のん母さんとファーチのつぶやき

愛犬との交流や趣味・出来事のページ

久しぶりにブログをお届けします

2010-09-02 08:04:11 | Weblog
今年は各地酷暑続きの日もあり大変暑い夏でした

やっと9月に入り
早朝には涼しい風を感じる日も出てきましたが
まだまだ厳しい残暑が続いています

その後皆様お元気でお過ごしでしょうか?

すっかりご無沙汰してしまいましたが
久しぶりにブログをお届けしたいと思います

多くの皆様にはあまり関心のない記録だとは思いますが
再開にあたり、まずはこの記録から始めたいと思います

健康な方へのお役に立つことは難しいと思いますが
ほんのわずかな部分にでも
同じ病の方への参考になればと願っています

尚、文字数の関係で今回はどうしても一度に入りきれなくて
ナンバー1からナンバー3までとなってしまいました
一度にお届けする事をどうぞご了承下さい

                   のん母さんより


コメント (2)
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2010年 人工股関節置換術の記録 第3

2010-09-02 07:29:07 | Weblog

【入院・手術から退院までの記録】

手術直後に写した左股関節に挿入した人工股関節の写真です
手術方法はセメントレス
素材は:コバルトクロム合金とチタン製



6/7(月)~6/8(火):6/7月曜日 午後2時入院
       この2日間は体の休養と手術への説明を
       心の準備への配慮も含めてされる準備期間となる

       麻酔科の医師、リハビリの医師、

                    手術室内看護師による手術当日の説明など

       今後関わって行くと思われるあらゆる方面の方々の挨拶がある

9日(水): 14時30分より手術開始で18時30分病室に戻る、
      全て予定どおりの手術で大変良い状態で終了したとの事

      体には点滴・酸素そして足には血栓予防のためのポンプがつけられる
      ベッドでは60度許可

      この夜と明くる日の10日のPM7時頃まで終日ネネの付き添い有り
      (但し夜中の付き添いは、ない方の方が多いとお聞きしています)

10日(木): 傷口の痛みもなく足先のしびれもなく足先も良く動く、
      午後にベッドサイドでのリハビリ開始、

      静かに左足の曲げ伸ばしをして頂くと緊張感が和ぎ

               「大変気持ち良い」
      リハビリの先生からは気持ち良いと言われたのは

                 初めてだと言われる

      一方入院した初日の7日から夜の睡眠が取れず

                 夕方もボーとした状態で、

      初めて看護師さんに連れられ車椅子で
      トイレに行った時に一時気を失い周りの方たちを慌てさせる、

      その夜だけ睡眠薬で眠る、

      又寝返りできない苦しさと腰痛がつづく、

      そして手術直後より安静時には傷口の痛みはない状態が続くが
      トイレに座る時だけ傷にひびく

      ベッド90度許可、ポンプ取り外して弾性ストッキング開始
      (この血栓予防の弾性ストッキングは手術後1カ月間は、

                 はいた方が良いとの事で
      退院後もシャワー時以外は24時間毎日はいて過ごしました)

11日(金): 姉がお昼より付き添ってくれて

                 初めてのリハビリ室でのリハビリ見学、
      夕方パッパと付き添い交代、

      この日より麻酔の影響のタンが出はじめる、

      腰痛の為湿布薬を貼ってはあるが、

                 それでも大変痛いので指で指圧してもらう

      朝晩血栓予防の注射有り
 
12日(土):睡眠薬使用は危険で筋力も鈍くなる為に10日の夜1回のみ使用
      その為にその後も眠れない夜が続くが、
      さすが手術後三日目少し体がすっきりしてくる

      体も足も良く動き体位も変え安くなり腰痛もだいぶ楽になる

      左太ももは手術の影響で大分腫れている
   
      午後からネネたちが来てくれる、
 
      土日でリハビリもなく自分でベッドで運動、
  
      夜眠ってしまった後の無意識の体位変換が怖くて、
      おかしな夢を見ては短時間でめざめ、睡眠は取りにくいが、
      全く眠れない状態ではなく、10分15分といったように
      短時間の小間切れではあるが、初めてわずかは眠ったようだ

13日(日): リハビリもなく静かな院内、
   
      ファーチの世話でこれまで自宅で頑張ってくれていた
      ニニたちが初めて来てくれる、
   
      昨日の朝のスカット感を再度期待したが
      それほど甘くないのか昨日程のすっきり感はなし
   
      足の動きには余り変化なし、
   
      ただトイレ、洗面所などの車椅子移動が許可され
      大分自分での行動が楽になる
   
      そしてふと気がつけばいつも体には緊張感があり
      妙に力が入っていることが多いと気づき
      出来るだけベットや車椅子などに乗っているような
      体が安定している時には
      自分でも意識してリラックスするように心がける
   
      又おとついに続いて夕方パッパが来てくれて
      寝返り防止対策の為に掛け布団を紐で縛り円柱状にしてくれる、
   
      昼間は平熱夜微熱が続く…
      (それまでの術後しばらくは終日37度~38度台の熱が出ていました)

14日(月): 朝先生が傷口を見て良い状態だと言われる!

