のん母さんとファーチのつぶやき

愛犬との交流や趣味・出来事のページ

長男犬と次男犬

2007-07-25 10:41:04 | Weblog
一ちゃんは真面目で温厚な長男犬
ファーチは神経質でヤンチャな次男犬

ふと自分の2人の子どもたちの子育てと重ね合わせて
にや笑いが出てしまう事があります

育児書片手にとにかく良い子に育つように願ったニニに対しては
少しでも悪い行動が目に付けばその事ばかりに捕らわれて
良い面を見失いがちになり
子どもの気持ちも大らかに読み取るだけの余裕もなく
親としての一生懸命さだけが空回りしていた時期もありました
人間の子どもは子育ての期間が長いので
その間に何度も修正しながら子育てをしましたが
そうそう・・・一ちゃんに対しても初めての犬育ては
何処か似ている面があるなーと面白く振り返る事があるからです

叶わぬ夢ですがもう一度一ちゃんを育てなおして
もう一度一ちゃんとの暮らしをし直して見たいと
この頃になって思う事がよくあるのです
ファーチを育てて改めて一ちゃんの事をより理解出来た面がありました
そして汲み取ってあげられなかった一ちゃんの気持ちが沢山あったのではないかと
今更になって申し訳なく思うのです

ですから一ちゃんに対してはそんな自責の念を抱きつつ暮らしていますので
ついついファーチに対しては甘い甘いと
家族から言われてしまう暮らしになりがちです
ましてや次男犬であるファーチは臆病で神経質なので
何事においても慣れるのに時間がかかる犬です
追い込まれればパニックになってしまいますので
程ほどのところで手加減しながら誉め誉め作戦が一番あっていると思うのですが
獣医さんからは
「シェルティは温厚な子から神経質な子まで性格に幅があり個体差が大きな犬種だけど
ダックスは性格の幅は狭く似通った性格の子が多いので
ファーチもダックスらしい性格の子だよ・・・
ただちょっと落ち着きがないかな(笑)」と言われています

ただ私たちの目から見ると温厚だった一ちゃんとは
随分性格の違いを感じながら暮らしていますので
ファーチの性格は初心者向きではないと感じるところが多々見受けられます
躾教室の先生もダックスブームに乗ってダックスを飼う方が増えていますが
躾面で難しいという話しをよく耳にしますと言われました

ダックスは元々猟犬だった犬なので
獲物を追いかけ捕らえる過程で自己判断する能力を求められます
そして大人しく引き下がっていては腑抜けの性格として
猟犬としての適正さに欠けると言う烙印を押されてしまいますので
内面には結構激しいものを持っています
現在は家庭犬として飼われているので随分大人しくなってきているとは思いますが
折々に元々受け継いだ性格の一端をのぞかせる時があります

たとえば今は全くありませんが
幼い時の一時期お散歩中に逃げ出すと好き勝手にアッチコッチ歩き回り
なかなか捕まえられなくて苦労したとか
又少し厳しく叱って追い込むと逆切れしやすいとか
時には指示されても自分の都合を優先する時があるなどですが
そんな面はこちらも妥協しないで躾ける所はきっちり躾ける姿勢で
駄目なものはだめと強く教える事が大切なのだと思うのですが
そのことさえうまく出来れば本来のダックスの性格は
大変活発な明るい陽気な性格なので
一緒に暮らしていても面白く楽しい暮らしが出来ます
ただ犬の気持ちが読めないと飼い主さんの方が
度々振り回されることにもなりかねませんので
難しいと言う声も上がるのではないかなと感じます

そしてその他私たちが日常に気をつけている事はストレスをためさせない事ですが
ダックスはストレスをためさせるとそのストレスが表面に出やすく
問題行動を起こしやすくなるとの事なので
お散歩で気分転換させたり日に何度かは一緒に遊んであげたりとかを
心がけて暮らすようにしていますので
それらの事を全て含めて家族からは手を沢山かけてもらっている分
「ファーチはいいなー 一ちゃんはそこまでしてもらえなくて可哀想だった」と
言う言葉が出ます

確かに・・・確かに・・・

放牧犬だった一ちゃんは
何処までも穏やかで私たちが追い込んでもジィーと耐えているような犬でした
そして逆キレされたことなどは一度もありませんでした
指示されれば必ず真面目に指示されたことを実行しようと
健気に行動する犬でしたので
「一ちゃん 中(なか)」と指示すれば自分は犬小屋に入りたくなくても
トボトボ悲しそうに歩いて小屋に入り再度のお呼びを待っているような犬でした
そこで「一ちゃん おいで」と再び声かけをすると大喜びで
尻尾をフリフリいつも急ぎ足で私たちの元に戻ってきてくれました
そんな一ちゃんの様子が可愛いので日に何度も何度も
犬小屋を出たり入ったりを繰り返す指示を出して
私たちも一ちゃんをからかったりした事もありました
又お散歩中もどんな事があっても私たちの側からは離れず
自分勝手な行動などは一度も取ったことはありませんでした
常に私たち家族全員を必ず見守っていてくれましたので
誰かがわざと木の陰などに隠れていなくなってしまうと
それはそれは必死になってその誰かを探してくれる犬でした
幼い頃から一緒に暮らした家族は一ちゃんにとっては
羊と一緒の扱いなのかな?と感じながら暮らしました

もし一ちゃんとファーチが一緒に暮らしていたら
どうなっていただろうかとアレコレ想像しながら家族の皆と話すことがありますが
きっと小さいのに威張っているのはファーチの方で
一ちゃんは大きな身体でファーチをゆったり受け止めながら
時にはファーチに追い込まれながらも
最後は堂々としている一ちゃんの勝ち・・・などと
なるのではないかという結論に達します
これも叶わぬ夢の一部ですが・・・

