松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆次の原稿は、「一億総孤立化(ぼっち)社会の自治体政策・つながりへの投資」(実践自治)にしよう

2023-03-20 | 実践自治
 『実践自治』の次の原稿は、一億総孤立化(ぼっち)社会の自治体政策・つながりへの投資にしよう。

 書き出しは、こんな感じである。 
 「いじめ、引きこもり、ごみ屋敷、買い物難民、介護疲れ、自殺、孤立死など、孤立に起因する、あるいは孤立につながる政策課題が急増している。ライフステージ別にみても、児童・学生から社会人、主婦、高齢者のそれぞれ段階で、孤立に関わる問題が発生している。社会的孤立が暮らしのなかであちこちの散在している社会、まさに一億総孤立化(ぼっち)社会である。」

 『地方財務』にも同じようなタイトルで書いたが、そちらは、世帯構成の変化を重点的に書いた。こちらの原稿は、それに続いて、孤立化を防ぐ具体的政策を中心にまとめようと思っている。

 ところが、率直に言って、大変なところに踏み込んでしまった。いくつかの理由があるが、
(1)先ずは範囲や量が膨大である。孤立は、子ども、若者、社会人、主婦、高齢者など、ライフステージの全体にわたって起こる問題である。
 その分、役所で言えば、多くの課が関係する、組織横断的な問題である。しかも、子どもの孤立と高齢者の孤立は、原因も違うし、起こってくる問題も違う。それをカバーすると、役所全体の仕事になってしまう。それを8000字に収めるのは、大変である。

(2)この問題は、役所だけでは解決できない問題である。ある意味究極の私的自治の世界である。役所は苦手分野と言ってもよいだろう。政策内容も、靴の上から足を掻くような感じになる。

 この政策の部分がうまく書けないと、原稿としては、ボツにせざるを得ないが、書けるか、松下。
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