OPALな日々

”Old Person's Active Life”をモットーとするOld Womanのフォトを交えたエッセイです。

とっても小さな旅

2013-01-27 22:35:04 | 散歩
乗ったことのない路線に乗った。

終点が改札を出ることのできない駅という珍しい路線、鶴見線。その終点の駅が某工場の敷地内だからなんですって。

        

終点であり始まりでもあるホーム。昼近いこの時間は30分に一本だけという時刻表にまず驚いた。

元々が工場に勤める人たちの足だったらしいので、出勤と退勤時間に主に走っていたのかな?

いつか乗ってみたいと思っていた電車でも、そうそう用事もないのに好奇心だけでは乗りに来られないが、ちょっとしたきっかけがあったのをいいことにフラッと出かけて来たわけ。

電車の本数が少なく帰りの時間が読めないので、心惹かれていた(海辺にある外に出られない駅)に行くのは諦める。

それでも、乗ったことのない電車に乗り、知らない街を歩いたのでちょっとした旅をした気分になった。散歩じゃなくて小さな旅をした気分。

        

目的の駅に着くと、改札口に出るのに踏切があった。昔ハイキングやちょっとした登山をするのに降りた駅を思い出した。

        

駅前にあった食堂。日曜日だからか閉まっている。

        

肝心の用事は足りず無駄足だったけれど、電車に乗ったことで満足感も少しある。電車に乗るのは気が済んだので帰りはバスに乗ることにした。

バス停から見えた高い塔と煙を吐く煙突。この塔は何かしら?

       

踏切。電車はなかなか来ない。


さほど待たずに来たバスに乗り込んだ。

街中をグルグル走るバスが大好き。窓から道沿いのお店を見たり看板をみたり通りすがりの人を見たりが何だか楽しい。私の好きなことは、大体役にも立たないと言われるようなことが多い。

でも楽しいことが多いのはいいことだと思うことにしている。これでいいのだ!!これがいいのだ!!!

小さな旅をした気分で充実した一日だったけど、結構疲れた

でも、今度はぜひ海辺の終着駅を尋ねなければ

川のある街

2012-09-15 22:58:20 | 散歩
少し遠乗りをしたら、気持ちの良い川沿いに出た。

        

青い葉の茂る桜の木。相変わらずの暑さだが、それも少し和らぐようだった。

        

遠く東北新幹線の走るのが見えた。

        

水上バス乗り場。

ちょっと水上散歩もいいかな?と思ったが、月に数回の運航で、思い立ってちょこっと乗るのは無理とわかる。

        

小さなお宮を発見。

        

境内にいた猫。写真を撮っていても、逃げるでもなくゆったりと寛いでいた。



        

今日の富士山。

何やら頂上あたりにうっすらと白く見えたのは、先日の初冠雪の名残り?

こんなに毎日暑いのにちゃんと季節は動いているらしい。

ちい散歩とブラタモリ

2012-01-15 23:48:34 | 散歩

街を歩くのが好きな私が必ず見る番組、「ちい散歩」と「ブラタモリ」。

平凡な街を暖かな眼差しで散歩する「ちい散歩」と、知識欲というより野次馬、好奇心で街を歩き回る「ブラタモリ」。

街の人々の生業に向ける優しさは、木々や道端の花にも同じだ。子供を見かけると声をかけ抱き上げる。そして泣かれて照れたりしているチイチイの散歩は、こちらもほほえましく和やかな心持になる。

街の人も「あっ、地井さんだ!いつも見てますよ」と声をかける。


そして「ブラタモリ」。

散歩していると「これは何?」とか「この中はどうなっているの?」とか「いわれがありそうだけど?」とか、知りたい事がごろごろとある。

そんな好奇心もブラタモリでは、それぞれの事柄を良く知っている地元の人とか学術員とかが、一般人では聴けないような事柄を解説してくれたり、普通では入れない内部を案内してくれたりするのだ。

タモリ氏の野次馬目線は、自分と良く似ているのでとても嬉しいし、以前から疑問に思っていた場所が出てきたりすると、こちらもタモリ氏と一緒にフムフムと説明を聴く心持ちだ。「へぇ~そうだったんだ、満足満足