一ちゃんの思い出はいまだに私たち家族の心の中に脈々と生きています

そして一ちゃんの賢さを物語るエピソードは色々ありますが
最も印象に残っている思い出は

二年越しで訪れた高原のテニスコートの水飲み場の場所を
忘れる事無くしっかり覚えていてさも毎日飲んでいたかのように
自然に近づいていった時には驚きました
以前行ったことがあったといってもほんの2・3日滞在しただけだったので
最初はまさかと思いましたがまさに覚えていたとしか言いようのない
確かな動きだったのでその記憶力の良さには驚きました

又車のエンジン音を聞き分ける事も上手で
パッパの会社の車が新しくなると一時は戸惑い判らなくなりますが
直ぐにも新しくなった車の音を聞き分けられるようになり
いつもパッパの帰宅を大喜びしてくれました

そして自分の縄張りである自宅内では別ですが
外で吠えないように躾たのはファーチの時と全く同じですが
一ちゃんはその生涯中一度も外で吠えた事はありませんでした
自宅を建て替えた時にも数ヶ月間仮住まいに住んでいたのですが
その間もただの一度も吠えなかったので
周りの近所の方からは新居に戻る最後の引越しの時に
初めて一ちゃんを見て「エッ・・・ズッーと犬も一緒にいたのですか?」と
逆に聞かれて驚かれたこともありました

ですから一ちゃんに限っては一度定着した躾は
再確認する必要は無いほどしっかり身につけている犬だったと思います

こんな賢い一ちゃんが我が家の一代目の犬としてやって来てくれた事は
犬の飼う事に対しての初心者であった私たちにとっては
ホントありがたいことだったのだと思います
又そんな一ちゃんとの暮らしがあったからこそ
二代目犬としてファーチが来た時も
何とか迷わずに犬育て出来たのではないかと思います

もしファーチが一代目として我が家に来ていたらと思うと
ファーチの良さを引き出す事が出来ずに難しさばかりが目につき
時にはどうすれば良いか判らないまま
ファーチにはストレスを抱えさせていたのではないかと想像します

犬との生活の中にも実に興味深い様々な思いがあるものだと思いますが

一ちゃんには「一ちゃん ありがとう!」とホント心を込めて
今はこの言葉を天国にいる一ちゃんに送りたいと思っています

自分たちの手で育てて長く一緒に暮らしていると
犬も我が子と同じ感覚でついつい擬人化してみてしまいますが
これも止むを得ないことと思えるほど愛犬はやはり可愛いです

ホラ・・・ホラ・・・犬馬鹿と言う声が聞こえそうですが
何を言われても愛犬との暮らしは止められません
「ファーチには一日でも長く生きてほしい」と今はこの事が私たちの最大の願いです

今回は2匹の愛犬の違いやそれに伴う様々な思いをお届けしました
今日もファーチは甘えん坊のまま 気ままに生きています・・・

今日の写真は私たちが今一番大好きなファーチらしいベストショットをお届けします

ファーチのつぶやき:ニニの他にも僕にはもう一人ニニがいたの?

お知らせ:はるこさんへ 
     こちらの欄では返信コメントが表示出来ませんでしたので
     「ウィーンフィルニューイヤーコンサート2012」の
     コメント欄にて返信コメントさせて頂きました
     どうぞよろしくお願い申し上げます
     

コメント (3)
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誉め上手が躾上手

2007-07-19 07:06:34 | Weblog
一ちゃんの時にはまだ子供たちの子育てをしながらの犬育てでしたので
精神的にも又時間的にも今ほどの余裕もなく
生活する上での必要な躾や日常のお手入れに関しては
出来る限りの範囲で教えたつもりでしたが
いつの間にか育ってくれたと感じる面も大きかったと思います
ただ一ちゃんは同じ躾であっても
理解力や察する能力が大変高い犬でしたので
もちろん失敗もしますが失敗後に再度教えると
次からはきちんと指示どおり行動出来る賢さを持っていました

ファーチの犬育てに関しては
一ちゃんの時の犬育ての経験を元に
私たちも犬の気持ちが少しは読み取れる様になっていましたので
犬種や性格の違いによる行動の違いは多々ありましたが
何となく「こちらの方向で・・・」という躾の方向性を
察する事が出来るようになっていました

もちろん専門的な知識があったわけではなく全くの素人ですので
目標は「お手入れを含めて日常生活に困らないようにすること」と
「他の人や犬たちに出来るだけ迷惑かけない犬にすること」
そして「出来れば楽しく一緒に生活出来るようになれば・・・」という事ぐらいで
決して今でも訓練されたような完璧な状態はありませんが
生活する上では困る事はない状態にはなりました

専門家の方であれば的確な方法で
短時間に躾が完了することが出来たのではないかと思いますが
そこは素人ですので回り道をしたり時間がかかったりした事もありましたが
躾の方向性が常に何となくでもつかめたことは大変ありがたいことで
この事はいつも「一ちゃんのお陰で・・・」と感じる事にもつながっています
一ちゃんは実に多くの事を私たちに無言で教えてくれていたのだと思います

ちょうどファーチが3歳を過ぎた時にこれまで度々受講したいと思っていた
「犬の躾教室」にやっと参加する事が出来
私一人だけでの参加でしたが大変興味深い多くのお話しをお聞きする事が出来ました
講座には犬をこれから飼いたい人
又現在飼い始めて躾に困っている人
そして私のように犬好きの人と色々な方が参加されていました
5回講座のうちの4回は毎回犬の訓練士さんの
犬を理解する為の基本的なお話しと
その他は躾に困っている方の相談を受けて
その対処方法をそれぞれに答えて頂けるという形で進められ
最後の1回だけはこれから訓練される犬の候補犬と訓練中の犬2匹を
実際に教室に連れて来て頂き犬の訓練を見せて頂くという内容となっていました