      金曜日ぐらいに抜糸予定、

                 リハビリによっては早めに退院出来るかも、との話、

      午前中のリハビリでは歩行器と杖使用で歩く事が出来、
      医療技術の素晴らしさを実感!

      太ももの腫れが少し引き始める

15日(火): 傷口に少し痒みを感じる、

      車椅子から歩行器(その他杖歩行と伝い歩きも許可)へと移り
      一段と動きやすくなる!

      リハビリの帰りに車椅子で売店により午後からの
      時間つぶしの為の本などを購入、

      歩行器になってからは時々院内を歩行器を使い散歩する!
    
      午後から外は雨なので初めてコインランドリーで自分の洗濯物を洗う

16日(水): 相変わらず夜眠れない日が、続いているが
       眠むれなくても気にしないと思うようにして過ごす!

      ですから夜中は携帯で後々の記録を残す為の
      資料作りをして自宅パソコンに送信する時間にする

      朝、傷口の状態が良いので抜糸!術後初めてのシャワーにも入る!

      そして19日(土)10時退院決定!

      午前中のリハビリでは自宅に帰った時の準備用に 階段の練習
      (リハビリ用の一段に左右両足を揃えてから上り下りする方法)
       物を取る動作なども実践させてもらい
       階段は術前に自宅でいつもやっていた
       これまでどおりの方法がOKだったので安心する

      この日病院側の都合で部屋交換の話が出て承知するが
      その準備する話の中から夜中の脱臼予防として
      クッションが必要と言う事になり
      初めて円柱形状の体位交換クッションを使わせて頂く、
      そしてその快適さに驚く、
      これがもっと早くあれば夜も無意識の脱臼の恐縮から
      抜け出せたかもしれないと思う!

      早速ネネの会社で自宅に帰宅した時用の

                 クッションを探してもらう事にする

      夕方より一段と体力の回復を感じる

      夜眠れないのは相変わらずなので部屋交換後の2日間のことも気になる

17日 (木):部屋交換の準備は退院準備と一緒なので一旦承知したものの、
      もし退院許可が出るのであれば、このまま退院したくなり申し出る

      傷の状態の再チェックと血液検査を受け両方共に許可が出たので
      急きょ退院することになる

      帰宅後は自宅での階段やトイレそして入浴のシャワーも
      全く問題なく動けることが判りより安心する
 
      手術の明くる日1回だけ睡眠薬でまとめて3~4時間眠った以来ですが
      その後もまとめて眠れたと感じることがほとんどなかったので
      自宅では初めての睡眠を少し取ることが出来ほっとする

      (元々入院期間は2週間の予定でしたが
      大変順調だった事も幸いして11日間と言う

                 短期間で退院することが出来ました
      その間、病院側も満床続きでベッド確保には

                 苦労されておられる様子でした
      最近は床が変わるとなかなか眠れないという

                 大変個人的な理由がありましたので
      「とにかくゆっくり眠りたい」と早目の退院をお願いしました)
 

【退院後の記録】

退院直後~術後1カ月までの自宅内での服装

シャワー時以外24時間常に両足共に白い弾性ストッキングをはいていたので
滑って転ぶ事を予防するために自宅内でも靴を履くようにしていました

又動きやすいように「ユニクロ」の伸縮性のあるスポーツ用ズボンをはき
腰にはメモと携帯を持参して携帯が鳴っても
慌てないでゆっくり対応出来るように工夫していました


日本エンゼル㈱製の長さ1mの「体位交換クッション」
(中身:ポリスチレンビーズ)
左側にある傷口が綺麗になるまで左向きに寝ることが出来ない為に
無意識の体位変換予防に使いました
ただ大変使い心地が良いのでその後も毎晩重宝して使っています


持参した座布団を病院の看護師さんが丸めて作ってくれたクッションです
両足が交差しないよう足の間に挟み脱臼予防のためや
寝返りの時などに使いました


上:長さ約50cm  下:長さ約30cm
タオルなどを丸めて簡易的に作ったクッションです
主に自宅でリハビリ用に使いましたが
その他ではベッド上で体を安定させたい時など補助クッションとして利用



住まいへの準備:元々洋式のバリヤフリーの住まいで
        2階に上がる階段・1階の廊下・1階のトイレ
        そして1階の風呂場にも手すり設置があった為に
        今回の手術後の準備は
        浴室内には38センチの高さ

                     (40cm前後であればよいとの事です)の
        浴室用のプラスティック製の椅子のみ購入
           
        そして主な生活はほとんど2階の為に
        2階の電話台の横・洗面所・寝室にも椅子を準備しましたが
        その他はこれまでにも使っていた
        キッチン内の高さ調整可能の椅子などを
        そのまま使用しました
          