ただのおばあさんではそうはいかない。いきなり「これなあに?なにしてるの?中はどうなっているの?どんな謂れがあるの?誰が住んでいたの?」なんて訊いたら、思いっきり不審な顔をされるのがおちである。


それから、街の表情は変わっても地形は変わらない。古地図を持って散歩をすると、道路が広くなっていたり川が埋め立てられていたりするけど、地形そのものは昔通りが多い。

それも「ブラタモリ」ではCGを使って再現する。

高層ビルに囲まれた街東京も、広い空の下、緑豊かに川の流れている風景に替わる。

先日放送の「吉原編」では、地形、道筋、暗渠になった川の跡も、そして全てが虚構で成り立っていた江戸の一大歓楽街の詳細も興味深くて、現地に行って確かめたくなった。昼ごはんは土手の伊勢屋の天丼で決まり

「ブラタモリ」は羨ましくも有り難い番組だ。


        

池袋の大きな通りに面している薬局。つい最近まで店を開いていたがとうとうシャッターを閉ざしてしまった。

ここも高層ビルになるのだろうか


12月1日 寒くなりました

2011-12-01 23:27:53 | 散歩
月が変わったからか、いきなり寒くなった。雨も降っている。やっと冬らしくなった。


昨日は晴れて暖かかったので、お弁当を持って友人と近所の公園に散歩に行ってきた。

        

東京の紅葉もなかなかでしょ。


        

やはり背景は青空がいい。


        

真っ赤もあるし。


緩やかな坂道を歩きながら、「近くにこういう公園があるのは幸せね」とかお喋りをしながらの散歩を楽しんだ。

お散歩仲間がいることも幸せの一つ。


我が家に遊びに来た友人が、「ここは空が沢山見えるのね」といっていた。だから空ばかり見ているのかな、私。

そのうち高い建物に囲まれるかもしれない。空を眺められる幸せを大切にしておこうと思う。


そして11月の東の空、西の空を写す。

        

日の登る時間も遅くなった。これは朝の6時半ごろ。


        

毎度の富士山。夕方4時45分頃かな。


11月の街をあるく

2011-11-20 22:46:17 | 散歩
気付けば11月も後10日で終わりである。

年齢のせいで時の流れが速く感じるのかと思っていたが、最近は若い人も「あっと言う間に時が過ぎる!」と口を揃えていう。子供までが

本当なのか?話を合わせているのか?とも思うが、どうもそうでもなさそうである。

確かに、以前に比べて変化の速度は著しい。

ゆっくり考えていると、考えていた事柄自体がもう過去になっていたりする。

携帯電話も、自分としては最近換えたつもりでいたのに、取り入れたいアプリが「お客様の機種には対応しておりません。」なんて言われてビックリ。もう古くなってるんだ~

そういえば、換えてからもう2年過ぎている。2年てすごい昔なのかしらねえ。やれやれ


さて、11月も20日というのに今日も妙に暑かった。22℃もあったって本当?

日本も四季の国ではなくなって夏と冬の二季になったのかな。どうもそうなりそうな予感が


昨日は雨だったので家に閉じこもっていた。

今日は晴れてきたので、ちょっと散歩がてら用足しに街へ出てみた。


        

一陽来福で有名な穴八幡。冬至の頃の混雑が嘘のようにひっそりとしていた。大きな樹が茂っていて癒やされる。


        

これから先はバスに乗って新宿に出ることにする。


        

通りぬけるだけのつもりが、紅葉に惹かれて庭園を散歩することに。


        

隣接するホテルのティールーム。いい雰囲気だ。


        

そびえたつビル群。新宿西口も浄水場のあった頃は、今となっては信じられないけど、枕木で出来た改札が2つ3つあっただけの小さな駅だった。幻のような気がする。


        

ビル51階からの眺め。昼過ぎると街は霞んで見える。でも早朝は山もみえていたかも。

東京も海側を除けば、ぐるりと山に囲まれてはいる。


        

ビルのロビーにはクリスマスツリーが飾られていた。


        

数日前に行った丸の内仲通りもイルミネーションがこんなにきれいだったよ。