犬の訓練は楽しく短時間に毎日繰り返す事が大切だと習いましたが
最終日にはその15分間の訓練を実際に私たちの目の前で見せて頂きました
その中で一番驚いた事はその15分間訓練士さんは最初から最後まで
犬に声かけのしっぱなし誉めっぱなしだった事です
指示を与えて指示どおりの行動をさせた後はすかさず誉める
声の誉め言葉とお菓子によるご褒美との両方をその時々で使い分けしながら
実に根気良く犬に話しかけておられました
犬自身も緊張感のある中で生き生き楽しそうに訓練されていました

上手に誉める事がタイミング良く誉める事が
いかに大切な事だったのかと改めて気付かされました

確かに私たちもこれまでも躾中に誉めるようにはしていましたが
もっともっと誉めなければいけない
それもタイミング良く上手に誉めなければいけないと感じました

その為には犬にダメ出しした後が一番大切なのだと気付きました
いけない事をした時に私たちは声でダメ出しをしますが
犬がそのダメ出しした行動を止めれば安心して
それで終了としてしまう事が多いと思いますが
肝心なのはその後のそのダメ出しした行動を止めた時に
犬に対して「ヨシヨシ・・・いい子だね」と誉める事を付け加える事だと思いました
たとえその止めた行動が声かけに驚いて止めたり
あるいは偶然止めただけだとしても
指示した後そのダメ出しの行動を犬が止めた時には
必ず誉めるを付け加える事が大切なのだと思いました

犬は誉められて初めて止めた事が良かったと理解します

叱りっぱなしでは犬は何がいけなかったのか
そして今後どうすれば良いのかが判らないまま終わってしまいます
誉められて初めてこれで良かったのだと犬は安心します
たとえばその時に最初犬自身もよく判らなかったり半信半疑であったとしても
同じ事の繰り返しを日常の中で繰り返すうちに
犬も大好きな飼い主さんが止めれば笑顔で誉めてくれると理解できるようになり
やっていい事といけない事の区別が出来るようになります

飼い主さんは俳優さんの様に怖い顔と笑顔を出来るだけはっきり使い分け
犬には飼い主さんの笑顔が大好きな犬になるよう根気良く育てることです
そしてダメ出し以外にも犬が指示した事を守ったり行動したりした時にも
出来るだけ誉めて良い行動のやる気を伸ばす事です

そしてご褒美を与えて躾ける方法を時には使う事があるとは思いますが
そのご褒美で躾ける場合も最後はご褒美なしで
躾が完了するように躾けることが大切だと言われました

一例ですがよろしければ参考にしてください
① 最初は指示出しをして指示通り出来ればご褒美のエサを与え笑顔で誉める
② 次に指示出しをして指示通り出来れば笑顔で誉め最後にご褒美のエサを与える
③ 最後に指示出しをして指示通り出来れば笑顔で誉めご褒美のエサはなし
123の時間差はその時々によって使い分けさせると良いのですが
この123の順番が最後にはご褒美のエサを無くすのに
無くしやすい順番だとお聞きしました

基本的には飼い主さんの笑顔の好きな犬にする事がますます大切になると思いますが
信頼関係が出来上がってくれば誉められるだけで犬は嬉しいので
ご褒美のエサはさほど重要ではなくなるのではないかと思います

又躾の時期は
生まれてから半年までは:
今後日常生活で必要な事に出来るだけ慣れるようにする準備期間なので
知恵もまだまだ未熟なこともありボチボチ気長に躾ける
(例えば:ブラッシングなどは真似事でも良いので慣らしておいて
本格的に必要となる前段階の時期として色々な経験を出来るだけさせておく)
半年から1年までは:
本格的に躾けるもっとも大切な時期なのでしっかり躾に取り組む
そして1年から2年は:これまで慣らした基本的な躾を定着させ完了させる期間
と言う事で
躾教室では2歳以降の躾はかなり難しいのでそれまでにしっかり躾てと言われました

ただファーチの場合も2歳以降躾しなおしたこともありますので
飼い主さんとの信頼関係が出来上がっていれば 
又時間と根気を持ち続ければ可能になってくる面も多々ありますので
ケースバイケースで判断されてより良い暮らしを続けて頂ければと願いますが
この躾教室で学んだ事がその後のファーチとの関わりの中でより生かされるようになり
確かに誉めるタイミングが的確に判り上手に使えるようになった事は
ファーチとのコニュニケーションも取りやすくなり
私たちの指示もファーチには理解されやすくなったと思います

ファーチには時々生活の中でこれまでの躾の内容を
再確認させる事が必要だと感じますので
オシッコやウンチ時にも出来る限り誉めるようにしながら
今でも暮らしていますが
今回はその後にある犬の雑誌に投稿してファーチの写真と共に掲載された
私の思い出の一句をご紹介します

「犬も子も誉め上手が躾上手・・・・・」

どうぞタイミング良く沢山誉めて犬育てして下さいね
誉められた数が多い子ほどきっと良い犬に成長すると思います!
飼い主さんに誉められて生き生き楽しく暮らしている犬たちが
一匹でも多くなる事を願いながら・・・・・

今回の写真は暑いのでサークルの隙間に短い後ろ足を引っ掛けて
お腹出しネンネする最近のファーチです

ファーチのつぶやき:最近ではパッパも僕の事沢山誉めてくれるから
僕は嬉しいよ ワン!
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我が家の噛み噛み対策