        尚、2階のトイレや廊下には手すりはありませんが
        退院後不自由することはありませんでした
        その他お散歩に出かけるようになった時から
        普通のものより長いロング靴べら

                     (百均のダイソーで200円で購入)が
        紐付きの靴をはく時などには、しゃがむ必要がなく便利でした

「6/18~6/30」

自宅に戻り徐々に夜の睡眠時間が少しずつ長くなる

インターネットの「人工関節の広場」というサイトの
人工関節全置換術を受けた方の筋力トレーニングを参考に
(このサイトは股関節の専門家の監修があり信頼がおけるサイトです)
毎日かかさずリハビリに励み

その他には自立での足踏みを中心に
自立歩行への準備をする

(手術した状態によっては退院後専門的なリハビリ機関を
  勧められる場合もあるようですが
  個人差もあって私の場合は病院内で行ったリハビリを続けながら
  とにかく歩く事がリハビリだと言われていました)

「7/1~7/7」

退院以来の初めての外出となる7/1の夕方
ファーチのお散歩時に「あいち健康の森」に
一緒に連れて行ってもらう

退院から数えて2週間ぶりの外の空気・・・
公園内の外気を胸いっぱいに吸って蘇る思いがする

そして安全の為に常時杖は持っていますが
出来るだけ杖は使わずに自立のお散歩を始める

ただまだ朝晩お散歩を続けると負担が大きいようなので
その後は早朝自宅前の道を20~30分歩くことから
始めることに切り替える

ただ全体には順調に
少しずつ回復していると自分でも感じられるのですが
しばらくは朝は快調なのに
夕方からは体の動きが鈍くなって
不調といった状態が続き
7/3(土)には術後毎日左足をかばうために
頑張り続けてきた右手が
もう限界とでも言うように悲鳴を上げ痛み出す

ですからこれまで右手で支えていた杖を頼りにするのも
不安定で危ない状態となってしまったので
その右手には上腕・下腕共に
しっかり痛み止めの湿布薬を張りながら過ごす

そして室内でも出来るだけ手術した左足に
体重をかけるように努めながら右手の回復を待つ

ただきっとその頃には左足の状態も
少しずつではありますが
安定するような時期にも入ってきたと思うのですが
右腕は相変わらず湿布薬を張り続けていましたが
3日後の7/6すぎには
朝快調・・・夜不調といったリズムの差も
少しずつ少なくなってきたように思う

「7/8~7/19」(術後1カ月が過ぎました)

毎朝のお散歩と一時間程のリハビリを毎日続ける一方で
自立歩行もたいぶしっかり歩けるようになってくる

ただとっさの危険回避や運動のリズムの中断などがあると
まだ不安感もあり細かい歩行時の微調整にも不安は残る

ですからいつも平らなお散歩道を選んでいるので
障害物が多い室内よりお散歩中の道の方が
自立して上手く歩ける様な気がする

室内ではつまずいたり、また障害物があったなどの時には
とっさに身をかわす事などが必要となり
普通の人なら当たり前に出来るそのバランスの微調整が
まだ難しく感じてどうしても転倒が怖いので
杖を使いながら過ごす事が多い
時々は室内でも杖なしの練習もした方が良いのだろうか?

ただ杖さえあればかなり安心して又安定して
スムースに動ける

そして、これまでお買い物は全て家族にお任せでしたが
この間車いすのあるお店に2度ほど連れて行ってもらいお買い物
そして7/11(日)には、もちろんパッパの付き添いはありましたが
初めて杖歩行でカートを使いお買い物
手術前はお買い物中は杖で立っているだけでも
すぐ疲れて座りたくなったものですが
この日はそんなこともなく
自宅での台所でも立っていられる時間が長くなったように思う

又この頃になると洗濯はもちろんのこと
部屋やトイレ・お風呂場の掃除なども
モップやフロアーワイパーを中心に
室内での一通りの家事は一人でこなせるようになる
ただ高いところのものを椅子を使って取ることや
重いものを運ぶなどはしない
又買い物は常に付き添いをお願いし
荷物運びなどは付き添いにお願いしていました

(術後1カ月が過ぎ血栓予防の弾性ストッキングを
脱ぐ事が出来るようになりましたので
室内での靴使用も止めて素足で過ごすようになりました
素足の方がよりバランスが取りやすく動きやすいと感じます)

「7/20~7/31」

7/20(火)退院後初めての診察日、レントゲン写真も異常なし
先生に自立歩行の様子を見てもらう
そして以前からパッパに指摘されていた
歩行時に左足が真っすぐ前に出せなくて
少し左に回わってから前に出る症状を見てもらう
原因は手術した左太ももの筋力がない為に
歩行時には膝が高くあげにくく
その為に出来る右足とのわずかなリズムのずれを
左足は横に回旋してそのタイミング差を補っているとの事

今後も太もも初め左足の全体の筋力をつけるようにしながら
歩行時には出来るだけ左足の膝を高く上げるように
意識して歩くようにとのアドバイス!

