頭ほど載っていたので補足。
マルカジークは以前からバランスのとれた好馬体だなと思ってましたが、今回もなかなかの状態をキープしています。無駄が少なくきれいなラインの馬体、割と僕の好みですね。ここのところ勝ちきれない競馬が続いていますが、巻き返しに期待がかかります。
逆にもう一頭のエイシンヴァイデンはやや下降気味か。以前の弾力のありそうな肉体が少し印象を陰った感じ。毛づやもいまいちでさらに、立たせ方にもよりますが脚元が突っ張っていて堅そうな印象。以前からそのような節があった馬ですが、その辺がレースに行っての最後の粘り負けにつながっているような気もします。どちらかというと芝よりダート向きかもしれません。

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△ 1 メイショウボーラー
△ 2 シーキングザダイヤ
- 3 ヒシアトラス
◎ 4 タイムパラドックス
▲ 5 アドマイヤドン
-----------------------
○12 パーソナルラッシュ
△15 ユートピア

2番人気アドマイヤドンがまさかの大出遅れ。パドックや返し馬の様子は落ち着きはらっていて余裕さえ伺えた王者が、このような形で自滅するなど誰が予想しようか・・・
さらに前に行くのが予想されたユートピアまで出遅れ、後方から。なにが起こるかわからないのが競馬とはいえスタート直後のこの“ハプニング”によりレースの性格がほぼ決まってしまったといって過言ではない。

勝ったのは好スタートから一度もハナを譲らず、終始リードをとって逃げたメイショウボーラー。前半から淀みなく飛ばし3、4コーナーあたりでさらにスピードアップ。直線に追い出すとさらに伸びて最後まで後続にスキを見せず完勝。有力馬2頭、特に先行すると思われたユートピアが出遅れたことにより楽に単騎逃げに持ち込めたことや、同日のダートでレコードがでる高速馬場がプラスに働いたラッキーもあるが、それにしても完璧なラップ、完璧なパフォーマンス。新王者誕生を印象づけた。

2着にはボーラーと同じ4歳シーキングザダイヤ。今回が中央ダート初だったが、ペリエが冷静に先行し、直線向いてからは最後まで勝ち馬に食らいつき改めてダート適性の高さを証明した。これだけの時計決着に対応してみせたところに底知れない才能を感じる。まだダート4戦目、今後も更に成長する余地がある。

3着は掲示板に載った中では唯一、予想で推奨できなかったヒシアトラス。平安Sのレベルを理由に切ったが、予想以上に馬の状態が上向いているらしい。もはや以前のは別馬として扱うべきかもしれない。直線でシーキングと馬体を併せる形になったのもこの馬にとってはよかった。

本命のタイムパラドックスは4着。道中はやや後方に待機しインでじっと我慢。直線ではやや狭いところを割って追い込み前に迫るも、3着に1馬身1/2差。結果論だがこの馬にとってはレコード決着が仇となったか、タラレバだがせめてあと1秒遅い決着ならなんとか好勝負に持ち込めたかも知れない。それにしても最後まで凄まじい追い上げ(上がり3F35.7はメンバー中最速)をみせ地力の高さを見せた。7歳とはいえまだまだ衰えはない。

アドマイヤドンは致命的な出遅れから、追い込んで5着まで来るのだからやはり恐ろしい。凄まじい追い上げだが、あれだけで遅れた上にレコード決着ではどうしようもない。安勝いわく「馬が賢くなりすぎて反応が鈍い」とのこと。確かにそういう節のある馬だとは思っていたが、パドックでの落ち着きが逆にそいういった形で悪い方にでてしまうとは・・・。とにかく能力で負けたわけではないのでまだ見限れないが、今後はこの精神的な問題がつきまとうかもしれない。個人的にはおもしろい馬になったなぁと無責任なことを思うw

期待したパーソナルラッシュは控える格好になったが結局伸びずに12着。まだ本当の意味で戻りきっていなかったということか。この馬も精神的に不安定なところがあるので、見極めが難しいが能力は間違いなくトップクラス。いずれは日本を代表する馬にまで育つと思う。

ユートピアは不安が的中、大事なところでの出遅れ。運がないといえばそれまでだが、最近はブリンカー効果で安定していただけにここでの出遅れは今後に大きな影を落とす。もともと気分良くいけないと脆い馬だけに出遅れて後方からの競馬では最下位も仕方ない。またも主役取りのチャンスを不意にしてしまった。


