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違憲下自衛隊 ⇔合法⇒菊印皇軍虎威借る狐「上官命令≒天皇陛下命令」前法2項刑法裁判⇒軍法裁判自民9条3項=後法優先削除同

違憲カジノ=政府利害関係者=背任罪=入場規制無⇔「市県府道民税・電気ガス水道完納」貧困ギャンブラー家庭子供生活環境保全無

10月29日スーパーセンターオークワ海南店グランドオープン ⇒【稼ぐ工場⇒消費場所へ】トホホ!

2011年10月30日 | どうよ!?

:備忘録:【主婦の店 大桑屋形店】オープンから快進撃!(子供の頃⇒広瀬小学校3年生時高松小学校から転校)

:屋形店の土地は⇒元々莫大メリヤス工場の跡地⇒機械に使用されていた「カギ針」物珍しく拾った遠い幼い頃の記憶!

:【稼ぐ場所】だった⇒工場 ⇔最近は殆ど⇒!★※【消費施設】⇒島精機も⇒何時かショッピングセンターに成っちまうのか トホホ!

:大中華⇒アヘン戦争にて香港島99年間租借⇒取り戻した!大中華⇒共産党偉い!

:「レナウン」もメリヤス⇒今や中国の会社にトホホ!レナウン号 ダーバン号 英国の艦船の呼称 

:北方領土⇒取り戻せ無い⇒自民・民主党⇒【地上権と⇔底地】(底地⇒日本国領土)⇒分離して交渉希求!

 

  スーパーセンターオークワ海南店グランドオープン 2011年10月29日(土) 16:41

 

和歌山市に本社のある株式会社オークワは、海南市に県内で56店舗目となるスーパーセンターオークワ海南店をきょう(29日)オープンしました。 

海南市築地の国道42号沿いの昭南工業跡地にオープンするスーパーセンターオークワ海南店は、県内で5店舗目となる1つのフロアで生活必需品が揃う「ワンフロア・ワンストップショッピング」を特徴とするスーパーセンターの業態で、これまでに新宮市や上富田町、有田川町、橋本市で開店しています。建物の延べ床面積はおよそ2万㎡、店内には、食料品や衣料品、住居用品などを多品目に渡って、品揃えしています。また、県内ではじめて、犯罪被害者を支援するための自動販売機も設置されています。営業時間は、午前9時から深夜24時までで、年中無休です。スーパーセンターオークワ海南店の小西淳店長は、「海南市の発展につながることを期待しています。女性に来てもらえるように、化粧品や衣料品などを多く取りそろえています。」と話していました。今回のオープンにより、オークワの店舗数は和歌山県内で56店舗、関西と中部の7府県を合わせると154店舗となります。

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「公立⇔私立公園」悪意を「推認・断定」出来るのは法と証拠⇒自由心証主義判事閣下裁量! 

2011年10月30日 | 「滅私奉公⇒捨て身奉公」リスペクト!

【和ネット】>>> 77 Re: 中筋日延児童遊園 「裁判で闘うとの回答市の台帳には76年に寄付申し出」  名無しさん 2011-10-28 78

 

 悪意を認識するのは法と証拠⇒自由心証主義判事閣下裁量!   2011-10-28 15:08

 

大橋市長は「悪意」の立証が困難だから、民事調停を受け入れる。

 

 

「経済文教委員会の松井紀博委員長が「旧住宅地造成事業法では完了公告の翌日に市に帰属し市所有は明らか」として「否決すべき」と報告。」

 

で松井さん「悪意」はどうなったの? 市長が問題にしてるのは「悪意」ですよ。

 

 

:詐欺⇒用意周到に計画された犯罪には⇒裁判長が⇒!★※「一歩踏み込んだ御判断が必要】⇒

 

:今は⇒阿呆でも見抜ける若しくは犯罪者が決定的なミスを犯した際だけ⇒御間抜け犯罪者だけが⇒逮捕起訴されて⇒知能犯は大手を振って再販!現状!⇒エンドレス⇒司法業界!

 

:悪意看破可能!見る気に成らなければ人間の脳認知⇒不可能!

 

:ヒラメ保身判事閣下に遭遇すれば⇒「自由心証主義」⇒保身裁判判決⇒「国や公共側ヘ軍配!?」

 

:【無罪⇔有罪⇒天と地の違い!】

 

:源頼朝公の時代から【20年間】⇒穏便に占有だったか⇒他人様が金を支払わず⇒正当に所有権移転!

 

:余談:借地人⇒(境界曖昧!?)土地購入 ⇔当方の境界目印⇒破壊⇒ご近所だから⇒「よう言わん」トホホ!