そして現在の私には浮力を利用して
体重を軽くするプールより
地上で体重をしっかりかけながら筋力をつける
歩くという事が大切で
その距離や時間は自分で疲れたと感じる事を物差しとする事
そしてとことん疲れるまで運動し続けるよりは
ソコソコで休憩しながら運動を続ける方が効果的だとのお話し・・・
今後の目標がはっきりする

そしてこれからは
今までのように左足をかばう生活ではなく
出来るだけ体重をかけながら
杖には頼らず自立歩行を心がける生活に
自分の意識のスイッチも切り替える時期に入ったと気づく
早速、室内での杖使用は禁止

そして7/23よりこれまでも毎朝続けている
早朝のお散歩時にファーチも連れて行くようになる
そしてお散歩の初動時の左膝の違和感も少なくなり
少しずつ左足の動きも良くなってきたように感じる
自宅の階段も手すりがあるので調子の良い時には
普通の人同様に左足・右足を交替に出して
上り下り出来るようになってきた

ただ、まだ安静直後や歩き出し直後の動きには
ぎこちなさも残る
そして術前の後半の4年間で落ちた左足の筋力をわずか数カ月で
取り戻すのは難しいのでこれは焦らず努力が目標!

尚、お医者様としての正式な車の運転の許可は
術後3カ月たってからとの事なので
9月上旬までは自宅中心の暮らしとする

「8/1~8/16」(8/9で術後2カ月が過ぎました)

8月に入り自立歩行もかなり安定してきたので
外ではいつも予備用に持参していた杖も
自宅や車に置いて移動することも多くなる

又靴のフィット感や歩く道路の上り下りなど
これまで足元の微妙な変化に敏感だったのが
最近では意識なく自然に対応出来るようになってきたので
あまり気にならなくなる

ただ自分ではかなり自然に歩けているように感じているのだが
鏡や窓ガラスあるいは自分で歩く影などをみると「癖」有り
特に疲れてくるとその癖がより出てくる
そして以前よりは良くなっているものの
安静直後の動きもしばらくぎこちない

ちょうどNHK「今日の健康」で
変形性股関節症を取り上げていたので見ると
人工股関節置換術後の目安は
「一日5000歩」「重さ10kg以上のものは持たない」と言うお話
現在朝のお散歩量は4000歩 35分 2.8㌔あたり
最近では時々日中お買い物などで沢山歩く時もあるので
疲れる時には杖の併用もと思いなおす

「8/17~9/2」(9/9で術後3ヶ月です)

8/17(火)2度目の診察日
再度今後の人工関節の使い方の確認をするが
私の手術で使用した人工関節は
かなりの対応にも耐えられるほどの性能なので
一日の歩数や時間・距離は気にせず
動けるだけ動いて、どんどん筋力をつけて使うようにとのお話
そしてこれまで変化してきた同様に
今後も、まだまだ変化してゆくだろうとの事

確かに常に何処かに違和感があった左大腿部から左太ももあたりは
最近ではずいぶんすっきりしてきて歩き易くなってきたと思う
ただ、しょっちゅう足の何処かに筋肉痛あり

お盆休み中に大変暑いので術後初めて
パッパと2回ほどプールに行き軽く歩く

そしてここにきて安静時直後の歩行時に出ていた
ぎこちなさが、だいぶ少なくなってきたと感じるが
それ以外はお盆過ぎからの足の変化は余りない

ソロソロ急激な変化からゆっくりの変化へと
変わってきたように感じる

そして8月の末あたりから
これまでアッチコッチに感じていた筋肉痛の場所が決まってきて
どうも大腿至四頭筋をつかった時に
左太ももの外側に痛みが出やすいのではないかと思うようになる
このことは今後も要観察事項・・・・

そしてお買い物などで動く機会がたび重なる日には
疲れも出てきて歩きにくくなるので久々に杖も利用

今年は残暑が厳しいので
なかなか早朝よりお散歩の時間帯を変えることが出来ないが
朝は秋風かなと感じられるような涼しい風が吹く

【最後に】

まだまだ変化してゆく途中の過程だと思いますので
今後も体の変化はあることと思いますが
取りあえずは最もその変化の幅の大きかった
術後の3カ月間の記録を中心にお届けしました

どんなに信頼した先生であっても
又手術の選択に迷いはなくても
やはり手術直前には一生手術しなくても良いのであれば
逃げ出したいと感じることもありました
そして手術前にはストレスによる
「過敏性大腸炎」の診断を受けたこともありました

あの緊張感と不安感で一杯だった日々を乗り越え
退院した後しばらくしてからだったと思いますが
自宅でネネが木村カエラちゃんの曲である「バタフライ」を
聞かせてくれた時には思いがけず涙が出ました