不良とはいえ激しく時計の出る馬場で、ほぼ前に行ったもん勝ちという展開で直線でもスピードまかせの激しい競馬。なんかアメリカ競馬を見ているようで、それはそれでおもしろかった。日本でもこういうレースが見れるのだなぁと。その点においてはいいレースだったといえるかも知れない。昨年とは180度性質の違うレースだった。
ちなみに勝ったボーラーの母の父はストームキャット、2着シーキングザダイヤの父もストームキャット。アメリカのスピード血脈がはまった格好。よく考えたら柏木ドンぴしゃであたってるじゃん!明日は最高に饒舌な回顧コラムが読めることでしょうw

全体的に予想した馬が上位に来て、馬券的には思いっきりはずしたけど自分なりにある程度納得のいく結果だった。
やはり東京のGIらしく馬場の意外性があったにしても実力のある馬が上位に来た形になっている。

さて、これでGI 63連敗なわけだが、今後は戒めのためにも忘れずカウントしていこうと思う。まだ某騎手の持つ前人未踏のGI 100連敗には遠く及ばないが(及ばなくてイイ)、近々会心の予想で終止符を打ちたい。

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今回は是非とも中てたい。GIだから。

なんせ、これで外すと平地GI連敗丸4年目に突入ですから。

最後にGIをとったのはいつだったか・・・そう、アグネスデジタルが勝ったフェブラリーS。
それから時は流れなんと平地のGIで62連敗!ちょっとできることではないよ'`,、('∀`) '`,、
悲しい記録ともそろそろお別れしたいのです、さぁ今年最初のGIでしっかり中てて景気よく行きましょう!

今年のフェブラリーSは古豪と新興勢力、どちらがダート界の覇権を握るかということに注目が集まる。
なかでも昨年の覇者でダートGI5勝アドマイヤドン、方や根岸Sを7馬身差で勝利し勢いに乗るメイショウボーラー。2頭に人気が集まる。更に前日からの雨で馬場は重。その辺がどう展開に影響するかも重要な点。

ただ、あまり馬場のことなど気にせず、まずは各馬の実力を各ステップレースでふるいにかけてみたい。

まず、根岸でボーラーに7馬身ちぎられた組は全部消える。また昨年盛岡ダービーグランプリでパーソナルラッシュに9馬身ちぎられたトップオブワールドも逆転は難しい。距離が距離とはいえ川崎記念でウツミジョーダンに勝てないノボトゥルーは距離短縮で東京変わりでも厳しい。平安Sを勝ったヒシアトラスは2着ブラックコンドルがその後佐賀で3着に負けたことからもレベル的にかなり疑問。そこで休み明けとはいえ格好がつけられないピットファイターも?がつく。そしてダート重賞未経験のヘヴンリーロマンスは問題外。

これで、残ったのは
アドマイヤドン、パーソナルラッシュ、タイムパラドックス、シーキングザダイヤ、ユートピア、メイショウボーラー

あとはこの中での実力比較。
タイムパラドックスはJCDでアドマイヤドンに先着、ドンが万全できていたのに武豊の好騎乗があったとはいえ完勝。中距離でならドンと互角評価、そのパラドックスが東京大賞典では前が残る馬場に泣かされてかユートピアに先着を許す。ユートピアは南部杯で同じく休み明けのドンを完封している。この3頭の実力はそれほど差はない、展開一つで着順が入れ替わる程度だ。
シーキングザダイヤは海外遠征後に地方交流戦を3度使い3、1、2着。川崎記念ではいきなりの距離延長でタイムパラドックスと差のない競馬。府中のダートが初という点が心配でもあるがまだほとんど底を見せていないという点で上記3頭より上昇が見込める。パーソナルラッシュはちぎったトップオブワールドとの比較でいけば、もしJCDに出走していたら3着以内だった可能性が高い。海外遠征後は東京大賞典でスタート直前に座り込んで致命的な出遅れ。まったく競馬になっていない。これも順調に成長していれば逆転可能な領域。
最後にメイショウボーラー。根岸圧勝は鮮やかだが負かした相手に疑問が残る。さらに誰もプレッシャーを与えない楽な競馬。GIで同じことは不可能。馬場次第だがスピードだけで押し切れるほど甘い展開にはならないだろう。ここでは厳しい。

