ご亭主の学生の頃からのギターの恩師と、これまたなが~いお付き合いのギター仲間である友人夫妻が我が家を訪ねて下さった。
そして友人の奥様Aさんから「何もしないでいいわ。私がパエリアを作るから」との有り難いお言葉。
当日、知り合いの方が叩き延ばして作ったという、手造りの大きな銅製の鍋および食材持参でいらした。
私はおつまみ代わりの前菜をつくり、ご亭主が野菜とチーズを盛り付ける。
キッチンでAさんが手際よくパエリアを作っているのを横で手伝いながら「お料理教室の助手さんになった気分」などとお喋り
。
女二人いると台所仕事もはかどるし楽しい
。
サフランたっぷり、魚介たっぷりの豪華パエリア
みんないける口なので、ビールやらワインやらを飲みながら食べる食べる、喋るしゃべる
。
写真を見ては「これは何のカメラだね」等と先生も上機嫌で、いつの間にか師弟ではなく同じ趣味を持つ友達感覚で話しているようにみえる。
先生と亭主は12歳年が離れている。初めてお会いした頃は12歳の年齢差は大きかったと思う。
でも、私自身もそうだけれど、十九二十歳の頃の年の差は、年を重ねると年々近づいてくるような気がする。
それに、このメンバーは50年近いお付き合いだし。いや、私は少し後からだったけど、それだって40年は経っている。
ワイワイガヤガヤと楽しい時は過ぎ、またこうして集まりましょうと約束をして、三人連れだってお帰りになった。
手土産にいただいた、先生お手製のリンゴのプレザーブ。ラップのかかっているのがそれ
。ちょっと飾って眺めてから冷蔵庫へ。
隠し味は粒胡椒ですって。スッキリとした、そして甘すぎないいいお味でした
。