それは、ようやく普通の生活が出来る場所に
戻ってくることが出来たと感じることが出来た
喜びと安堵感からだったのですが
それだけ今回の手術に向かい合うことは
私にとっては勇気のいることでした
そして退院後のしばらくも
なぜか普通の感覚からは少し離れたところで時間が回っていました

でも思っていた以上に人工股関節の性能は大変優れていて
今は動ける喜びを日々感じながら暮らしています

そしていつもはそれぞれがマイペースに生きている我が家ですが
今回は想像以上にまとまって協力してくれたことは
ありがたいことでした

この記録が皆さんにとって何処まで参考になるかは判りませんが
どうぞ次に続く方たちにとっての日々が
少しでも穏やかであるようにと願ってやみません

そして今回手術した人工関節を少しでも長期間使う事が出来るよう
今後も焦らず根気良くリハビリを続けて
ますます足の筋力や骨の強度も増す事が出来るよう
努力を重ねて行きたいと思います

今回おりこうさんにお留守番していてくれた
ファーチの事は、ほとんどご紹介出来ませんでしたので
次回はそのファーチの様子などもご紹介出来ればと思います

長い記録となりました
最後まで読んで頂きありがとうございました

コメント (11)
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2010年 人工股関節置換術の記録 第2

2010-09-02 07:09:17 | Weblog
【入院時の持参リスト】

マジックハンド(カインズホームでマルチハンドという名称で148円で購入
        ・しゃがめないので物を取る時になどに使いました)

小さな懐中電灯(夜ベッドサイドにぶら下げて必要時に利用)

時計 (小さな時計を準備し常に見やすいようにベッドサイドに置きました)

はさみ、紐 (物をつるす時の他、体の支点を変えるために必要だった
        クッションをタオルで丸めて作る時などにも利用・
         結構使い道が沢山ありました)

S字フック多数(動けない時に必要なものをベッドサイドや周りにぶら下げて利用しました)

ハンガー多数 (主にはロッカー内で利用しましたが、ハンドタオル掛けにも利用)

下着と靴下(特にショーツは手術後太ももが、
        かなり腫れるので伸縮性のあるショーツが使いやすいと思います)

パジャマを兼ねた室内着(ユニクロで購入しましたが伸縮性のある室内着で
                  使いやすかったです)

運動靴 (紐付きではなく、スポット足が入るタイプの靴がはきやすいと思います)

スリッパ (滑らないタイプを準備しましたが術後は安全優先で
         常に運動靴を利用しました)

ストロー付きの吸い飲みボトル(ペットボトルの口に取り付ける、持ち手付きの
                     ストローを介護用品店で購入)

和式の寝巻とT字帯(両方共に手術用・当初全面前開きのネグリジェを準備していましたが
              袖口が狭いので器具を取り付けるのには
              和式の方が良いと言われました)

バスタオル (普通のサイズと特大を準備・
           特大はベットのサイズにぴったりなので便利でした)

フェイスタオル (毎日洗顔用や手拭用に使うので一番沢山利用しました)

手つきのビニール袋多数(荷物の小分け用にも便利でしたが、
                 その他家族のものが洗濯物などを運ぶ時に重宝しました)

トレーニングウェアー上下とTシャツ(一般的な服装は止めて入退院時から利用しました)

ボディーブラシ (術後のシャワー時にあると便利と言われて準備しましたが、
           主には足先を洗う時に利用・自宅に帰宅後も使いました)

厚めの座布団 (脱臼予防の為に手術後看護師さんが足の間に挟んで使う
           クッション用として二つ折にして紐でくくってくれました)

入浴用セット (シャンプー・リンス・洗面器・泡立て用のタオルなど)

イヤーホーン (テレビ用に病院の売店で購入)

キャンプ用特大袋 (大きな取って付きの丈夫な袋だったので
             入院用の荷物は全てこの袋に詰めました)

その他:病院の入院案内書、はし、スプーン、ホォーク、 除菌用消毒液、
     ウェットティッシュ、歯ブラシ、歯磨き粉、糸ようじ、
     ガムデンタルリンス、ウエストポーチ、メガネケースとメガネ拭き、
     鏡、化粧品、櫛、クルクルドライヤー、コップ、携帯充電器、
     サランラップ、箱型のティシュペーパー、メモ帳とボールペン、


【手術にあたり事前に下調べした事】

【高額医療費について】

事前にパッパの会社の総務課に問い合わせを入れました

うちの場合には名古屋市東区にある
「全国健康保険教会 愛知支部」に出向き
そこに「健康保険限度額適用認定申請書」を提出して
「健康保険限度額適用認定書」の交付を受けました

使用期限は平成22年度中の1年間の認定書を頂きましたので
手術の入院時に病院受付窓口に
健康保険書と共にその「健康保険限度額適用認定書」を提示しました

ですから収入によってその高額医療費の
限度額には差があると思いますが
限度額を超えた医療費についての請求は
退院時にも一切ありませんでした

支払ったのは限度額の医療費と食事療養費のみの約10数万円程でした

【身体障害者手帳の申請について】

手術前にすでに手帳をお持ちの方もおられると思いますが
私の場合は手術後に初めて申請するつもりだったので

事前に大府市役所福祉課にて
「身体障害者手帳交付申請書」(申請時に自分で記入する用紙)
と「身体障害者診断書・意見書」(お医者様の記入をお願いする用紙)
の用紙を頂き

