集会のおしらせ 県労連のブログより
■特定秘密保護法反対集会
政府に都合の悪いことは秘密になります。また秘密を漏らした人は処罰されます。
「国の安全」「外交」「外国の利益を図る目的で行われる安全脅威活動の防止」「テロ活動防止」の4分野について、国が一方的に「特定秘密」に指定し、これを漏らしたり、漏らすことをそそのかしたりすると、懲役10年以下という厳罰を与える「特定秘密保護法」。
対象となる人は、秘密を取り扱う公務員だけではありません。出入り業者や大学などの研究者も対象になります。取材・報道も罪に問われます。秘密を取り扱う人はプライバシーを調査されます。調査範囲は家族や友人にまで広がるかもしれません。1999年にできた情報公開法は、国に都合の悪い情報でも市民・国民に公開し、主権者である国民が政府を監視することを目指しています。特定秘密保護法はこれに逆行するものです。国民は目隠しをされて、「政府の言うことだけを信用しろ」ということになってしまいます。
戦前の日本では、軍機保護法や国防保安法によって真実が隠される中で、「大本営」が発表するウソの情報を信じ込まされ、侵略戦争に駆り出され、多くの人命が失われました。「秘密は戦争の始まり」は歴史の教訓です。みなさんもいっしょに法案に反対しましょう。
◆12月1日(日)13時 集会、岐阜市金公園 13時30分~デモ行進
主催:憲法9条を守る岐阜県共同センター・国民救援会岐阜県本部・自由法曹団岐阜
支部・平和と革新をめざす岐阜県の会・憲法改悪阻止岐阜県各界連絡会議
連絡先:岐阜県労働組合総連合
TEL 058-252-3013 FAX 058-253-4996