2007-07-12 12:03:30 | Weblog
人間の赤ちゃんも幼い頃の一時期何でも口に入れて物を確認する時期がありますが
犬の子も一緒で生後5ヶ月前後の乳歯が永久歯に生え変わる時期に
歯ぐきがむず痒い事と物を確認したい事との両方の要求で
周りの物をやたらと噛む時期があります

先代犬の時にもこの時期にはかまぼこの板や歯磨きガムを与えて
気をまぎらわせるようにしていましたが
ベランダにいた先代犬はそのほかにも木造の犬小屋の周りを噛み続け
せっかくジジちゃんが作ってくれた新品の綺麗な犬小屋も
いつの間にか噛み模様付のそれはそれは見事な犬小屋へと変えられてしまいました

そんな経験もあったので
ファーチの場合もその時期への乗り切り対策としては
毎日噛んでも良いおもちゃを与えようと思いつきました
1階にいる日中もサークル中心の生活でしたので何か遊ぶものがほしい
そして2階の室内で遊んでいる時にもやたらと家具や周りの物を噛んで
傷だらけにされるのもたまらないと思い
市販のおもちゃもはもちろん
その他にも牛乳パックをガムテープで補強したものや
焼きのりの空き缶容器のふた・空ペットボトル・空プラスチック容器
又かまぼこの板や使い古したスリッパなど
とにかく口に入れても良いと思える安全な物を身近で探しては
次から次へと毎朝与えるおもちゃとして準備しました

直ぐボロボロになってしまう牛乳パックなどは2・3個準備して
途中で変えたりもしながら
まるでファーチの口の破壊力との競争をするようにおもちゃを準備する日々が続きました
物を捨てるときには必ずファーチのおもちゃにならないかな?と考えました
ババちゃんも同じ様に「これはどうかね?」と色々見つけてきては
協力してくれて本当にその時期は沢山のおもちゃを準備しました

不思議なのですが先代犬も同じだったのですが
その時期を過ぎるとまるでその日々がウソのように落ち着き噛むことがなくなります

スリッパを与えるとその後もスリッパを噛むようになるので
良くないと言われたこともありましたが
ファーチの場合はその後に私たちのスリッパを噛むことは一切ありません

色々な素材・・・色々な種類を一杯噛むことでその時期の
噛みたい欲求を十分満たしてあげれば身近な物への被害や
人に対しての甘噛みも最低限で済むように思います

この時期一番気をつけなければならないことは
人に対しての甘噛みを出来るだけやめさせる事ですが
手を噛んできた時の対策としては「痛い」と言って無視する
あるいは噛まれた手を慌てて引っ込めるのではなく
反対に犬の口奥へと手を突っ込むようにすることが効果的です
人の手を噛むと自分の口の中へ手を突っ込まれて嫌な思いをすると
犬自身が思うようになれば
その繰り返しの体験から人の手を甘噛みすると
いつも嫌な事が起こると思うようになり次第に噛まなくなります

もちろんこの時期は犬も本気で噛んでいるのではないので
ほどほどに手加減しながら突っ込むようにして頂きたいと思うのですが
噛んでも良いものと噛んではいけないものとがあることを覚えさせる時期ですので
噛んではいけないとダメ出しした後は出来るだけ無視して
噛んでも良いおもちゃで遊んでいる時に出来るだけニコニコ笑顔で誉める事を
繰り返して頂きたいと思います

個体差もあることですので我が家の「噛み噛み対策」も絶対的なものではありませんが
ファーチに対しては見事に成功して
周りへの被害はほとんどなく何とか一山無事に越す事が出来ました

毎回繰り返す事となりますが
ご紹介する対策はあくまでもファーチに対しての対策で乗り切ったものですので
もし参考にされる場合も新たな工夫を加え
より良い対策へと変えて使って頂ければと願いますが
今思い出してもなかなか懐かしい幼い頃の対策を今回はご紹介しました

人の子どもは大人になるまでの間が随分長いのですが
犬の子どもは似通った時期を送りながら
約2年間程が一番躾け時の大切な時期です
この時期をしっかり躾て頑張るぞ・・・・・

ファーチのつぶやき:僕はおもちゃらしくないおもちゃの方が
               うーんと 魅力があるんだよ・・・・・ん!
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何気ない幸せ

2007-07-09 07:49:23 | Weblog
「ファーチ ラブラブ チュッチュッしよう!」ほらほらネネがやって来た

一日に一度はファーチを抱きしめクチャクチャにしながら
顔中キス攻めにする・・・これがネネの愛情表現

確かに可愛さが余ってついついクチャクチャにしたくなる

我が家の連中はリビングに来る時には
ファーチに声をかけたり触ったりしてくれる
そして我が家に来るニニやネネの友人達もファーチに会うことを
なぜか楽しみにしてくれる
ババちゃんもジジちゃんが亡くなってからは
2階で一緒に夕食を食べるようになったので
必ずその時にはファーチに声かけをしてくれる
それでも最近では皆も随分落ち着いて対応するようになったと思うのですが
結構ファーチも忙しい(?)

時には眠くても又抱かれたくなくても
ファーチはひょっと抱き上げられて皆の腕の中・・・

でもこの事がどんなに幸せな事かファーチには判らない
時には「僕は眠いのに・・・」と反り繰り返って怒っていることもあるぐらいです
我が家ではこの反り繰り返りを「ファーチのイナバウァー」と名づけて
ますますからかっています

パッパも元々からかうのが大好き人間なので度々ファーチはその標的となります
真面目に受け止めるファーチはパッパのやりすぎのからかいが高じて
精神不安定になり私からストップがかかった事もありました
例えば子どもへの「高い高い」を真似して天井に向けて
ファーチを放り投げるので怖がるファーチの尻尾は両後ろ足の間から
くるりとお腹側に曲げられてしまい最高の恐怖を表わしているといった具合です
そして自分の眼鏡をひょいとファーチにかけてみたりは序の口で
次から次へとからかう材料はいくらでも生まれてくるパッパです

でもそんな皆の姿やファーチを見ているのが私は好きです
あぁ・・・ファーチは幸せなんだ!
こうしてファーチがいるだけで皆に幸せを与えているんだと思えるからです
家族の一員として一緒に生きている事・・・
子供たちの送り迎えに付き合わされて毎日自宅車に乗って
連れ歩かれる事も今では当たり前の日常となっていますが
家族や夫婦の会話がファーチがいる事によって
より沢山増えたことはホントに嬉しいことです

何気ない日常の中にファーチとの小さな幸せが一杯詰まっている事は
ホントふと感じる幸せな瞬間なのです

縁あって預かった命・・・1分でも1秒でも長生きするんだよ・・・ファーチ!

