松下啓一 自治・政策・まちづくり

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☆新城市穂積市長ブログ復活する(新城市)

2020-04-10 | 1.研究活動
 しばらく休止していた穂積市長がブログを復活した。以前にも書いたことがあるが、これはとても良いことである。

 新型コロナウイルスが猛威をふるっているが、新城市でも1名、発症したとのことである。それを受けて、いかにも穂積さんらしいブログを書いている。

過日地元新聞への投稿でも書きましたが、脅威との闘いはいつでもきわめて物質的な作業の積み重ねです。

 今回でいえば、ワクチンや抗体の開発完成を見るまでは、社会のもつ医療資源や技術資源、あるいは産業資源が、ウイルスの感染力や感染速度あるいは重篤化力にどれだけ抗しうるのかにかかっているので、問題の焦点はきわめてシンプルであることが理解できます。

 そして現在の最前線である医療現場、保健現場の闘いが、日々の機能的作業の連続であるように、社会それぞれの分野の取り組みも、一挙に事態を好転させる策があるわけではなく、小さな、まじめな、コツコツとした努力の積み重ねの中にただ一つの活路を見いだすほかはありません
」(一昨日)。

 そして、次のように、市民にむけて、メッセージを送っている

「愛知県緊急事態宣言へ―市民皆さまへのお願い

 長く苦しい道のりを誤りなく進むために、私は新城市が次の規範に則って運営されるよう務めを果たしたいと思います。

・新城市民は感染者を孤立させず、互いに支えあいます。

・新城市民は医療従事者をはじめ最前線で奮闘する人々を守り、その負担を減らすために力を合わせます。

・新城市民は感染拡大をくい止めるためのあらゆる社会行動と連帯します。

・新城市民はこの事態のなかで生活や経営の困難に直面する人々を支援し、経済対策のさらなる充実をはかれるよう、国、県、近隣市町村との連携を強めます。

 すべての市民皆さま、また市内に住所を有するすべての団体、企業、法人の皆さまが、これに賛意を寄せてくださるよう、心からお願いするものであります。」(本日) 

 安倍さんの携帯の番号を知っていたら、アドバイスをしてあげたいが、要するに、リーダーが出すのは、こうしたメッセージだと思う。

 以前、ブログに、横須賀の市長さんは、上地雄輔のお父さんで、芸能プロダクションの社長なので、上地さんが市長になってから、横須賀には、芸能人がたくさん来るようになったと書いて、つい筆が滑って、これは新城市の穂積さんは、敵わないところだ書いたことがあった。

 しばらくたって、穂積さんにあったとき、「書かれてしまいましたね」と言われて、「しまった、見てたのですか」と慌てたことがあったが、ひそかに、穂積さんが、最も力を発揮するのは、こうした非常時、危機のときだと思っていた。今回、改めて、「たしかに」と思った次第である。

 我が家は、政府の言う通り、すでに8割削減を実施している。9割まで行けると思う。特効薬ができるまで、私たち市民ができるのは、市民的自律でしか、ウイルスを打ち負かすことができないので、ここは頑張りどころだと思う。
 
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