手術した明くる日に「身体障害者診断書・意見書」を
病院窓口に提出して先生の記入をお願いしました

病院での記入は2週間以上かかりましたので
退院後の初めての診察の時に
「身体障害者診断書・意見書(有料で2100円)」を病院から頂きました
そして大府市役所への申請後も、愛知県からの許可が出て
手帳の交付を受けるまでには
最長では2カ月程かかると言われていました

ただ私の場合は大府市役所福祉課に
7/20に書類を整え申し込みをしましたが
愛知県より8/2には「2種4級」の身体障害者手帳が交付され
8/6には大府市役所にその手帳を取りに行くことが出来ました

【生命保険の申請手続き】

事前に「保険金支払い請求書」(請求時に自分で記入する用紙)と
「入院・治療証明書(診断書)」(お医者様の記入をお願いする用紙)
を頂いていますが

私の場合は
手術前の通院(さかのぼって90日間)と
手術後の通院(180日間)の全て終了時に
入院時の請求と通院時の請求をまとめて提出するつもりでいますので 
今年の12月過ぎに「入院・治療証明書(診断書)」を
病院で頂いてから保険会社に請求するつもりでいます
(入院時・通院時別々での請求も可能です)

尚、各保険会社色々な規定があると思いますが
保険会社への保険金請求の有効期限は
私の場合は入院時より数えて3年間有効との事です
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2010年 人工股関節置換術の記録 第1

2010-09-02 04:22:26 | Weblog
【最初に】

ようやく術後の最も大切な3カ月間が過ぎようとしています
お陰様でその間も何とか順調に過ごすことが出来
これまでに失っていた体の動きも
徐々に取り戻すことが出来るようになってきました
そして季節は梅雨から酷暑と言われた夏となり
今はまさに秋を迎えようとしています

今回は急激に変化した、その3ヶ月間の様子を中心に
これまでメモしていたことをまとめて
ご紹介するブログにしたいと思います

一般の健康な方にはあまり関心のないこととは思いますが
「変形性股関節症」の皆様へ
そして人工股関節置換術をお考えの皆様へ
ほんのわずかな部分にでも参考になる部分があればと思います

ただ何分医学知識を正式に学んだ経験があるわけではないので
専門的に参考になるというと事は難しいと思いますが
素人なりに「変形性股関節症」と向き合い
精一杯過ごしてきた私の記録です

そして手術は3次元コンピューター術前計画によって
最適な機種やサイズ、手術方法を決定して頂き
より正確な手術をより短時間に行う工夫もして頂きました
そして手術後の経過に関しましても
その様な手術だった為に手術によるダメージも最低限で
傷口も7~8cm程で小さく済みました
又衰えながらも何とか保った自分自身の筋力や
生まれ持った元来の体の柔らかさなどにも助けられて
リハビリは大変順調に進みました
ですから傷口の回復の方が
その早く進むリハビリを追いかけると感じた程の
順調な入院生活を送ることが出来ました

それぞれに手術を決心する時期には違いがありますので
そしてそれまでの経過も
又その後の経過もまちまちだと思いますので
何処まで参考になるか判りませんが
よろしければ目を通して頂ければ幸いです

又一般のマスコミなどが
過剰に人工股関節の進歩を取り上げ
手術後もかなりハードな生活も可能だと感じるような
報道もこれまでにはありましたが
最近の人工股関節は確かに性能が大変良くなり
多くの対応も可能になってきていると
手術した私自身も嬉しい喜びを感じる部分もありますが
根本的には自然に修復出来る機能が備わった
生きた骨とは違いますので耐用年数には限りがあります
ですから手術後に脱臼や摩耗・ゆるみなどが出て
部品交換を含めた再置換手術が必要になる場合もあります
そしてどのような使い方をすれば
その耐用年数が伸ばせるかなどは
まだまだ未知数の部分も残されているように感じます

ですから購入後の車のメンテナンスが必要な事と同じ様に
手術後も一生その人工股関節には
定期的な病院でのメンテナンスが必要となります

又術後は感染症の心配などが新たな生活への
注意点として加わる事になりますので
全てがバラ色に変わるという事ではありません
どうぞ一般の方も良い面だけをクローズアップする
マスコミの取り上げ方だけに惑わされず
本当に正しいこの病気へのご理解もして頂ければ幸いです

今回は文章ではなく箇条書きのような項目別ので
記録のご紹介という形を取らせて頂きますので
理解しにくい面・読みにくい面などもある事とは思いますが
どうぞお許し頂ければと思います

