松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆自治基本条例推進委員会(戸田市)

2018-09-03 | 1.研究活動
 戸田市の自治基本条例推進委員会があった。余韻が残るいい会議だったと思う。この日は、11月にやるフォーラムの概要を決めを行った。

 このところ、メンバーを2班に分けて、少人数で話し合い、それを統合するというやり方になってきた。メンバーには、自治基本条例を一緒に作ってきた人がおり、自治基本条例の雰囲気もわかっているので、各グループとも明るい議論になる。

 そのお二人は、たまたま牧師さんなので、話が実にうまい。とくに、説教的な場面、つまり大勢の前で、まとめ的・教訓的な話をすると、これはさすがである。話のうまさもあるが、同時に、原理的な部分、原則的なところを抑えているので、話がぶれずに、説得的になる。勉強になる。当然、グループワークでも、前向きな進行をするので、安心してみていられる。

 難しいのは、2つのグループで話し合ったことを踏まえて、相互に意見交換し、そして会として一つの意見に統合する部分であるが、会がこなれて、みな前向きになっているので、活発に意見交換しつつ、妥協していくのも、難しくなくできるようになった。今回は、さらに、進行がしやすかった。

 いろいろ体験して思うのは、チームとしてまとまってくると、グンと力が出ることである。その場合、大事なのは、やみくもな協調ではなく、各人の自立性(自律性)があることで、これを前提に、協調することである。強制的に、あるいは付和雷同的に協調していても、これでは力も出ないし、不満だけが残ることになる。

 闊達にしつつ、協力する関係をつくるときのコツのようなものもあるように思うが、時間をかけて考えると、いいヒントが出せるかもしれない。、
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