OPALな日々

”Old Person's Active Life”をモットーとするOld Womanのフォトを交えたエッセイです。

深大寺散歩

2010-10-31 22:49:15 | 散歩
緑の木々の中を歩きたくなると出掛けて行く場所が幾つかある。

深大寺はそんな時に左程遠くもないし、緑豊かだし美味しいお蕎麦も食べられるし、お気に入りの散歩コースの一つである。

雨が降り出しそうだったが、少し遠目の散歩に行ってきた。


        

深大寺は蕎麦が有名。昔の二八蕎麦の屋台を再現した蕎麦屋さん。


        
        
大きいけど何の実かと思ったらこれも柚子。「大きいばかりで美味しくないのよ」と後ろの方で話し声がしていた。


        

        まずは腹ごしらえ。こんにゃくの味噌田楽と蕎麦掻き。


        

        お蕎麦とてんぷら


        

        日曜日だったので、家族連れでどこの店も混雑していた。


        

        水車とお蕎麦を打っているところが見える。私の入った店ではないけど。


        

        椅子の下に猫がちんまり。声をかけると耳だけが動いた。


        

        水生植物園は清流と田圃があり、はざかけした稲があった。



        

        今まで気づかなかったが、水生植物園の後ろに深大寺城址があったので行ってみた。

        城址への道。


        

        深大寺城址の碑と空堀があるだけだった。


        

        城跡は無かったが、これは蕎麦畑?


        

        やっぱり蕎麦畑だった。正真正銘の深大寺そばだ。


空は灰色だったが、雨には降られずに済んだ緑いっぱいの散歩で大満足でした。


繊細な和の心

2010-10-30 23:14:27 | そうなんだ
京都を巡るテレビ番組の中で、出演者の一人がいつも行くという和菓子屋さんでの話。

和菓子は季節に敏感で、春、夏、秋、冬、四季折々の花とか風物を映しているところが私も好きなので興味深く聴いていた。

        


時期的に紅葉が話題の中心になったが、画面に出てきた和菓子はありきたりの赤く色づいた楓ではなかった。

紅葉する前の緑に黄色が差してきた、まさに今を写していた。

御主人が「毎朝、楓の葉を見てその日の姿を和菓子にしている」と話されていた。う~ん、なるほど。

紅葉だから赤い葉っぱではなく、移ろい行く今をとらえているなんて、なんてデリケートなんだろう。これぞ日本的繊細さだ。

そのあと黒塗りの四角い板に、様々な姿の紅葉の干菓子を盆景、といったらよいのか、いい景色に飾って持ってきた。

とても美しかった。一度、作り手の感性を通って作られた紅葉はより美しく見えたのかもしれない。


その後、何故日本庭園に紅葉(楓)を植えることが多いのかと造園家の説明も出てきた。

庭木で一番位の高いのは松。ただ松の木は固い感じがするので楓を植えて柔らかさを出す。

かえでは漢字で書くと、「木偏に風」。風を受けると葉が大きく動いて風の通り道を見せて動きが出る。

そして、木が影を造って日差しから苔を守る。落ち葉になってまた苔をおおって守る。とか…。

        


気付かなかったことや知らなかったことが物凄くあるのが分かる。人の話を聴くのは面白くて大好き。

それにしても、世の中知らないことだらけ。生きている内に百億分の0.0001くらいは知ることができるのだろうか??

山が見えた

2010-10-29 23:05:38 | 日々のあれこれ
昨日は冷たい雨の一日だった。

空が洗われたのか、今朝は山が良く見えていた。


        

        秩父方面  特徴的な武甲山もクッキリ

        

        富士山はちょっと気難しくて見えなかった

        

        スカイツリーもずい分高くなった


昼近くにはもう霞んで山は見えなかった。

リフォーム日記 完結編

2010-10-28 23:29:37 | リフォーム日記
もう冬は来ないのでは…と思うほど、10月になっても暑かったのに突然冬になってしまった。

今頃台風は来るは、徳之島では記録破りの大雨は降るはで、自然が不自然になっているみたい。


そんなヘンテコな夏に我が家のリフォームもなんとか終了、やっと落ち着いた日常に戻った。

そこで中途半端だったリフォーム日記も完結編である。


        
        

一番おおごとだったキッチン。壁に向かって一人ポソポソと台所仕事だったのが、カウンターキッチンになり、窓に向かって気分も明るくルンルンになった。

オールディズなサラ・ヴォーンやサッチモのヴォーカルCDなどを聴きながら、キッチンに立つのが楽しい。

お客様を残して台所に引っ込むのは気の引けることだったけど、顔を見て話しながらだと、果物の皮もゆっくりと剥ける。


        

和室とリビングの間に半端にあった壁を取り払ったら、予想していなかった副産物として音の響きが良くなり、これは御亭主が大喜び。

実際の面積以上に広く感じられるようになった。


        

キッチンで贅沢をさせてもらったので、お風呂は御亭主の好みにお任せ。友人の助言もあって浴槽を魔法瓶方式にした。

お湯がなかなか冷めないので、夫の帰りに合わせて夜中にお湯を張るという不自由もなくなった。


猛暑の中、一生懸命仕事をして下さった職人さんに感謝。間取りの関係で難しいと言われていた対面キッチンの夢をかなえてくれたリフォーム会社の担当のお兄さん、贅沢かなと二の足を踏んでいた私に「折角の機会だから希望を通せば」といってくれた御亭主にも感謝


ささやかかも知れないけど、一段と楽しい我が家度が上がったリフォームだった

心のなかの京みやげ

2010-10-26 23:13:41 | 
富士山の天空散策のあくる日から二泊三日で京都に行っていた。

かなり無理な日程だったけど、どちらもどうしても一緒に行きたいメンバーだったので強行しちゃった。

京都は個人のお宅に泊めていただき、布団を並べて寝たり、合宿にでも行ったような楽しい旅ができた。

ちょっと図々しいとは思ったが、お陰さまで普段出来ないような経験も沢山できた。有難うございました

紅葉にはちょっと早かったのですいているかと思っていたけど、修学旅行生とか外国の方々で賑わってましたね。さすが京都。


        


華麗だけど俗ではない金閣寺


           

床柱が南天の茶室 修学旅行で来た時に何故か印象的だった。子供だったのに渋かった?        


        

とってもシンプルで美しいデザイン、と思う。日本の美は直線の組み合わせ?


        

有名な竜安寺の石庭。


        

曲がり角にいらした仏様。口元に紅をさしていらした。


        

可愛い繭人形

        

食事をした料理屋さんの間仕切りの壁の瓢箪。


        

犬矢来と紫の花

         

嵯峨御流の生け花。この流派の生け花は東京の展覧会で知った。自然を写しとったような作品が多くとても素敵だった。たまたまこの旅行でまた巡り合えてうれしかった。


幾つかの私の中で印象に残ったことの記録。