そして色々な考え方や捉え方があると思いますので
あくまでも一患者の一記録として読んで頂ければと思います


【これまでの主な経過】

幼い頃~40代後半まで:本格的なスポーツ訓練をした経験はありませんが
            水泳やスキーも楽しみながら
            幼い頃も学生時代も
            そして結婚後も極普通の生活を送ってきました
              
H.15.3月49歳ごろ:歩き始めに痛みを感じ歩いてゆくうちに
         その痛みが消えるという症状から始まり
         半年後には長距離歩くと左足を引きずるように
         痛みが出るようになったので刈谷市のK病院整形外科受診
         (受診時には偶然ダイエットで体重を3㎏落としていましたが
         痛みが出始めた頃は過去最高の体重でした、
         そして若い頃は大変痩せていました)
         レントゲン写真で左股関節がすでに前期を過ぎた
         「先天性臼蓋形成不全の変形性股関節症」の初期と判明

          その後1カ月に3~4回病院のリハビリ科に通い
          自宅で出来る運動療法を学ぶ

H.15~H.17頃:自宅での運動療法を続ける一方で
        外の長距離歩行時には予防の為に杖を使用開始
        その間は安静時には痛みもなく杖さえあれば長距離歩行も可能

H18~H.20頃:病院の先生の勧めでプールでの運動療法を始めるが
        少しずつプール内歩行でも痛みを感じるようになり
        杖使用の外での歩行もその可能な距離が少しずつ短くなり
        徐々に進行期へと進む
        (その間プール内では歩行以外の運動を中心に運動を行う)
        そして刈谷市のK病院には股関節の専門医がいないので
        股関節の専門医のいる名古屋市内のM病院へ転院
        その専門医に後3年早ければ自骨で行う
        寛骨臼回転骨切り術の手術が
        90%の成功率で可能だったと告げられる
        そして現在では70%の成功率だけれど
        寛骨臼回転骨切り術の手術を受けるかどうか
        考えて来て下さいと言われるが
        色々考える中最終的には手術は受けない選択をする
        
H.20.10月 55歳:症状が末期に入った告げられる
         この時から室内と外両方共に杖を使用開始

H.21.11月 56歳:これまでは室内外での杖使用と湿布薬と運動療法のみで
         何とか痛み止め服用はしないで生活してきましたが
         外出時には痛み止使用が必要になりつつあり
         プールでの運動も痛みが出て上手く運動出来なくなる
          
そしてこの年の4月に入会した
         全国組織の変形性股関節症の患者の会
         「のぞみ会」 などのご縁も重なり
         現在の主治医I先生のいる名古屋市内のN病院受診
        (但し、会からの医療機関やお医者様の紹介はしていません)

        「手術する段階に入っていること、
         そしてどんなに持たせても後3年程だろうという事
         そして出来ればこの1.2年のうちに手術した方が
         術後の状態も良いだろうと告げられ
         いよいよ人工股関節置換術への準備に入らなければと決心する 」 

H.22.6月 57歳になる直前  人工股関節置換術の手術を行う
             
(最近の手術は電気メスを使っての手術なので
 その出血量はかなり少なくなるケースが多く
 又事前の予想が立てやすくなってきたとのお話しでした
 そして私の場合ですと事前の血液検査による結果から
 人体の1/3失っても生命に異常の出ない程良い血液の状態だった為に
 事前の自己血確保も必要ではないという事でした
 ただ全くの念の為の「いざという時の為には輸血を承知する」という
 承諾書だけは記入して手術を受けましたが
 手術中輸血することもありませんでした
 手術前に自己血準備をされるケースも多いようですが
 それも全てではなくケースバイケースのようです)


【手術を決心した理由】

ようやく信頼出来そして手術を直接執刀して頂ける
良い主治医に巡り合ったという事が一番大きな理由であったと思いますが
私の股関節の症状も、もう自分の努力出来る範囲を超えて
日常生活にも支障が出始めていました

もし残りの3年を手術をしないで、このままでと考えた場合
痛み止の服用は絶対的なものとなったでしょうし
杖使用で出来るだけ保っていた姿勢の跛行も進み
脚長差も出てきたと思います
そしてますます足の筋力も落ちて行った事でしょう
そして場合によっては現在正常である右股関節にも
影響が出始めたかもしれません
もちろん、ますます自由な外出も難しくなったことでしょう

そして家庭的事情を考えた場合にも
91歳を超えた同居の義母や
84歳の一人暮らしの要支援1の実母もおりますので
その二人の今後を考えた場合にも
又今ならいずれ独立する子供たちではありますが
子供たちの協力も現在同居していて得やすい状況でしたので
自分の治療に専念出来る環境が整っている時期だと感じました

又以前は人工股関節の耐用年数にも限りがある為に
60歳までは待つようにとのお話も多かったのですが
以前と同じく今でも耐用年数の限りはありますが
最近では人工股関節の性能の向上もあって
50代の患者さんに対しても
手術をする例も増えてきているとのお話です

