

カメラ!カメラ!カメラ!(CAMERA!CAMERA!CAMERA!)
作詩/作曲:Double K.O. Corporation
ずっと欲しかったカメラ 探してた 手に入れた
やけに明るい土曜日 僕は見る 君を見る
ほらツンと澄まして上向いて 右手を頬にあててみて
このままでいたいと僕は思うから
カメラの中 3秒間だけ僕らは
突然恋をする そして全てわかるはずさ
いつも黙ってる君と 退屈な旅をする
バックミラーをのぞいて 気にしてた 気づいてた
でもほおづえついて僕を見て ちょっと唇を尖らせて
このままでいたいと僕は思うから
カメラの中 3秒間だけ僕らは
突然恋をする そして全てわかるはずさ
Ah!どうせ僕らはイカサマなカードで逃げまわる
Ah!くやしいけど忘れやしないだろう!
このままでいたいと僕が思ってたこと
カメラの中 3秒間だけ僕らは
突然恋をする そして全て変わるはず
本当のこと何も言わないで別れた
レンズ放り投げてそして全て終わるはずさ
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フリッパーズ・ギターの2ndアルバム、『カメラ・トーク』に入っている曲です。
このアルバムには、『カメラ』という言葉がたくさん入っているのですが、どういう意味かな~と思いつつ時が過ぎました。
特にこの曲の『カメラ』って!?

思うに、『カメラ』というのは、恋する気持ち、恋にのめりこむ盲目的な思い込み(目線)みたいなものじゃないかと・・・。
そう思うと、この歌詞の意味も見えてきた気がして。
それにしても、♪ほらツンとすまして上向いて のくだりと、♪でもほおづえついて僕を見て のくだりは、言い方は違うけど、ほとんどおんなじポーズなのでは?

普通バージョンと、ギター・ポップ・バージョンの2種のアレンジがあり、アルバムに入っているのは普通バージョン、シングルやこのMVに入っているのはギター・ポップ・バージョンです。普通バージョンはテクノ風打ち込みで、今聞くと・・・古いかな


さて、MVです。これは『ORIGINAL CLIPS&CM'S』に入っています。最初見たのは数年前(遅れてDVDを購入)、あまりの映像の古さにびっくり

でも、何度も見ると見慣れてきますよ~。
当時1990年は、フレンチばやりで、また、過剰にポップなのが新しいとされていました。
内容は、フリッパーズ・ギターのご紹介・・・と言う感じですが、この歌詞の意味も微妙に反映されているような。
恋をして、見ているほうが女の子たちで、見られて『ツンと澄まして』いるのがフリッパーズです。逆になってるんですね


CAMERA TALK
1990年発売
1. Young, Alive, in Love(恋とマシンガン)
2. Camera! Camera! Camera! (カメラ!カメラ!カメラ!)
3. Cool Spy on a Hot Car (クールなスパイでぶっとばせ)
4. Summer Beauty 1990 (ラテンでレッツ・ラブまたは1990サマー・ビューティー計画)
5. Haircut 100 (バスルームで髪を切る100の方法)
6. Colour Field (青春はいちどだけ)
7. Big Bad Bingo (ビック・バッド・ビンゴ)
8. Wild Wild Summer (ワイルド・サマー / ビートでゴーゴー)
9. Knife Edge Caress (偶然のナイフ・エッジ・カレス)
10. Southbound Excursion (南へ急ごう)
11. 3 a.m. op (午前3時のオプ)
12. Camera Full Of Kisses (全ての言葉はさよなら)


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