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『花澤亭』

フレンチブルドック☆花澤さんと飼い主のだらだら日記

ありがとうと言えて。

2014-05-06 | ひとりごと
ハナがいなくなって来週には丸3ヶ月。
あっと言う間...だったのかなぁ。
正直、よくわかりません。

前回の記事のままこちらを放置してしまい、
たくさんの方に心配をかけてしまいました。
ごめんなさい。
そして、いつもありがとう。

四十九日を境に気持ちの整理が大分できたように
感じています。

4月3日が四十九日でした。
私は信仰心などないけれど、
ハナがちゃんと成仏できないのは嫌だなと思い、
お見送りをすることにしました。

日付が変わる1時間前。
ハナのお骨を抱きしめ、ボロボロ泣きながら
たっくさんの話をしました。

ハナを迎えに行った日のこと
ハナが家族になってから毎日が幸せだったこと
大変なことも多かったこと
いろんなとこに行ったね
いっぱい歩いたね
病気もたくさんしたね
お留守番が多くてごめんね
病気にさせちゃってごめんね
よく頑張ってくれたね
毎日が楽しかったよ
ハナも楽しかった?
ハナは幸せだった?

たくさん、たくさん、話をしました。

そして
ハナが亡くなってなからどうしても言えなくなってしまった
「ありがとう」がやっと、やっと言えました。

ハナには感謝の気持ちしかないのに、
ずっと言えずにいたありがとうがやっと。

とても自然に、口にだして言えることができました。


日付が変わる数分前
バルコニーに出て、お空に昇っていくハナを見送りました。
大雨が降る夜、本当はもっと早くお空に還してあげられたら
よかったんだけど、ギリギリまで引き留めてしまいました。

お空に還る前に見る最後の私の顔が泣き顔では
ハナが安心して昇っていけないし、
私もそんなの嫌だと思い笑って見送りました。
中年女の泣き笑いのボロボロ顔は相当ひどいものだったと
思います(笑)


四十九日の翌朝は、それまでの朝よりすっきりした気持ちで
目覚めることができました。
日々の生活も落ち着いてきました。

そして最近思うこと
あの日、心からのありがとうをちゃんと言えたから
気持ちの整理がついたのかなと。
一番伝えたかった気持ちを伝えられたから。

今でも気持ちの浮き沈みはあるし、いつでも泣けます。
会いたくて会いたくてどうしようもない時もあります。
でも今はありがとうの気持ちの方が強く、
ハナに感謝しながら楽しく生きていきたいと思うのです。

いつも笑っていたハナのように。
なんでも楽しいことに変えてしまっていたハナのように。





悲しみのぶり返し

2014-04-01 | ひとりごと
本当にゆっくりだけど少しずつ落ち着いてきてたと思う。

すぐに折れてしまいそうなくらい弱いものだったけど
前に進もうという気持ちを持てていたと思う。

それなのになんでかなー。
ここ1週間くらい全然ダメだ。

悲しくて悲しくてどうしようもない気持ちに支配されている。

こんな風になりたいんじゃない。
こんな自分になるためにハナと過ごしたんじゃない。

四十九日が近いからかな。
その日が過ぎたら今よりかは落ち着くかな。

支えてくださった方、寄り添ってくださった方へのお礼も
途中で止まってしまっている。
ごめんなさい、もう少し時間をください。

きっともう少し時間が過ぎれば落ち着くと思うから。
そう信じたい。

一月命日

2014-03-14 | ひとりごと
ハナー。

ハナがお星になって1か月だってよ。
なんだろね。
時間ばっかりが過ぎて心が全然ついていかないよ。

朝目が覚めて、とっても良いお天気でもわくわくしない。
ブラインドを上げて朝陽をたっぷり浴びるのが
あんなに気持ち良かったのにね。
今はまた1日が始まるのか。。。って思っちゃう。