 

【刑法第262条の2】境界標を損壊し、移動し、若しくは除去し、又はその他の方法により、土地の境界を認識することができないようにした者は、5年以下の懲役又は50万円以下の罰金に処する。

 

:公園⇒【私立⇔公立】⇒公園入り口に記載⇒ご確認?

 

:不記載ならば⇒私有地誤認⇒不可抗力⇔社会通念上公立のほうが圧倒的に多数と考える!

 

:「私立」と判断したならば⇒【寄付した元の地主が虚偽!?】

 

:⇒さもなくば購入者が【公立】を承知で⇒「登記不備」に浸け込んだ⇒【悪意】と私が裁判長ならば判決!

 

「上 多用のみぎり 手数をかくる段 不届きの至 重き罪過に 行のう処 特別の憐憫を以て 指し許す⇒以後はならんぞ!」:佐々木信濃守

 

 

:「蛮勇必須!」【大阪府⇒5兆円負債⇒更に大阪市 5兆円負債=合計10兆円負債】

 

: ⇒橋下徹大阪府知事閣下⇒国土交通省和歌山工事事務所新築工事5階建⇒

 

:⇒橋下徹閣下発言:「♪ぼったくりバーの請求書」⇒10億円返金!?感謝!

 

:学歴経歴では⇒優劣歴然!⇒だが⇒あるべき姿のレベル格差!トホホ!

 

:もうそこまで来る⇒「第二世界恐慌」⇒備えて⇒最低賃金半額特区創設⇒ロハスで豊かな貧乏人生活確保(円高輸入生活者歓迎)

 

:余談【TPP】⇒【農業も二の前!⇒繊維製品】⇒蒙古襲来如き⇒大量輸入⇒国内工場人件費格差⇒多数消滅!

 

 

:これ以上申し分無い経歴⇒仁坂吉伸和歌山県知事閣下⇒「唯々諾々⇒前例踏襲!?」

国土交通省和歌山工事事務所新築工費⇒【10億円/30億円】⇒!★※県「知事ご負担不用!」⇒事勿れ主義官僚御出身!?

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国民健康保険⇒「一般会計から⇒5400億円補填」⇔公営競技⇒ギャンブル入場カード希求!

2011年10月30日 | 「滅私奉公⇒捨て身奉公」リスペクト!

:ギャンブル⇒関係者等⇒周辺にご迷惑予見! ⇔公務員官僚⇒天下り先確保!?自己保身最優先!「:和歌山 見張り番」

 国民健康保険:広域化の負担巡り火花…地方間に対立

 

 税と社会保障の一体改革案に盛り込まれた国民健康保険(国保)制度の見直しに向け、国と地方の協議が24日、スタートした。しかし、市町村が運営する国保を広域化し、将来都道府県に財政運営を担わせる厚生労働省方針を巡っては、積極姿勢の市長・町村会側と、負担増を警戒する知事会側の対立が解けないまま。国保広域化では国側についた市町村も、一体改革案の低所得者対策には不満を表明、議論は早くも難航気味だ。【鈴木直、山田夢留】

 

 「国保の都道府県単位化は、(国による)国保財政の基盤強化が大前提だ」

 

 協議の冒頭、知事会社会文教委員長の福田富一栃木県知事はさっそく国側をけん制した。一体改革案は国保の都道府県単位化による財政基盤強化を目指しているが、福田氏は「財政強化の先行を」と強く求めた。

 

 元々自営業者を対象とした国保も、!★※【現在は加入者の約4割が無職】で、

 

 【所得のない世帯が22・8%】に上る。高齢者も多く、

 

 1人当たりの医療費は大企業中心の健康保険組合や、中小企業中心の協会けんぽの2倍前後。

 

 市町村は!★※【一般会計などから年間5400億円を繰り入れて補填】

 

(ほてん)しているが、09年度の実質 【赤字は2633億円】に達する。

 

 

 小規模市町村による国保運営は困難となりつつあることから、政府は6月にまとめた一体改革案で、国保の広域化とともに低所得者対策として公費2200億円を投入する方針を打ち出した。来年以降の通常国会に関連法案を提出する意向だ。

 

 それでも財源が不明確なうえ、高齢化によって将来の持ち出しが膨らむことを警戒する都道府県側は国の責任放棄ととらえ、京都府など一部を除き強く反発している。広域化は75歳以上の後期高齢者医療制度を廃止し、加入者の大半を国保に移行させることが前提で、知事会側は「低所得者対策に広域化や後期医療廃止をセットにした法案には断じて賛成できない」と伝えた。

 

 財政負担の軽減につながる市町村側は「議論を深めてほしい」(岡崎誠也高知市長)と求め、国保の広域化には賛意を示した。だが、2200億円投入という政府案に関しては不満顔。市町村が補填している額の半分にも満たず、斎藤正寧秋田県井川町長は「これでお茶を濁すようでは困る」と述べ、国側に一層の追加負担を迫った。毎日新聞 20111024日 2349分(最終更新 1025日 020分)

