玖波 大歳神社

神社の豆知識

星祭り

2012-02-01 19:43:33 | うんちく・小ネタ

  星祭り

星祭りの星とは、九曜星を現します。
日曜星・月曜星・羅喉星(らごうせい)・計都星(けいとせい)・水曜星・金曜星・火曜星・土曜星・木曜星を合わせて九曜星と呼びます。
一白水星・二黒土星・三碧木星・四緑木星・五黄土星・六白金星・七赤金星・八白土星・九紫火星の生まれのそれぞれの人に、この九曜星の星が順番に巡ってきて、その星に当たる人の1年の運勢を司っています。

羅喉星 
静観の年・中心の年
中心的存在になる時です。実行に移さず静観し、次の年の準備期間です。善事善行をを行ってきた人には吉事が、誤った方針を続けてきた人には凶事が極端に現れます。「大変化の年」とも言われ、結婚、転業、独立、移転、増改築、新築などの問題も出てきます。自分の力に応じた行動は、良い結果を招きます。しかし、あちらこちらに手を出すと、八方ふさがりになります。キーワード『内面・内部充実』

土曜星 
強運の年・施しの年
仕事も一段落、人々の労を労い施すときで、自分の力が増大し利益も増大する傾向のある年です。目標を再検討し、大きな目標を掲げ目標に向かって努力すれば、より一層の恵みを得ることが出来ます。何事にも行動に移せる年となりますが、柔軟性を忘れずに。何かとチャンスの多い年です。忙しい年になりやすいので、体調管理に心がける事が大切です。キーワード『与える心』

水曜星 
喜楽の年・趣味の年
仕事の成果と喜び、趣味なども充実していく時です。しかし喜びと引き替えに失費の重なる年になります。気のゆるみが生じ、緊張がとけて喜楽に目が向く時です。喜びにつながることは、大いに実行に移す時です。金銭的には出費が重なりますが、喜びや楽しさは素直に受け取るべきです。調子に乗って口数が多くなり言葉の災いは起きやすいので注意することです。キーワード『ありがとう』

金曜星 
変化の年・変革の年
現状の転換、改革を計画し、貯蓄に心がける時になります。何事も変化のある年になります。従来の方向性や計画の方向転換するなど、新しく変化するときです。思いがけない変革の必要に迫られることもあるでしょう。良くも悪くも変化が出てきます。心が波立ってあせりがちになります。何事も静観し、研究してジックリ進むことです。心も環境も変化の年と知って行動することです。キーワード『内観』

日曜星 
頂上の年・名誉の年
分かれ目であり、また、輝き・名誉を得る年です。頂上に登りきった状態であり下降を始める時でもあります。全てのものが表に現れてきます。努力や研究の成果が表彰されたり、受賞、栄誉などの話しも出やすいので感謝して受け取るべきでしょう。逆に仕事のミス、隠し事も表に現れてきます。文章、証書、印鑑の間違いが起きやすいので注意。地道な努力が報われる年です。キーワード『自然の恵み』

火曜星 
困難の年・創始の年
ものの始め・創始期・計画の年です。また、一番苦しく厄を背負う年となります。一般的に「本厄」「大厄」と呼ばれ、万事に要注意の年回りとなります。仕事や事業、商売での行き詰まり、また活気も失せ、体調も不調になりやすい年となります。この年はジックリと計画を練ったり、知識を深め研究するのは大吉になります。あせらず、英気を養う一年とするべきでしょう。キーワード『あるがままに』

計都星 
準備の年・労働の年
物事に対して、コツコツと真面目に労働する年です。一般的に「後厄」の年回りになります。田植えに例えますと「種まき」の時期になります。なにごとも、あせったり、無理をするのは禁物です。沈着冷静に本業を守り、誠実にコツコツと地味な努力を続けることです。「コツコツ」と「努力」を心がければ、この年は徐々に運の開く、開運期となっていきます。キーワード『一歩一歩を確実に』

月曜星 
開運の年・発展の年
発展・進出の年であり、運気の開けてくる年回りになります。この年は、本来の力を発揮できる機運にあたり、自然に力が湧いてきて、ジッとしておれない気分の時です。この年に入ったら、心機一転、全ての新しい方向、新しい行動をこころがける事です。旧来の事や古い因縁はスパッと切り捨て、前向きに。ただ、突進しすぎな面が出やすいので、慎重さと頭脳プレーが必要です。キーワード『眠っている力』

木曜星 
福運の年・信用の年
人から信用を得て、努力のかいあって花が咲くときです。最高の運気の年になります。何事も「ととのい」「まとまり」やすい年となります。盛運の好調の年ですが、軽々しい行動になりがちで、失敗のもととなります。この年に入ったら信用を得ることが先決です。顔にも心にも笑顔を絶やさず、常に喜びをもって他人に接することです。交際範囲も広がり、また結婚運も良好です。キーワード『調和』

◆九曜星について
九曜星とは「日曜星・月曜星・火曜星・水曜星・木曜星・金曜星・土曜星・羅喉星・計都星」のことです。この中で凶星を司るのが「本厄・火曜星」「八方塞がり・羅喉星」「厄・金曜星と計都星」です。

火曜星・口の災い、疫病をもたらします。

羅喉星・失業、病難、破財をもたらします。

金曜星・傷つき、悲しみをもたらします。

計都星・失業、左遷、降格をもたらします。

 節分に星祭りを行う所が多いですが、玖波においては、鬼は外で百鬼夜行する中を外出することを好まなかったために、一部の人が別の日にお参りされます。

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