又53歳の時に勧められた寛骨臼回転骨切り術の手術を考えた時の経験も
その時には結局は手術しない選択をしたのですが
今回は大きかったように感じます
3年早ければ・・・・とその時のM病院の先生はおっしゃったのですが
その時の3年前はと言えば
自分の症状が初めて「変形性股関節症」だと判った
初期の段階での事です
まだ杖なしでも歩くことも可能でしたし
又杖さえあれば何処へでも自由に長距離も歩けた時期です
はたしてその段階で人工股関節置換術以上に
大変な大きな手術の決心が直ぐ出来たのだろうかと感じます

ただ手術を決心しなかった理由は
そのことではありませんでした
股関節の大変有名な先生でしたので
かなりの自信をお持ちの先生だった為に
その時点でも70%の成功率を
上げることが出来ると言って頂きました
ただ詳細な説明は一切されませんでしたので
インターネットのその頃出ていた学会の論文や
病気の説明を沢山読むとともに
他の整形外科の先生にも相談をしました

そうすると一般の股関節の先生であれば
50代の患者さんへの自骨で行う
寛骨臼回転骨切り術手術の成功例は40~50%であること
そして上手くゆかない場合には何年か後には
人工股関節への手術を再度行う事となるのだけれど
その再手術は初めて人工股関節を入れる場合より
難しくなるとのことが判ってきました
又50代の初めの方が寛骨臼回転骨切り術の手術される場合の条件は
前期あるいは初期の場合であることなども判りました

50代の女性は更年期も迎えていますので
40代や30代の若い方たちとは
明らかに差があり一番微妙な年代です
そして初期から進行期に入いろうとしている私の場合ですと
慎重にならざる得ない状況でした

ですからたとえ大変有名な腕の良い先生であっても
その時の私にはそれらが判った上での決心は
なかなか出来ませんでした
又70%という数字は一般の先生では出せない
その先生だからこそ出せる素晴らしい数字だったと思いますが
セカンドピリオンをして頂いた
股関節の手術経験のある整形外科の先生にも
股関節の専門医ではありませんでしたが
「もしあなたが私の母親であっても
寛骨臼回転骨切り術の手術はさせないと」と
はっきり言われました

その後50代の女性に対しての寛骨臼回転骨切り術の手術は
今は控えた方が良いという考え方に変わってきているという
お話を伺う機会もありました

但し寛骨臼回転骨切り術の手術の選択をその時点でしなかった私には
その言葉に対して「ああ・・・そうなのか」と
ほっと胸を撫でおろす部分は確かにありましたが
挑戦しなかった結果に対しては
生涯良いか悪いかの判断は出るものではありません
ただ50代の女性にとっての寛骨臼回転骨切り術の手術の選択は
もちろん何事もケースバイケースですが
かなり慎重に考えて選択されて方が良いのではないか思っています

本当に色々な考え方があります
そしてその時代での考え方の傾向などもあるようなので
どの選択が自分にとって良いのかは
それぞれの人たちによる多くの視点からとらえた
個々の選択から初めて得られるものだと思います

そしてどんな経験も生かされる時があるのだなーと感じるのですが
今回の人工股関節置換術を受けるにあたり
とことん使う前の1.2年前に手術した方が良いと言われた
I主治医の言葉が初対面の時から
私自身の心の中にストレートに
「ストンと落ちた」と感じることがあったのは
これまでの経験によるところも大きかったと思います
この感覚は本格的に手術を決心するまで
一度もぶれることはありませんでした

やはりこれまでの経験から
今後の自分の病状の進行の度合いを
自分の中でも実感として想像出来るまでになっていたと思います

ですから手術を進められる良い時期が最後のギリギリの時期ではなく
それよりも少し前あたりなのだと
私の場合は自分でもすごく納得出来たように思います

もちろん主治医からもその後も
「決心出来なければ時期はずらしても良いのだからね」という
言葉がけは頂いていました

そして現在のI主治医のお人柄によるところも大きいと思うのですが
I主治医はお聞きしたことに対しては
実に丁寧に誠意をもってとことん説明をされます
そしてその上でいつも大変謙虚さを感じさせる
お人柄なのでより信頼が増してゆきました

良い時期に良いお医者様に巡り合えた事は
ホント何よりも嬉しいご縁だったと思います

きっと、どんな方も手術を決心する理由は一つではないと思います
100人いたら100通りの決心があり
それぞれの理由の重なりの中から
それぞれの方にとっての最良の選択があるのだと思います

わたしの場合も自分の病状と
家庭環境による選択も含まれていました
あくまでも一患者の一例ですが
「手術を決心した理由」も今回は掲載させて頂きました

尚、医学は日々進歩していますので
過去の選択が現時点での最良の選択とは
ならない場合もあると思いますので
どうぞ、それぞれの方にとっての良い時期に
最良の選択が出来れば良いなーと願っています



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