さて、長々とロクに当たりもしない人間のあがきを書き連ねたが結論。

◎タイムパラドックス
○パーソナルラッシュ
▲アドマイヤドン
△ユートピア
△シーキングザダイヤ
△メイショウボーラー

◎はおせおせローテがブライアンズタイム産駒でプラスに向くとみたタイムパラドックス。ここにきてまだまだ地力強化。もともとキャリアはあるだけに調子にのったらとことん乗れ。東京コースのGIで直線の我慢比べなら底力でドンを負かした力が生きる。7歳でまだまだ上昇中。

○パーソナルラッシュは状態がすべて。体調さえ万全ならこのメンバーでも通用、過去にタイムパラドックスを破っているし伸びしろという点から考えても十分逆転圏内。

▲アドマイヤドン。なんだかんだで安定勢力。重い馬場にも実績ありこれ以上評価下げられない。

ユートピアも実力は足りているが自らレースを作ってどうこうできる馬ではないし、大事なところ(中央GI)でいまいち感も。コース適性と脚質向くも軸には向かない。

シーキングザダイヤは初の中央ダートが合うか、距離はマイルでいいはずだが初コースは不安。
メイショウボーラーはスピードありすぎるのがあだになる可能性が。いくら脚抜きのいい馬場とはいえGIで先行しすぎると自滅する可能性も。距離がだんだん伸びているというのもマイナス。


GI連敗断ち切る。

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京都記念 回顧
タジマセンチュリーに最高の騎乗をされてしまった・・・
ナリタは印打った馬の次ぐらいに考えてて3連複のヒモにはしたけどあそこまで上手く乗られてはどうしようもありませんね。みんな4角で外に出してる中、一頭だけ内に進路をとり、堂々押しきり。重がだめだと決め付けていたミスです。母父ノーザンテーストは重馬場では侮れないということをあらためて感じました。

2着は条件戦連勝のトウショウナイト。前走不良馬場で勝っていることと、勝った相手も強かったことから一応マークしたんですが結構人気になってましたね。こちらはまだ4歳ということで上昇著しいといったところか。

3着はああ、なんでここでくるんだヒシミラクル(泣)。岩田騎乗のピサノクウカイが行ったことにより流れはややハイペースに、前にいた馬もわりとはやめに仕掛けたことで先行馬総崩れの我慢比べに。まさにミラクルにおあつらえ向きの展開になってしまったわけだが、それでもマイソールやファストタテヤマより速く上がってきていることには驚き。斤量60キロで重馬場は常識的に不利だがこの馬に常識はないのだろうか?とにかく早くも春の天皇賞に視界が開けてしまったwあとは本番まで状態を維持できるかどうかだが果たして?

シルクとダイタクは予想通り馬場に泣いた形か。期待したメガスターダムも前の早いペースに飲まれた格好に、まだ長期休養明けから3戦目では当時の粘りも発揮しきれないか。アクティブバイオはやや後ろにつけてしまい直線でも思ったほど伸びず、歳を考えてもこの馬場でこの結果では今後は正直きついかも。

クイーンC 回顧
ライラプスが順当勝ち、ペリエは4着。。
ライラはまぁよしとして2着にノリのジョウノビクトリアがいらない。最終的に買い目をパーフェクトマッチ、ライラプス、ラドランファーマに絞って3頭の3連単マルチを買っていたが、ジョウノが・・・。このレースはサンデー産駒が必ず連対していて強いんだけどこっちのサンデーが来てしまうとは。京成杯5着をどう評価すべきかで迷ったが結局切った、重を経験した強みが生きたか、こちらも母父ノーザンテースト。大御所の後光はまだ輝いています。
パーフェクトマッチは時計がちょっとかかりすぎたのがきつかったかも。良馬場で改めて期待。正直東京はもうちっと馬場が良いと思っていたので計算違い。

ショウナンパントルはやはり斤量が堪えたか、しかしながらいかに酷量背負って重馬場だったとはいえ12着は負けすぎ。今後の見通しが一気に暗くなった。牝馬だけに一度崩れたリズムを立て直すのは苦労するかもしれない。