今日は追いかけるとガラガラ音のするファーチのお気に入りのおもちゃ
キムチの空プラスチック容器(名称:ガラガラ)の前でハイポーズ!
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トイレの躾

2007-07-07 09:33:16 | Weblog
ファーチはペットショップでの生活の後
我が家では1階と2階の生活をほぼ同時にスタートさせましたので
1階と2階のサークル内は出来る限り同じ位置関係に
寝床とトイレを置くようにはしましたが
二つのトイレの周りの景色は違いますので
その二つのトイレを同時に正しく覚えるのは難しかったのだと思います

それでも寝床から出て横のトイレでウンチやオシッコをすれば
汚れたシートは変えてもらえましたし
特にウンチは直ぐ取ってもらうという事を根気良く繰り返ししていましたので
成功率は徐々によくなりウンチをすれば「ワン」と吠えて教えてくれる事もあると
ババちゃんが嬉しそうに教えてくれた事もありました
ただ問題はそれだけではなくファーチは人がいなくなる事を
極端に嫌がり不安がっていましたのでいつもいつも側に誰かがいる事を求めて
ウンチをした後も直ぐとってもらえないと
取ってもらう人の姿を求めてピョンピョン飛び跳ねる事を止めなかったので
以前のお留守番の時ほどは大胆ではありませんが
ちょっとした隙にウンチだらけになることがその後も日常的に続いていました

「ウンチをしたらすかさず取る」この事は家族全員の目標となりました

ただそうは言っても日中は家事をしながらの暮らしですので
一日中見張っている訳にもいかず
ババちゃんも当然庭やお風呂場などにも行きますので
リビングにいるファーチからは姿が見えない場所に移動することもあります
「ファーチ ここにいるよ ファーチ ファーチ」と何度も
ファーチに声かけしながら安心させることがいつの間にか
ババちゃんも私も習慣になってしまいました
夜一階のお風呂に入る時にも必ず2階で待っているファーチに対しては
「ファーチ ファーチ ここにいるよ」と声かけしながらその頃はお風呂に入ったものです

そして問題はもう一つ・・・
サークルの中にいる時は良いのですが
2階ではサークルの扉を開け自由に室内に出ていることも多かったので
1階とは違いトイレの場所に戻ってトイレするという事が
なかなか覚えられず失敗ばかりしていました
私たちはひたすらその失敗を綺麗にしてオシッコの臭いを取るよう心がけていましたが
成功率は50~60%ぐらいでその状態は私が専業主婦になるまで続きました
ですから真剣に本格的に2階でのトイレの躾直しに入ったのは
2歳過ぎてからでこの時から吠えても指示すれば黙る躾も同時に始めました

トイレの躾は暮らす上での都合や場合によっては転勤や引越しなどの理由で
全く環境が変わる場合もありますので
成犬になっていて変わった場合にも
その都度最初に戻して一からやり直して躾をし直すと言われていますが
成犬になっていれば一日のウンチとオッシッコの回数も又出る時間も
ほぼ決まってきていますので躾の機会は減りますがタイミングはつかみやすくなります
出来るだけ食事時間を一定に与えるようにして
その犬の排泄のリズムをつかむ事が近道だと思いますが
子犬の場合はなかなかその排泄のリズムがつかめないのと
犬自身の知能もまだ幼くて未熟なのでより根気と時間が必要です

あくまでも3ヶ月の子犬の場合の目安ですが
ウンチ:一日4回   オシッコ:一日の食事回数×2倍と教わりました
もちろん個体差とその日の体調にもよりますので一応の目安ですが・・・

又成犬の場合は
ウンチ:一日の食事回数  オシッコ:一日の食事回数×2倍ぐらいです
と言うのも成犬の場合はその犬の置かれているトイレ環境にも
左右されますのでお散歩時がトイレ時間となっている子は
オシッコの回数は少なくなると思います
ファーチは室内でいつでもトイレ出来る環境で暮らしていますので
今でもウンチは一日朝晩2回そしてオシッコは3~4回はしています

以前にも書きましたが躾の仕方は色々ありますので
トイレの躾もいろいろありますがそれぞれにその家の条件や環境の違い
又犬の大きさなども含めて考慮した上で選んで頂けると良いのですが
あくまでも参考にですが少し広めのスペースが必要としますが
室内犬のお勧め方法を書いておきます

一般的には市販されているトイレの大きさが少し小さいのでそれを使うと
犬たちは全般にウンチやオシッコしにくい状況にあると言われています
ですから大きめにトイレを取りながら出来るだけ自然にトイレが覚えられる
方法をお勧めします

