毎日が馬三昧。
馬体の話を中心に出走馬チェック、POGネタ、重賞レース展望・回顧など
 



競馬ファンの間ですっかりおなじみのPOG(ペーパーオーナーゲーム)。自分も毎年やっていて、今年も10頭の馬をデビュー前に選択し、翌年のダービーまでの間の持ち馬の賞金総額を競っているわけです。ここでちょっと今年注目している馬を紹介。

基本的に馬選びは馬体中心(血統も加味)でやるのですが、その中でも今年本命視した2頭がエアサバスマイネルハーティー

エアサバスのほうは、父サンデーサイレンス、母アイドリームドアドリームという血統。兄に2冠馬エアシャカール、姉にエアデジャヴーがいる超良血馬。しかも厩舎はリーディングトレーナーの藤沢和雄厩舎ということでデビュー前からかなり話題が集まっていました。POGでも相当人気しましたがそれでも獲りたいと思ったのはやはりバランスのとれた馬体、肌の薄さ、骨格、筋肉、そして顔(結構重要)どれをとっても素晴らしい水準だったからです。一目見てトータルバランスに惹かれ意地でもとってやろうと思ったものです。

マイネルハーティーは父が新種牡馬のマイネルラヴ、母シビルスイート。これといった活躍馬が近親にいるわけでもなくわりと地味な血統です。しかしながら黒本で見た馬体のバランスのよさ、繋ぎのやわらかそうな脚元、一目見てすっかり惚れてしましました。ビッグレッドFの育成馬は夜間放牧されており、同じ時期の他の牧場の馬と比べて冬毛がボーボーなのが多いんですが、この馬は冬毛があるにもかかわらず肌の薄さが際立っていたのも目を引きました。

そんなわけで、馬体的にかなり自分の好みだった2頭が今年のエース候補となったわけですが、順調に成長し、2頭ともだいぶ立派になりました。

エアサバスは新馬戦を勝った後、東スポ杯2歳Sで4着しその後放牧をはさんで現在美浦で調教中。まだ全体的に弱いところがあるらしくなかなか調教ピッチが上がらないのが気がかりですが、藤沢調教師も相当期待しているようで、ダービーのころをピークにもっていけるよう育てるとのこと。その前に重賞1つでも勝たないと出れない可能性のほうが大きいので、なんとか頑張ってほしいもんです。

マイネルハーティーのほうは夏の函館でデビューし勝ち上がると函館2歳S6着、京都で500万を勝った後、東スポ杯5着、GI朝日杯FSでは4着に健闘。さらに年明けのシンザン記念ではペールギュントと大接戦の末2cm差に泣きハナ差の2着。かなりのレースを消化しましたが期待以上の大活躍でマイル路線では間違いなくトップクラスの実力をつけました。現在ビッグレッドで休養&トレーニング中ですが、今後は若葉Sで復帰しそこで通用するようならクラシック路線を歩ませるとのこと。マイルなら重賞でも勝ち負けできるというのがわかっているだけに、ここでのクラシック参戦は非常に悩ましいですが、体型的には距離をこなせる感じはあるので期待もあります。騎手も調教師もまだまだ体にゆるいところがあるから、もっとよくなるというコメントを発していることからも、今後の成長にさらなる期待をしたいところ。

なおマイネルハーティーについてはこちらのblogで会員様のお話を読むことができます。

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