OPALな日々

”Old Person's Active Life”をモットーとするOld Womanのフォトを交えたエッセイです。

スマホで星空探検

2012-11-21 21:58:51 | 私のお気に入り
東京も18日には木枯らし一号も吹き、エレベーターでの挨拶も「寒いですね」になった。

嬉しいことに富士山がくっきり見える日も多くなり、早朝に外廊下に出て一人ニコニコしている。

夜もオリオン座がキラキラとよく見える。周囲が明るいのでこんな日は流石に少ない。

昔から星座を探すのが下手で、オリオン、大熊座、小熊座位しか見つけられなかったけど、スマートフォンのアプリの「Google Sky Map」、これが面白い。

分かっている星座、たとえばオリオン座に画面のオリオン座を合わせると、周囲の星座が探せる。

近くに大きく輝いていたのは、木星だった。

風が強く吹いた日の夜は、星が良く見えるかと空を見上げる。

ネットがらみのストーカー事件があったり、怖い面もあるけれど、いつでもどこでも知らなかったことや、曖昧だったこともすぐに調べられるし、約束時間もアラームで教えてくれるし、散歩途中に迷子になっても現在位置も調べられるし、本も読めるし、家計簿もつけられるし、翻訳までしてくれる。それからそれから……。

まだ知らない面白いことも沢山ありそうだし。

スマホって、私にはいいオモチャ。ルールを守りながら、上手に使っていきたいものです




良き野党は現れないのかな~

2012-11-16 22:53:05 | 思うこと、思ったこと
何を考えているのでしょうねーーー

衆議院解散で万歳をしている議員たち、特に自民公明は今から圧勝したつもりで浮かれて見えた。

国の内外問題山積の中、解散するしないが一番の問題になっているのは変だと思わなかったのかしら。

今の野党についての一市民としての印象は、何を提案しても足を引っ張っている「政権奪回」しか考えていない、他には頭がいかない集団にしか見えなくなってしまった。

長年第一党だった経験があるのだから、いい野党になるかななんて一瞬でも考えたこちらが馬鹿だったてことを痛感する。

いい野党があってこそいい政治が行われると思っていたけれど、希望も期待もボロボロだ。

野田さんは、世界の経済状況だけでなく天災続きの中で頑張ったと思うし、尖閣問題でも国際裁判に持ち込もうとしたり、落ち着いた対応だったと思っている。

抱える問題が多過ぎて、正直あまり成果は出なくて残念。

多分、選挙後は大変でしょうね。

何でもすぐに忘れてしまい勝ちだけど、民主党存亡のこの際に離党した議員の名前は忘れないようにしようっと。

私は特定の政党の支持者じゃないんですけどね。

いろいろ理由を述べていたけど、「落選するのがいや」って後ろに書いてあるのが見えている気がしたもの。

選挙民のためではなく、当選するために右に行ったり左に行ったりしていると思うのは、こちらの性根がねじ曲がっているのかな?







さようなら森光子さん

2012-11-14 23:58:04 | わかれ
しばらくお見受けしないなと思っていた森光子さんが、今月10日に亡くなられていた。

92歳だったと聞いて、あ~私の母も生存していれば92歳になっているのかと改めて思った。

同年代であったことも、当たり役の放浪記に巡り合った頃の森さんをちょっと知っていたこともあり、母は森さんのファンであった。

知っているというには余りに淡い縁と、娘としては「だから何」とちょっと冷ややかな目で見ていたが、若い時に苦労をしていた森さんと自分を重ねあわせる気持ちもあったらしい。

今頃はあちらで「あら、もりみっちゃんだわ」とか言ってるかしら?

ほぼ生涯現役であった森さん。大変なこと、辛いこともあったでしょうが、功成り名遂げたばかりでなく、幅広い交友もあり後輩にも慕われた森さん。多分いい人生を送られたのでしょうね。

人はみないずれ死を迎える。その時に「いい人生だった」と思えたら、それが一番じゃないかな?と思う。


年齢的にそうなのかも知れないけれど、今年も個人的にも何人もの方とのお別れがあった。

十何年も癌と戦ってとうとう力尽きた方、ラジオ体操をするとき、いつも決まったところで「ここが苦手で、飛ばしちゃうの」と言っていたことを思い出す。

同年代とは思えない日本人離れした華やかな方は、突然の訃報だった。

現役を退かれてから、好きだったウクレレ三昧の毎日を楽しんでいらした方も、うちの亭主が送った新しい楽譜を喜んでいたのに、それを弾くこともなくその翌日から容体が変わり、最愛の奥様を残して亡くなられた。

天寿を全うされた方もおられる。100歳を超えてなお亡くなる直前までお元気だったと聞くと、なんだか励まされたような気がした。


しかし私もあちら側に知人が沢山増えて、なんぞあっても皆さんに逢える楽しみもあるかな。

こうして人は、だんだん死が恐ろしくなくなる。のかもね




今日は立冬

2012-11-07 22:52:25 | 日々のあれこれ
最近の日本は、四季の国ではなく二つしか季節が無くなった様な気がしている。

一年の半分は暑い夏で、過ごしやすい春秋はポッチリ。

でも、いつか暑さは去り朝夕は手足が冷たくなってきた。

と思ったら、今日は立冬ですって。そういえば、空気が澄んできたかも。富士山が綺麗に見える日が増えてきた。

        

前日、強く風が吹いた翌朝の富士山。雪を被った富士山は一段と美しい。

        

夕焼けを背にした富士山。

        

ビルの上に昇る月。月の昇る速さにはいつも驚かされる。地球ってすごく早く動いているのを実感。


オリオン座がくっきり見えた夜には、子供の頃の東京の空を思い出した。

天の川がちゃんと見えていたんだけどな~。家並も低かったから、大熊座、小熊座も良く見えた。

「人が想像できることは、必ず人が実現できる」(ジュール・ヴェルヌ)って本当かな?いつかまた天の川が見られる東京になるのかしら?

最近はなんだか信じられなくなっている。

でも、鉄腕ダッシュでは工業地帯の片隅に小さな海岸を復元しているし、きれいな地球も取り戻せるのかもね

諦めるのが一番いけないのかもね