松下啓一 自治・政策・まちづくり

【連絡先】seisakumatsu@gmail.com 又は seisaku_matsu@hotmail.com

☆今年度の研究テーマ

2023-04-18 | 1.研究活動
 若いころは無茶な暮らしをしていたので、70歳まで生きられないと思っていた。とっくに70歳を過ぎたが、これも連れ合いのおかげだと思っている。ただ、それを口にすると、さらに恩着せがましくなるので、なかったかのように過ごしている。

 そんなわけで、誰もやったことがないテーマ、これから大事なテーマを中心に研究しようと思っている。今年度は、「支える人を支える政策」である。

 1.日本の政策は、保護の必要な人、困難を抱える人(つまり支えられる人)を対象に制度がつくられている。むろん、これは大事なことである。他方、支える人については、近年、どんどん弱体化して、ほっといてうまくいくという状態ではなくなった。ここは自治体の出番で、支える人を後押しする役割が大事になる。

(1)新城市の福祉従事者を励ます制度・条例
 これは新城の人たちと書いた。風媒社から、もうすぐ初稿が出てくるだろう。

(2)がんばれ町内会的な本
 これももうすぐ原稿が完成する。町内会については批判的な本が多いが、私は励ます本である。焼津市の関さん(おとうさんのほう)たちに、取材して、書いている。

(3)一度まとめの本を書こう
 イマジンの「実践自治」に、ヤングケアラー、社会的孤立など、一連の論文を書いたので、これをまとめるとよいだろう。タイミングを見て、声をかけてみよう。

 2.連載は面白い。地方財務における私の記事は、おまけなので、自由に書いている。7月号は、穂積さんに登場してもらって、「市長から見た地方財務」にする。6月号もサポートクラブのインタビューだった。今度は、「議員から見た地方財務」にしようか。

 3.PODにも挑戦した。『外国人消防団員の理論と政策』で、アマゾンの電子版がなくなってしまった(理由は不明)ので、面倒なので、pod出版を試みている。これは出たら紹介しよう。外国人とどう折り合いをつけるか、それが今後の日本の行く末に、大きく影響する。今が、その分かれ道だとおもう。

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