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蹴ログ

蹴る、闘う、観る、読む、休む、想う

「県庁の星」

2006-03-22 02:13:45 | 映画
 うーん。織田裕二と柴咲コウであれば、「ホワイトアウト」の織田裕二と松嶋奈々子のほうがよかったかな。 けど柴咲コウの存在感は好きです。

 自分の仕事の意識について考えさせられるとても痛い映画。

「ベッカムに恋して」

2006-01-30 01:11:49 | 映画
 何とか今週末も終わり。天皇杯予選はヒエラルキーの末端であえなく負けました。週末が終わっても、やりのこし、僕の心に深く残り、心からの安息をえられない要因が二つ。

年賀状のお返事。毎年旧正月で届く年賀状申し訳ありません。

そしてコンタクトの補充。1デイを使ってますが、何故か、右だけ早くなくなります。そして、今残されたのは左用が6つ。週末も眼科にいけず、しょうがないので、左用を右にもつけて、今日は何とか乗り切りました。明日からどうしよう。

早く寝るはずだった土曜に観てしまった映画が、「ベッカムに恋して」。女子チームのコーチが、選手と次々に恋をして、しかも選手達の前で、選手といちゃいちゃするのはどうよ、とか、いろいろ意見はありますが、女の子がサッカーをやるというのは、日本ではまだ市民権を得ているわけではなくて、同じようなシチュエーションあるなあと思いながら観ていた。まあ世間はどうであれ、自分たちが楽しく、真剣にやるのが一番。

「ベッカムに恋して」女の子がサッカーを始めるとしたら、日本では誰に恋してサッカーを始めるのだろうか。「ヒデに恋して」だとヒデのプレーをまねるのは難しい。「ツネさまに恋して」だと、バックラインをやたら統率する女の子が主人公というのはどうかと思う。「オオグロに恋して」はうーん。「シュンスケに恋して」というのはあるかもしれない。けど女の子にキャーキャー言われるタイプではないかな。「トォーリオに恋して」は激しく突進する感じを演じれる役者がいないだろう。

というわけで、プレーに華があって(ベッカムの真骨頂は、運動量の豊富さに裏付けられた地味な貢献度なのだけど)、ルックスもぴか一なスターというのは日本にはまだ存在しないのかなあ。

はい。現実逃避した思考をしない。ただ今日は明日からの仕事に備えて早く寝ます。
ベッカムに恋して

パンド

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「燃えよドラゴン」

2006-01-26 01:15:09 | 映画
 この映画の中の登場人物くらい、誰がいいやつで、誰が悪いやつかはっきりしていれば世の中もっと分かりやすいのに。今は何がよくて、何が悪いか分かりにくい。誰がいい人で、誰が悪い人かもわかりにくい。世の中に流されない自分自身の基準を明確にもつよう努力したい。

燃えよドラゴン 特別版

ワーナー・ホーム・ビデオ

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「ハウルの動く城」

2006-01-23 00:27:26 | 映画
ハウルの動く城

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

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できれば映画館で観たかったけど、気がついたら終わっていたので、今しょうがなく。いやいや、ソフィー婆ちゃんは、声が緑町のおばあちゃん、顔は宇和島のおばあちゃんを思い出しました。帰省時にお墓参りできなかったな。最後、ソフィーの呪いはとけたのでしょうか。


「THE有頂天ホテル」

2006-01-23 00:22:01 | 映画
 東京に戻って以来、頭も体もフル回転でここまできたけれど、こういうときこそ、考えていることを残していかなければならないなと反省する今日この頃。突然のゆきのせいで、家からほとんど出ず、結果的には少し頭と体をidle状態にできました。

「THE 有頂天ホテル」
前評判にたがわす観終わって、少し体が軽くなった感じ。キャストもさすが(僕の最初の目当ては松たかこだけど、役所広司、佐藤浩市もさすが)。演出もさすが。ちゃんとメッセージを伝えている。もう一回観に行きたいと思っています。

Lost in Translation

2005-05-18 01:29:16 | 映画
うん、海外作品で日本のことを取り上げると、どうしても、「NINJA」「SAMURAI」「HARAKIRI」「FUJIYAMA」「GEISHA」みたいなイメージが付きまとうのだけれど、(余談だが昨年アトランタで「風雲たけし城」をやっているのを観た。あれだけを観たアメリカ人は日本をどう捉えるのだろうか、、)、この映画はそのような要素を随所に含みつつも、正直に日本を感じたことを映した映画だと思う。

