松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆新年度に当たって・今書いている原稿や連載など

2024-04-04 | 1.研究活動

 新城のみんなと書いた「支える人を支えるまちを創る」のあと、しばし、やる気が減退したが、ここにきて、ようやく、次のかたちが見えてきた。ただ、コンを詰めた緻密な論文は、しんどくてなかなか書けない。

1.毎月の原稿

(1)月刊地方財務(ぎょうせい)

 全部で4500字くらいの原稿であるが、最近は、インタビュー形式を多用するようになった。5月号は埼玉県横瀬町の「25歳の成人式」、6月号は、静岡県の「やさしい日本語」まで決まっている。7月には、神戸市のヤングケアラーを取り上げる。穂積さんとの対談は、好評なので、第3回目を目論んでいる。ただテーマを庁舎問題と設定したが、なかなか、難しい。全体構想で壁にぶつかっている。

(2)実践自治(イマジン出版)

 6月号は、NPO・ボランティア団体の事業継承を取り上げた。この原稿は、8,000字から9000字くらいのなので、かなりボリュームがある。今回も誰も書いていない論文となった。9月号は、「25歳の成人式」を取り上げようかと思っている。新城市のほか、横瀬町など、4事例があるので、それの比較研究をやってみたらと考えている。この雑誌は、議員さんが主たる読者なので、こうした実戦的な報告の方がきっといいのだろう。

(3)自治実務セミナー(第一法規)

  条例企画・条例指導の要点 、次は第9回になる。こちらは、すでに全部書いて渡してあるので、あとは編集部におまかせである。

(4)論文

 地域福祉学会の「地域福祉実践研究」に「福祉従事者がやりがいを持って働き続けることができるまちづくり条例(新城市)の意義と地域福祉計画の見直し・再構築」に投稿した。地域福祉学会は、「地域福祉研究」と「実践研究」があるが、前者は査読付きなので、出したことを黙っていた方がいいが、実践研究は、編集委員会で決めるようなので、ここに書いて良いだろう。採用されるか分からないが、ちょっと面白い論文が書けた。こちらは14000字である。地域福祉計画の基本から勉強したので、手間がかかった。とても勉強になった。

(5)あての見えない単行本

 この前出した「町内会本」は、よく売れているようだ。町内会の担い手は、60代、70代で本を買う世代だからかもしれない。しかし、役所関係の本は、「はじめての○○担当」や「窓口トラブル解決」のような、実務に使える本でないと売れないから、出版されない。だから、明確な当てがあるわけではない。

・地方公務員法の研修ノートを基に、「地方公務員法の要点ノート」をまとめた。100ページくらい。もともと結構、いいノートがあったので、もったいないと思って整理してみたものである。地域福祉計画の方は、勉強しなければいけなかったのに対して、こちらの方は、地方公務員の定本のエッセンス的な内容になるので、地道な作業であるが、あまり考えないで済む作業なので、並行して行うのには、ちょうどよく、いわば逃避的に書いていた。類似の本がたくさんあるなかで、結構、いい本になった。出版社の当てがないわけではないが、これは無理をせずに、電子出版でもいいかと思っている。

・「若者と議会の明るいワークショップ」御宿町の取り組みの普遍化を目指して、まとめてみた。100ページくらいのブックレットである。出版社に声をかけているが、さてどうなるか。出版社とすると頼まれて、困っているのかもしれない。そうなると申し訳けないが、こちらの方は、優先して、本にしたいと思う。

 週末は、さくらが見ごろのようだ。花粉もピークを過ぎたので、連れ合いも出かけられそうだ。新城の前澤さんが、新城の桜を送ってくれた。

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