時間がね、あり過ぎるんだよ。
自分に使える時間が。
なんでもできるほどの時間。。。
でも全然嬉しくないんだ。

外から帰って玄関を開けるでしょ。
ハナの動く音に聞き耳を立てる習慣
なくならないんだよね。

休みの日に出掛けても
帰りの時間を気にしなくていいんだって。
全然慣れない。

朝7時と夜7時のお薬の時間
今でもハッとしちゃうよ。

でも沢山のお薬を飲まなくてよくなったのは
嬉しいかな。

だけどそのお薬でさえ未だに片付けられないんだ。
なんにも片付けられなくてそのまんま。
1か月前となんにも変らないのにハナだけがいない。
なかなか慣れないよ。

金曜日のあの時間が来るのが怖いんだ。
あと何回金曜日を送ったら怖くなくなるんだろうね。

みんながね
「ハナはすっごく幸せだったよ」
って言ってくれるんだ。
その言葉がとっても嬉しくて、
そう思って良いのかなって
救われた気持ちになる。

ハナ 春が来るよ。
ハナもばぁばもいない今年の桜
ママの目にはどう映るかな。
優しい桜だと良いな。

ハナに逢いたいよ。

守ってもらっていたのは私の方でした。

2014-03-12 | ひとりごと
私は昨年10月に母を亡くしました。
葬儀が終わった翌日にハナが発作を再発しました。
最初は昨年3月で、それきり落ち着いていたのですが・・・。

発作は8日間続き、1日1回から2回に、3回にと増えていきました。
しかも回を重ねる毎に重度の発作に。
朝一で何回病院に駆け込んだか。
あの8日間は今思い出しても恐ろしい。
先生の的確な治療、スタッフの方の献身的な看護のお蔭で
どうにか乗り切ることができました。

母を亡くしたばかりの私には辛すぎる現実。
どうして今?
そればかりが頭の中をグルグルしてたような気がします。

母を恨みそうになったこともありました。
淋しいからってハナを連れていかないで!って。
酷い娘です。

そんな私の性格を、ハナは見抜いていたんだと思います。
今自分がいなくなってしまったらママが壊れるって。

だから頑張ってくれたんだと思います。
本当は4か月も、もっと言ったら1年近くも頑張れる体じゃなかった。

発作を再発してからは、
母のことで泣いていたらハナが気にする。
だから今は泣かない。悲しまない。
同じ時間を過ごすなら笑っていよう。
そう決めて1日1日を大切に過ごしました。
母には本当に申し訳なかったけど、悲しみを完全に封印しました。
ハナを絶対に守りたかったから。

でも・・・
ハナがいなくなった今、思います。
私はハナを守っていたつもりでいたけれど、
本当はハナが私を守ってくれていたんだと。

ハナのことだけを考えて過ごした4か月は
母に対する悲しみを最小限にするために必要な時間で
その時間をハナが身体を張って全力で作ってくれたんだと。

ハナが我が家の家族になってから、
毎日毎日可愛いと思って10年過ごしました。
本当に本当に可愛くて。

でも、息を引き取るまでの4か月ちょっとのハナは
それまでの何倍も何十倍も何百倍も可愛くて愛しくて。。。
私にとって天使そのもでした。

体の自由が利かなくなってきて、
できないこともいっぱいになって
きっとしんどかったと思います。
それでも・・・ 
ハナは最期まで前を向いていました。
「今」を生きていました。
たくさんの大切なことを遺してくれました。

だから私にできることは
一生懸命生きること。
それがハナへの恩返しなのだと思います。



お空に昇っていきました。

2014-02-19 | ひとりごと

記録的な大雪となった

2月14日 金曜日 19:10

ハナが息を引き取りました。

10歳と9日


ハナとのこの約10年は、私達夫婦にとって
とても とても幸せな毎日でした。


今はまだ気持ちの整理が全くつかず
これが精一杯です。

生前ハナと仲良くしてしてくださった皆さん、
このブログを通じてハナを知ってくださった皆さん、
ハナを可愛がってくれてありがとうございました。

本当にありがとうございました。