Lost in Translation公式サイト

少なくとも日本はそんな紋切り型なイメージでは表現できないんだということを、パークハイアットから見える東京の夜景や、富士山に向けてボールを打ち込むような雄大な景色を有するゴルフ場や、ゲームセンターや、新宿のネオンや、渋谷109のディスプレイといった風景、CMのディレクターやら、お花の先生やら、お坊さんやら、いろんな人をそのまま映し出す映像の中で、感じることができる。

 ちなみにシャーロット演じるSCARLETT JOHANSSONがかなり好きだ。

ロスト・イン・トランスレーション

東北新社

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Cold Mountainを観る

2004-12-01 00:59:00 | 映画
12/1 Cold Mountainを観る

気がついたら時計は0時をまわり、既に12月を迎えていた。2004年を締めくくる12月。良い月、良い年になりますように。
21時過ぎに帰宅し、「Cold Mountain」を観ていた。
「ブリジット・ジョーンズの日記」
「CHICAGO」
の裏切らない演技でですっかりファンになってしまった、レニー・ゼルウィガーはすごい役作りを見せてくれたし(やせようと思ってやせるのはもちろん大変だけど、太ろうと思って太るのもかなり精神力がいると思う)、ちょっときつそうだなあと思っていたニコール・キッドマンもとてもよかった。けどストーリー自体はいろんなテーマがありすぎたかな。ジュード・ロウ演じるインマンの設定はちょっときつすぎた感あり。いい男だというのは分かったけど。

自分にとっては、戦争によって描き出される人間の弱さや矛盾の方が、脱走によって殺される危険を省みず、苦難を乗り越えて恋人のところに戻る愛よりも、強く刻まれてしまって重い。

今日はぐっすり眠れる余韻ではないけれど、最近不眠なので、稲葉からもらった(性格には稲葉の父ちゃんからもらった)仙桃香片-せんとうこうへん-で心を沈めて寝ることにします。けどやっぱりいそぎんちゃくみたいで怖いな、このお茶。

「ユリシーズの瞳」を観る

2004-11-21 04:01:39 | 映画
今日(11/20)から12/9まで、渋谷ユーロスペーステオ・アンゲロプロス監督の特集が行われている。

今日は、今週2日徹夜した反動か、朝なかなか起きられず寝返りを100回くらい繰り返していたが、こんなことはしていられんと何とか布団から這い出して、渋谷に向かった。

大学2年生の時、少し背伸びして、渋谷シャンテ・シネに「ユリシーズの瞳」の公開を観に行った。そのときは、ただただ映像のスケールの大きさに圧倒されて、アンゲロプロスの深さまで到達しようのないまま3時間が終わってしまった覚えがある。

社会人になり、多くのヨーロッパの国を訪れ、その歴史の重さを垣間見た今、もう一度この作品を観れば、その深さの一端くらいは感じ取れるのではないか。

 初めての眼差し、無垢な眼差しと呼ぶ、初めての映画が収められた3本のフイルムを求めて、主人公の旅は、スコピエ ソフィア ブカレスト と渡り、ドナウ川を上って、ベオグラード、そして激しい戦闘、虐殺の続くサラエボへ。

 セリフは少なく、シナリオ自体は単純。ただ1カットがとても長い映像。バルカンのどんな絶望的な状況でも、人間の強さを映し続ける。「旅の終わりが常にまたはじまりとなる。」おそらく観るたびに、新しい発見というか監督の意図というものを発見できるようになるのだろう。これから人生の節目、節目に観ていきたいと思う。

 その後、神宮前に移動して、Jogarbolaへ。前から気になっていたHEADING ペンダント買っちゃいました。18時からのフットサルは、思いがけず、グラウンド変更となったけど、この時期にみんなの意識が少しずつ高まっているのはとても希望がもてる。

 高校選手権の東京都決勝は、暁星に勝ってもらいたかったけど、サッカーの奥深さ所以の、攻めても攻めても点が入らない展開からのVゴール負け。悔しいだろうけど、まだまだ先がある。頭を上げて、そして決勝でいい試合ができたことを誇りにこれからもがんばってほしいね。