まずは扉を開けたクレートを準備してそれを寝床にします
(注意:クレートトレーニングは他での宿泊や非常時にも大変役立つ大切な
トレーニングなので慣らす為にも是非寝床は最初からクレートにして躾て下さい)
そのクレートが入っても十分遊びスペースが取れるほどの
組み立て敷きのサークルを大きく準備してその中にそのクレートを入れます
そしてサークル内のクレート以外の場所にはトイレシートを全面敷き詰め
犬には最初自由にウンチやオシッコをさせます
犬は自分の寝床をトイレにする事はほぼないので
自由にしているうちに犬の方が自然とトイレをする位置を
自分で決めるようになりますので
それまではひたすら汚れたシートを替えながら
オシッコやウンチをしたら笑顔で誉め
出来ればしている最中におしっこの時には「シーコッコッコッ シーコッコッコッ」
ウンチの時には「ウッウン ウッウン」などと声かけするようにします
(この声かけはその後オシッコやウンチをこちらから誘導する時に大変役立つように
なりますので是非やってみて下さい)
そしてその後は犬がオシッコやウンチをしない場所から徐々に
トイレシートをはずしてゆき最後は犬がトイレと決めた位置のみ
トイレシートを残してそこをトイレの場所と決めると言う方法です

室内で遊ばせる時には必ずオシッコやウンチしてから室内に出すと決めれば
犬はトイレをすれば室内で遊べると思いトイレはとても楽しい事にもつながりますし
室内での失敗もこれで少なく躾けられるのではないかと思います
大きく取ったサークルの枠はトイレの成功率が高くなり
安定してきた時点で一箇所ずつ時間をずらしてはずしてゆけば
最後はクレートとトイレだけ残ってサークルそのものも
全てはずす事も可能になります

又トイレの位置を同じ室内で少し移動したい時には
毎日1~2cmづつ移動させて望みの位置まで時間をかけて移動させるようにすれば
犬の方の混乱もなく場所の移動も可能になります
いずれにしても時間をかけ少しずつ少しずつ取り組む事です

躾直したファーチの場合もまずはトイレの大きさを変え
サークル内は全面トイレシートを敷き詰め
サークルの扉と寝床であるクレートの扉をはずして2つをつなぎ合わせました
室内に出している時にはつなぎ合わせた部分をはずして
クレートをサークルの横に置くように配置して
室内からもサークルのトイレに自由に入れるようにしました
判りにくいので今回の写真はサークルの横にクレートを置いた
室内からもトイレにはいれる状態のファーチの現在の住まいをご紹介します

ファーチの場合これまでトイレの半分は成功していましたので
そのままを生かすように「シーコッコッコッ」と「ウッウン」の声かけを
新たに入れながら成功して出たときに笑顔で誉める誉め誉め作戦と
失敗の時には失敗して汚した場所を黙々と綺麗にした後
その失敗した場所を見ながら「ダメでしょ」と言いながら
失敗した場所を手で叩く作戦にしました
最初のうちはこれまでと変わらずよく失敗していましたが
徐々に徐々にホント少しずつですが成功率が上がり
シーコッコッコッやウッウンの声かけにも反応するようになり
ついに半年過ぎる頃にはほぼ80%ぐらいは成功するように成長してくれました

去勢に踏み切れない理由は色々あるのですがファーチは現在も去勢していないので
室内でのマーキングが時折出てしまい今でも失敗はありますが
その後はほぼ90パーセント以上の成功率となり
最初の混乱期から思えばよく立ち直ったものだと
改めて誉めてあげたい思いで見ています
ボール遊びの最中にもそのボール遊びを中断してトイレに駆け込む姿は
ホントに可愛いものがあります

あまり犬の躾には興味のない方もいらっしゃるとは思いますが
今後犬を飼いたいと思っておられる方に
そして今現在トイレの躾に困っている方に少しでもお役に立てればと思い
失敗例も含めて今回は書かせて頂きました
最初うまく躾られなくても又成犬になった後からでも躾直しは可能です
2歳過ぎると確かに幼い頃よりは習得するのに
時間がかかる場合も多いとは思いますが
どうぞあきらめず根気良く取り組んで頂きたいと思います

100%の完璧な状態ではありませんが
ファーチも生活する上ではほとんど困る事はありません
このような経験ですがほんのわずかでも何かのお役に立てれば幸いです

ファーチのつぶやき:最初から一箇所で教えてくれればもっと早く
          おりこうさんになったよ 僕・・・エッヘン!

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二人三脚の犬育て

2007-07-03 18:01:28 | Weblog

「キャァー ファーチ ウンチまみれ」
出かけて帰って来るとサークルの中はもちろん
周りの床にも飛び散ったウンチが散乱しファーチ自身も臭い・・・臭い・・・
そしてもちろん寝床のタオルも見事ウンチ模様!
何はともあれまずは洗面所に駆け込みファーチのシャンプーをし
その後にウンチの片付けを始めますが
ただでさえオシッコによる失敗が多いこの時期ですので
タオルの洗濯にも追われている私たちはこの作業の2度目で
ファーチの一人での留守番をあきらめました

サークルの中には寝床とトイレを半々に置いていましたが
ファーチはウンチをした後そのトイレの上でピョンピョン跳ねるので
ウンチがそこら中に飛び散ってしまうのです
「困った どうしよう」このまま度々長時間放置されていれば
そのうち不潔なのでファーチ自身も病気になってしまうかもしれないし
いくら度々シャンプーしても良いと言われる
自然素材のシャンプー剤を使ってもやはり洗いすぎは皮膚にも良くない
そしてなんと言ってもその片付け作業はあまりにも大変なので
とにかく誰かが見ている状態で出かけることにしようと決めました
その当時私も週4日ほど働いていましたので
いずれにしても私たちだけで毎日見ることは難しいと元々考えていました
その時からババちゃんとの二人三脚が始まったのです

仕事の無い日は一日中2階で私が見ていますが
仕事の日は朝出かける時に1階のババちゃんに預け
夕方帰宅するまでは見てもらうという事にして
1階にも組み立て式のサークルや給水器そして消毒消臭剤
タオルの替えなども準備して2ヶ所での生活を始めました

