夏休みの地下鉄フリーパス「メトロ・ゴーラウンド」を買って、宿題ノートをもったまま姿を消した友達を探すうち、「境界線」という路線に迷い込む。
その線路が行き着いた先は、勤労・就学・購買の義務でしばられた人々の暮らす「ヨクノポリス」という街だった。夏休みの終わりまでに友達・シンチンからノートを取り返し、もとの世界へ帰らねばと、タケシはヨクノポリスの奇妙な生活をかいま見ながら、都市を支配する秘密へと近づいていく。
今絶版なのか、これ? ・・二年前にはあったと思うんだが。紀伊國屋書店で見かけたと思うんだけど。単行本じゃなくなってたのが残念だな、と思った記憶が確かにある。
偕成社から出版されていたこの物語は、直木賞作家の坂東眞砂子の作品で、児童文学である。俺はわりと児童文学が好きだが、この物語はかなり好きな部類に入る。もっともご都合主義的展開は否めないので、そういうのが嫌いな人は読まない方がいい。しかしそこまでの緊張感の盛り上げ方は素晴らしいので、それほど目くじら立てる必要はないのだ。
この物語で性的方面は書かれていないが、俺のブログもヨクにしたがって書きつくるものぐるをしさであるため、ブログのタイトルはこれ以外ありえないと思った。
念のため検索したら復刊.コムにタイトルが出ていた。なんてこった。
挿絵の勝川克志さんのイラストがまた好きで、しかたしんの「妖精戦士たち」も勝川さんの手になる。この本もすごく好きなんだが持ってなくて、アマゾン見たらユーズドであったので近々注文しようと思っている。この本は図書館で読んで一気にはまった。
図書館はもう蔵書の異空間だね。滅多に行かないのはあるコアタイムを準備して一気に本を読むことがあまりできなくなっているからだが、古い本があるのでその点は非常に助かる。
その線路が行き着いた先は、勤労・就学・購買の義務でしばられた人々の暮らす「ヨクノポリス」という街だった。夏休みの終わりまでに友達・シンチンからノートを取り返し、もとの世界へ帰らねばと、タケシはヨクノポリスの奇妙な生活をかいま見ながら、都市を支配する秘密へと近づいていく。
今絶版なのか、これ? ・・二年前にはあったと思うんだが。紀伊國屋書店で見かけたと思うんだけど。単行本じゃなくなってたのが残念だな、と思った記憶が確かにある。
偕成社から出版されていたこの物語は、直木賞作家の坂東眞砂子の作品で、児童文学である。俺はわりと児童文学が好きだが、この物語はかなり好きな部類に入る。もっともご都合主義的展開は否めないので、そういうのが嫌いな人は読まない方がいい。しかしそこまでの緊張感の盛り上げ方は素晴らしいので、それほど目くじら立てる必要はないのだ。
この物語で性的方面は書かれていないが、俺のブログもヨクにしたがって書きつくるものぐるをしさであるため、ブログのタイトルはこれ以外ありえないと思った。
念のため検索したら復刊.コムにタイトルが出ていた。なんてこった。
挿絵の勝川克志さんのイラストがまた好きで、しかたしんの「妖精戦士たち」も勝川さんの手になる。この本もすごく好きなんだが持ってなくて、アマゾン見たらユーズドであったので近々注文しようと思っている。この本は図書館で読んで一気にはまった。
図書館はもう蔵書の異空間だね。滅多に行かないのはあるコアタイムを準備して一気に本を読むことがあまりできなくなっているからだが、古い本があるのでその点は非常に助かる。