西周(にし あまね)
1829(文政12)年2月3日-1897(明治30)年1月31日
啓蒙思想家、日本近代哲学の祖
晩年、大磯で療養
最期を過ごされました。
「西周伝」 鷗外歴史文学集 第1巻 (森鷗外/著 岩波書店 2001年)所収
20年8月に治療のため升子と大磯に海水浴に行ったこと
25年7月に大磯に別荘を作ったことなどの記載があります。
また年譜にも
明治25年 64歳 大磯の別墅に移る
明治30年 69歳 大磯に薨ず
とあります。
西周夫人升子の日記 川嶋保良/著 青蛙房 2001年
明治20年8月に「大磯に海水浴すと百足屋というにやどりゐける」(p197)
25年7月、大磯の別荘に移り療養生活に入ったとの記述あり(p198-199)
周の死後、升子は大正元年まで大磯で暮らしていたそうです (p209)
大磯の今昔 (4) 鈴木昇/著 鈴木昇 1990年
大磯の別荘や升子夫人の歌などの記載があります。