我が家は2世帯住宅なので常々の生活は別々です
ですからウンチの始末をしてファーチを日中見てもらうだけでも
ありがたい事なので食事や躾や散歩は私たちが担当
そして室内に出すと危険なものも多いので
ババちゃんの負担を少なくする為にも1階では室内に出す事は禁止しました
その代り2階の私たちが戻ってくると
2階では目が届く限り自由に室内に出し遊ばせるという生活にしました
ジジちゃんもファーチとの暮らしが楽しいようで
「一日中見ていても飽きないよ もう2階に連れてゆくのか」と
帰宅した私たちが2階にファーチを連れてゆくと寂しそうでした
なかなか新しい名前が覚えられずついつい1階では呼びなれた
「一ちゃん」とばかり呼ばれているようでしたので
名前を正確に覚えてもらう為に 
大きく「ファーチ」と書いた厚紙をサークルに張ったのもこの頃です

それから間もなくです
これまで熱を出す事はもちろん風邪一つ引いた事のない
丈夫さが自慢だったジジちゃんが珍しく夏風邪を引きましたので
近所のお医者さんに通っていたのですが
熱が出たり下がったりを繰り返しますので心配になった私は
早めの入院をこちらから申し出て紹介状を頂きその足で
早めの入院をさせたつもりだったのですが
その入院した明くる日の朝に急性肺炎で亡くなりました

入院させた当日の様子はさすがに立っているのは少し辛そうでしたので
病院に着くと直ぐ移動用のベットをお願いして
入院手続きを待つ間も横に付き添いながら待ちましたが
その日は病院が結構混んでいて受付を済ませて
やっと入院病棟に移動出来たのは午後からでした
その際の部屋へのベッド移動も一人で降りて一人で移動したぐらいでしたし
冗談も時折出るぐらいでしたので
看護婦さんもその時点ではジジちゃんがそんなに悪いとは感じていなかったと思います
私も病院へは一人でジジちゃんを連れて行っていましたので
一旦帰宅して入院荷物の準備をして
再度今度はババちゃんを連れてジジちゃんのところに行きましたが
その際もいつもと変わらないジジちゃんで
2人が帰ろうとすると起き上がって一緒に帰ろうとするので
「今夜は病院で泊まるんだよ」と説明して
帰りぎわには何度も「明日又来るからね」と2人で交代に声かけをしました
やっと理解したようにうなずいたジジちゃんが
「ありがとう・・・ありがとう・・・」と両手を顔の前で合わせながら
私たちに言ってくれましたのでその言葉を聞きながらその日は病院を後にしました
そのありがとうの言葉がジジちゃんが家族と会話した最後の言葉となりました

その夜ゆっくり検査に入られた先生方が
思ったより状態が良くないので明くる朝一番で家族に連絡を入れるよう指示され
その朝の指示を看護婦さん方が聞いている最中に急変したジジちゃんは亡くなりました
ファーチが我が家に来てからちょうど1ヶ月程たった6月の初め満86歳でした
まるで一ちゃんを追うようなジジちゃんの死・・・
その年私たち家族はかけがえのない大切な命を相次いで2つも無くしたのです

ただどんなに慌しくてもファーチにはまだまだ手のかかる時期で手を抜く事が出来ません
さすがにお通夜とお葬式の間の世話だけは誰か他の方に
お願いしなければなりませんでしたので
直ぐ友人も見てあげると申し出てくれたのですが
その友人には別のお手伝いをお願いしたかった事もあり
困ってお電話を入れたのが今のかかり付けの獣医さん宅でした
本来は自分が診ている犬だけしか預かることは出来ないというお話しでしたが
事情を説明すると特別預かってあげるという事で助けて頂きました

ファーチの初めての1泊2日の宿泊はその様な事情で預ける宿泊だったのですが
まだ1ヶ月しか我が家にいなかったにもかかわらず
見事に立派な分離不安症状が出てしまい
持参した食事は一切受け付けず迎えに行った時には度々の下痢症状でした

次から次に起こるいろいろな事を一つ一つこなしてゆくだけで精一杯の日々が続く中
ババちゃんとの二人三脚も
その後も私が専業主婦になるまでの約2年間ほど続きますが
ジジちゃんを亡くしたババちゃんにとっても
全く一人でいる昼間の時間にファーチと一緒の事が多かった事は
少しは癒しになってくれたのではないかと思っています

それにしてもウンチとの戦いがその後も何度も何度も続きましたので
ババちゃんもよく懲りずに可愛がってみてくれたものだと
今思い返しても頭が下がりますが
ただ私たちには出来ませんでしたがお留守番中にウンチまみれになる事も
一ヶ月程我慢して黙々と後片付けをし続ければ
次第に落ち着いてくるというお話を後々お聞きした事はあります
真相はいかがなるものでしょうか・・・

ファーチのつぶやき:だって僕はオシッコとウンチすることが大切なお仕事なんだよ!

