松下啓一 自治・政策・まちづくり

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★協働・自治基本条例(鳥取市、米子市)

2008-02-04 | 1.研究活動
 あらためて調べてみると、鳥取県は人口が60万人を切っている。高齢化も進んでいる。この厳しい状況のなかで、住んでよかったと思えるまちをつくっていくため、協働をキーワードにした自治基本条例づくりが進められている。そのお手伝いをするために、鳥取と米子を訪ねた。
 鳥取では、条例案ができて、中間報告のシンポジュームの進行役を仰せつかった。メンバーは旧知の大久保さんと副市長林さん、そして今回初めてであるが、議会から高見さんが参加した(ここでは条例づくりに議会も参加しているのが特徴である)。みんなあっという間に打ち解けて、いいシンポジュームになった。市民委員会の代表である大久保さんは、私のおやじに近い年齢だと思うが、芯が通った穏やかな人柄の人である(地方にはこういう魅力的な人がいつもいる)。終了後、参加者全員と市民会議の人たちと一緒の懇親会になったが、始めてお会いした方も一緒になって話が盛り上がった。別れ際の大久保さんの握手が、とても分厚く、力強かった。
 米子では、700人も集まるシンポジュームとなった(翌日の新聞に私の大きな写真が出ていた。恥ずかしい)。前列にいるおばーちゃんが、私の話をうなづきながら聞いてくれた。それだけで、私はうれしくなってしまい、手振り身振りで、できる限り噛み砕いて話をした。いまでもあの笑顔を覚えている。終了後、市役所の人たちと皆生温泉に繰り出した(これで何連投になるのだろう)。風呂に入り、なべをつついたが、気のいい人たちで、さらによく喋る人たちばかりで、楽しい時間をすごすことができた。米子では条例づくりが、これから始まるが、正ピッチャーの登板まで、私がピンチヒッターで応援することになりそうである(その際には連れ合いを皆生温泉へいこうと思う)。
 そのほか、鳥取では、私らしいエピソードがあるが、来週また鳥取に行くので、そのとき報告しよう。
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