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3歳牝馬のこの時期なんて正直不確定要素だらけでわかんないことばかりだけど、一つだけはっきりしているのは時計はウソをつかないということ。

◎パーフェクトマッチ
○ライラプス
▲ラドランファーマ
△ショウナンパントル

◎パーフェクトマッチはその名の通り現在デビューからパーフェクト連対中。レベル高い北海道デビューで新馬戦では函館1800mで牡馬重賞クラスのシックスセンスを直線ねじ伏せ完封。当時から素質の高さは話題になっていたが、その後札幌コスモス賞では北海道で好成績納めたマイネルアドホックのクビ差2着。3着以下を5馬身もちぎる内容は2戦目としては秀逸(3着セイウンニムカウはその後朝日杯で5着)。前走ジュニアCは4ヶ月の休み明けで1番人気、ロードマジェスティに負けるも休み明けとしては上々、牡馬一線級とも差のない競馬でしかも時計は1:33.9と優秀。キャリアが浅くても素質でカバーできるし鞍上ペリエも魅力(現在微妙に調子悪いが)。

○ライラプスは前走シンザン記念では牡馬に揉まれて5着。これまでも重賞で相手なりに走っているが前走も牝馬としては十分の内容。毎回決まった上がりが使えるのも魅力、切れまくる馬ではないが前に行く馬が少ない中内枠から楽に先行できるのもいい。デビュー戦の時計は秀逸でそろそろ地力の差を見せつけたい。

▲ラドランファーマは前2走が東京マイルで好走、赤松賞ではデビュー2戦目で後の重賞馬フェリシアや上位馬ジェダイトに次ぐ3着。前走のベゴニア賞はマチカネオーラら牡馬を完封しレベルの高さを証明。時計の裏付けがない点がマイナスだがコース適性、先行しながらも上がりが安定しているのも魅力。

△ショウナンパントルは明らかに叩き台の印象。急仕上げとも取れる陣営の発言もありさらに斤量が他より2キロ重いとなればいかにGI馬といえど評価を下げたい。目標はおそらくもっと先、こんなところで負けられないというよりはここで目一杯には仕上げられないだろう。阪神JFではどスローの流れを豪快に差した、末脚は東京向きだが56キロでは切れ味半減も。

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まず最初に断っておくべきは明日の天気が快晴なら間違いなくこのような予想にならないということ。明日の天気予報は雨がずっと降り続くとのこと。最終週で内外ともに荒れた馬場に雨で渋れば自然、時計はかかり切れ味は削がれる。

◎メガスターダム
○アクティブバイオ
▲ピサノクウカイ
△シルクフェイマス
注ダイタクバートラム
注マイソールサウンド
注トウショウナイト

◎は3走前に長期休養から復帰したメガスターダム。休み明けで1600万2着、2走目でボケるも前走は同着の1着。勝ったのが京都コースというのは心強いし、雨で渋った馬場、先行できる脚と菊花賞(良発表も雨)で見せた驚異的な粘り腰は忘れられない。期待込みというより馬場が悪くなれば順当に上位だろう。

○はまさしく重の鬼、アクティブバイオ。前走AJCCでは障害帰りで0.4差4着。平均ペースで流れ直線で勝ち馬が突き抜けた流れを道中おいていかれ気味に追走し、直線外を回して追い込み。脚はしっかりしており力の衰えはあまり感じさせない。馬場が渋れば期待値50%UPの馬、鞍上にはアルゼンチン共和国杯で先行し穴をあけた武幸四郎。このメンバー、障害帰り2戦目なら前々につけしぶとく粘る。

ピサノクウカイは重は未知数も上昇度と順調さ、鞍上岩田康成、先行脚質から減点材料がすくなくこの位置。
シルクフェイマスは本来なら本命評価すべき馬だが前々走の天皇賞では上滑りする馬場を気にして全く競馬ができなかったのが不安。重では全くいいところがなく、素直に評価をさげるべき。
ダイタクバートラムもシルク同様重がまずい。ダンス産駒というのもマイナス。距離短縮もマイナス。地力高いので抑え評価。

※ヒシミラクルは楽しみですが60キロではなかなか手が出ません。馬場が相当荒れるようなら時計かかるのでいいかもしれないけどそれで斤量が重いのでは動くに動けないか。

◎○から3連複で5点流し。

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