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最近の犬事情

2007-07-03 16:30:12 | Weblog
早いもので振り返ってみれば先代犬が我が家にやって来たのは
もう19年前になります
その当時も図書館に通い色々な犬の飼い方に関する本を読んだり
又犬種が決まってからはその犬種の本を買って
手元に置きながら犬育てをしましたが
初めての経験でしたので犬の気持ちを汲み取る事がへたで
判らないことや理解できない事も多く大変可愛がって犬育てしたつもりでしたが
一方的なこちらの思い込みだけで躾をした面もあり
今思えば躾け方のへたな飼い主だったと思います
なのにもかかわらず大変温厚に育ってくれたのは
先代犬の持っていた元々の性格が穏やかで賢かった為に
へたな私たちの躾にも何とか犬の方が寄り添って馴染んでくれたお陰だと今では思います

先代犬がきた時には子どもたちもまだ幼く
我が家に遊びに来るお友達もやはり幼い子どもたちばかりでしたので
噛むような犬にだけはしたくないと言う思いが私もパッパも大変強く
ついつい厳しく躾した面もありました
たとえば初めて犬が反抗した時には厳しく躾けるという本の指示どおり
まだ幼かった先代犬に対しても 「ウゥ・・・」と初めて反抗した時には
叩いた事もありました
もちろん度々叩いたわけではありません
なぜなら先代犬はそれでなくても従順な温厚な性格の犬だったので
その後は全くその必要もなく暮らすことが出来たからです
本来は元々叩く必要性など初めからなかった犬だったと思いますので
ホント可哀想なことをしたと思います
今の私たちなら怖い顔で「メンメン・・・ダメダよ」と
軽く鼻先をつつき唸るのを止めれば「ヨシヨシ良い子だね」と
笑顔で誉める程度で十分だったと判断しますし
日常的にもその繰り返しをする中でこちらの気持ちも伝わる犬に成長したと思います

現在でも色々な訓練の仕方や色々な躾の方法が
ケースバイケースによって又性格の違いによっても沢山ありますが
まずは叩かない躾を勧める本が多くなり
ファーチのかかり付けの獣医さんからも絶対叩かないで
育ててほしいと言われています
叩かれて育った犬は追い詰められると必ず噛む犬になり
叩く飼い主にだけには従順に従うのですが
他の人に対しては扱いが大変難しい犬になるというお話でした
大勢いる訓練士さんの中には今だに叩く躾を主流に
訓練される訓練士さんがおられるようで
訓練学校などに預けられた犬の飼い主さんより苦情が出る場合もあるようですが
躾に関しても全くの素人の私にさえも
犬の気持ちが次第に理解出来るようになってくるとますます
暴力などの力で短時間に人がリーダーであると思わせるのではなく
人は暮らしの中で時間をかけて知恵でリーダーである事を教えながら
犬との信頼関係を築くことに心配りすべきだと感じるようになりました
犬の方も人の気持ちを読み取れる能力を十分持っています
当初お互いに伝え方がへただったとしても
叩く以外にも躾ける方法は沢山ありますので
個体差や環境条件などの違いを考えながら沢山ある方法の中から
その犬にあった方法を愛情を持って探してほしいと思います
どんな場合も躾ける方法は決して一つではありません
ただ悪意はなくても一番問題なのは人が犬の扱い方を間違った為に
長年の積み重なりの中で問題犬として成長してしまうような場合で
その問題行動がどうしても生活する上で困る場合などには特に
犬の躾直しが必要となってきますが
その躾けなおしの方法選択については
やはり専門的な知識を持つ方に相談され出来る限り早い時期に
より良い暮らしに戻されることが大切なのではないでしょうか

そのほか時代の流れによっても少しづつ犬の飼い方又考え方にも変化がありました
ドッグフードも今では幼犬用・成犬用・老犬用と
年齢によって3種類に分かれるようになりましたし
アレルギー治療や予防の為に特別な手作り食を与える方なども出てきましたが
先代犬の時代は幼犬用と成犬用の2種類だけでした
又食事を与える回数も以前は成犬になれば
一日1回与える方法を薦める本が多かったのですが
今では消化器官への負担が少ないよう
また起きている日中に出来るだけ気持ちも穏やかに過ごせるように
空腹時間が少ない一日2回食を勧められることが主流となってきました
ただダイエットしている場合などには一日の摂取量も減らしますが
回数も何回にも分け度々食べさせる方が空腹を我慢しやすいという事で
食事回数を増やしている場合などはあるようです
又医学的な考え方や病気予防などは特に日々進歩がある分野だと思いますが
予防接種・狂犬病予防・フィラリア予防等は以前からもありましたが
最近では健康診断などにも血液検査を取り入れて診て頂けるようにもなりました
ファーチは毎年4月から6月上旬の間に2回に分けて出かけますが
フィラリアの血液検査を兼ねた健康診断の為の血液検査をし
狂犬病の予防接種と7種の予防接種(獣医さんによって又地域によって
その種類は異なりますが)を
打つと共にノミダニ予防薬とフィラリアの予防薬を頂いてきます

さらに最近では犬の健康保険に加入される飼い主さんも増えてきたと聞いています
ファーチも5歳過ぎたら保険に入ろうと前々から考えていましたので
すでに6歳になってしまいましたが今年4月にようやく手続きを終え
この5月からは制限はありますが今後の医療費は半額で診ていただけるようになりました

ドッグ用品なども次々に新商品が開発されて
中には大変良いお助けグッズも出てきています
ペットショップですでに訓練されていましたので
ファーチもサークルやクレートには常時給水器を付けその給水器で水を飲んでいますが
その給水器も先代犬の時にはなかったものです
又お散歩の時のボール遊びには伸縮リードが大活躍していますが
この伸縮リードなども大変上手に作られていて大助かりしています

このように同じ犬との生活であっても色々な事が少しずつ変化しますので
ファーチを飼い出した3年間ばかりは特に
新たに学ぶつもりで月刊誌である犬の本を定期購読したり
すでにファーチは3歳を過ぎていましたが
公民館で開催された犬の躾教室にも通ったりしながら現在まで暮らしています

又お話ししたいと思いますがその躾教室で学んだ
「誉め上手が躾上手」・・・
この子育てにも通じるこの言葉が多くの事を学んだ中での一番の成果でした

それでは今回の写真は周りの方にも使っている事がわかりやすい安全性の高い
お勧めの平紐タイプの伸縮リードをご紹介します
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