3日目の夕方、宮城県気仙沼市から岩手県陸前高田市へ移動しました。

曇り空で日が暮れかけていたので、写真が見づらいですが、津波の被害を受けた土地に土を盛る作業が、依然として続いているようでした。
昨年も訪れた三日市工業団地の仮設住宅に到着。昨年はこちらで「おちゃっこライブ」をさせていただきました。その時の記事はこちら。

こちらの仮設では、最近赤ちゃんが誕生したという嬉しいニュースが! さらにこの日、また1人新しい命が誕生するとのことで、病院にかけつけているご家族がいらっしゃいました。
1年ぶりのご挨拶もかねて、夕方17時から、わずかな時間でしたが数曲演奏させていただきました。

演奏の後には、中国茶を飲みながらお話タイム。

手製の漬け物やお菓子をありがたくいただきました。中でもこれ、みなさんご存知ですか?

宮城・岩手など東北沿岸部の農家さんたちがよく作り、農作業の合間に食べていたというお菓子「がんづき」。
小麦粉や黒糖を混ぜた生地にクルミなどのナッツをまぶし蒸すだけ、というシンプルさ。蒸しパンのようなカステラのような食感で、身体に染み渡るやさしい甘さがたまりません。
「冬になるとみんな家でがんづきを作って、近所の人とよく食べ比べしてね。それぞれ家庭の味があるから、おもしろいよ」と話してくださいました。
仮設住宅での暮らしも4年目。最初は2年間だけの入居予定が、1年のび、また1年のび。この一年の間に家を建てたり、復興住宅への入居が決まり、仮設住宅から退去した方も何組かいらっしゃるようでした。
集まってくださったみなさんの中にも、「これから家を建てたい」という方がいましたが、震災前まで住んでいた場所は津波で流されてしまったため、まったく同じ場所に戻るのは不可能とのこと。
今、地区ごとに土を盛る作業が進んでいるそうなのですが、山を切り崩して土を盛るため、全地区一気に作業を進められず、優先順位をつけて作業が行われているとか。
「私の地区は1番最後になっちゃったから、土が盛られるのは3年後なの」と話す方もいました。
石巻市の仮設住宅でも耳にしましたが、これからは仮設住宅が縮小され、復興住宅へ転居する人が増えそうだ、とのこと。ただその復興住宅の建設にもまだまだ時間がかかりそうだと、みなさんおっしゃっていました。
入居当初に比べると数は減ってしまったようですが、お花見など仮設住宅内の交流も時折楽しんでいらっしゃる様子でした。

仮設住宅から少し山側へ行ったところに畑があるそうで、日中はそこで野菜の世話をしている、という方もいらっしゃいました。

また今回演奏させていただいた集会所は、仮設住宅の一室をそのまま使用しているため、浴室やトイレ、台所などすべて完備。
親戚や友人などが訪ねて来た時に、1室1泊1000円で借りることもできるのだそうです。
「今度は泊まっていってね」とあたたかい言葉をいただき、名残惜しい気持ちで、さようならのご挨拶。
これからまた冬がやってきます。みなさん、どうかお元気で~‼︎

曇り空で日が暮れかけていたので、写真が見づらいですが、津波の被害を受けた土地に土を盛る作業が、依然として続いているようでした。
昨年も訪れた三日市工業団地の仮設住宅に到着。昨年はこちらで「おちゃっこライブ」をさせていただきました。その時の記事はこちら。

こちらの仮設では、最近赤ちゃんが誕生したという嬉しいニュースが! さらにこの日、また1人新しい命が誕生するとのことで、病院にかけつけているご家族がいらっしゃいました。
1年ぶりのご挨拶もかねて、夕方17時から、わずかな時間でしたが数曲演奏させていただきました。

演奏の後には、中国茶を飲みながらお話タイム。

手製の漬け物やお菓子をありがたくいただきました。中でもこれ、みなさんご存知ですか?

宮城・岩手など東北沿岸部の農家さんたちがよく作り、農作業の合間に食べていたというお菓子「がんづき」。
小麦粉や黒糖を混ぜた生地にクルミなどのナッツをまぶし蒸すだけ、というシンプルさ。蒸しパンのようなカステラのような食感で、身体に染み渡るやさしい甘さがたまりません。
「冬になるとみんな家でがんづきを作って、近所の人とよく食べ比べしてね。それぞれ家庭の味があるから、おもしろいよ」と話してくださいました。
仮設住宅での暮らしも4年目。最初は2年間だけの入居予定が、1年のび、また1年のび。この一年の間に家を建てたり、復興住宅への入居が決まり、仮設住宅から退去した方も何組かいらっしゃるようでした。
集まってくださったみなさんの中にも、「これから家を建てたい」という方がいましたが、震災前まで住んでいた場所は津波で流されてしまったため、まったく同じ場所に戻るのは不可能とのこと。
今、地区ごとに土を盛る作業が進んでいるそうなのですが、山を切り崩して土を盛るため、全地区一気に作業を進められず、優先順位をつけて作業が行われているとか。
「私の地区は1番最後になっちゃったから、土が盛られるのは3年後なの」と話す方もいました。
石巻市の仮設住宅でも耳にしましたが、これからは仮設住宅が縮小され、復興住宅へ転居する人が増えそうだ、とのこと。ただその復興住宅の建設にもまだまだ時間がかかりそうだと、みなさんおっしゃっていました。
入居当初に比べると数は減ってしまったようですが、お花見など仮設住宅内の交流も時折楽しんでいらっしゃる様子でした。

仮設住宅から少し山側へ行ったところに畑があるそうで、日中はそこで野菜の世話をしている、という方もいらっしゃいました。

また今回演奏させていただいた集会所は、仮設住宅の一室をそのまま使用しているため、浴室やトイレ、台所などすべて完備。
親戚や友人などが訪ねて来た時に、1室1泊1000円で借りることもできるのだそうです。
「今度は泊まっていってね」とあたたかい言葉をいただき、名残惜しい気持ちで、さようならのご挨拶。
これからまた冬がやってきます。みなさん、どうかお元気で~‼︎
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