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ハリポタ翻訳者が35億円の申告漏れ:余談:一般に「高学歴」⇒幼少から⇒「欲と道連れ⇒同行二人!?」

2011年10月30日 | 良いこの皆様へ「告訴告発提訴希求!」
居住地主義と源泉地主義 : 伝統的所得課税原則にみる最近の議論
 
国際課税の原則については、源泉主義と居住主義の二つの考え方があり、前者は収益の源泉である投資受入国(源泉)が、後者は投資主体が居住する投資国(居住)が、それぞれ課税権を持つとするものである(60)。源泉主義の場合は、投資受入国の税率が対内投資に対して一律に適用されるため、投資受入国は法人税・資本所得税を軽減することによって対内投資(資本流入)の促進を図ることができるが、居住主義の場合は、投資国(居住)が行う対外投資には一律に投資国の税率が適用されることとなるため、投資受入国は税制によって対内投資に影響を与えることができない、というのが基本的な考え方となる(61)
 
:TV番組視聴:「持ってる」⇒連れ合いの夫が死亡⇒シングルマザーの同じ境遇が原作者が共感! ⇔先願大出版社のオファ-を抑えて⇒たった独りの会社?が翻訳権獲得!
 
:余談:「高学歴」⇒幼少から⇒「欲と道連れ⇒同行二人!?」⇔
 
:私:子供の頃は⇒将来のことなんて全く何も考えてられない!【少年時代!空白】⇒
 
:今では⇒「全く不安も無く⇒幸せな少年としての時間を過ごせた事に感謝」⇒だが!
 
:阿呆は不自由!トホホ!⇔自己弁護!「スペシャリストには向いて無い! ⇔ジェネラリスト」 トホホ!

 引用:::    解決済みの質問

ハリポタ翻訳者が35億円の申告漏れって…、たかが翻訳しただけでそんなに儲かるん... mokkoteriteriさん

ハリポタ翻訳者が35億円の申告漏れって…、たかが翻訳しただけでそんなに儲かるんですか?

翻訳経験ないけど、原文のままハリポタ読んでた自分はちょっとびっくりです。大ヒット作を翻訳するだけですよね。原文の作者なら儲かるのはわかるけど。

質問日時: 2007/6/12 10:13:40 解決日時: 2007/6/27 03:39:11 回答数: 5

    ベストアンサーに選ばれた回答  sss123yyy123さん

ベストセラー『ハリー・ポッター』の日本語訳者松岡佑子氏が、国税庁から35億円を超える巨額の申告漏れを指摘されている(朝日新聞、7月26日朝刊)。

松岡氏はスイスに居住していると主張しているが、生活の本拠が日本であることから、日本での申告が必要と認定された模様だ。松岡氏は、これを不服として異議を申し立てている。

外国との税の調整は、難しい問題を含む。白黒を簡単には判定できない面が多いからだ。今回の案件でも、居住の条件が客観的に定義されていないことが問題だと指摘されている。これを逆に言えば、グレーゾーンを狙っての税回避行動が起こりやすい。実際、事業創業者などによる海外を利用した巨額の脱税事例が目だっている(なお、課税の条件について解釈の余地が残るのは、この問題に限ったことではない。所得税、法人税などの直接税では、さまざまな面で不可避的に生じることだ)。

ただし、何らかの必然的な理由があって海外移住がなされ、税の問題があとから生じた場合と、税回避そのものが目的で移住がなされた場合とは、同じようには考えられない。税回避が目的である場合は、形式的な要件が整っていたとしても問題だ。課税上の技術的な問題より先に、生き方の問題がある。

日本で売れた本の税金は日本で納めてください
『ハリー・ポッター』シリーズの日本語訳は、日本で出版され、日本人の読者によって購入された。それ以外の間接的な面でも、日本の社会制度が存在していてはじめて獲得できた所得だ。そうして獲得した所得に対する巨額の税が、日本ではなく、翻訳書の出版・販売と何の関係もないスイスに収められ、スイスの国庫収入になってしまうというのは、どう考えても釈然としない。

「著作とは異なり、翻訳という仕事は創造的なものではなく、(:オブジェクション!創造的と感じる!)

一定の能力があってチャンスを与えられれば誰にでもできる」などと言うつもりは、

私には毛頭ない。しかし、「翻訳が意味を持つのは、日本人の読者がいるから」という点は、強調したい。仮に松岡氏がずっとスイスに住んでいるスイス人だったとすれば、今回のような所得チャンスには恵まれなかったはずである。

もっとも、課税原則からいうと、右の議論は成り立たない。なぜなら、日本は、所得がどこで生じるかという「源泉地原則」ではなく、納税者がどこに居住しているかという「居住地原則」によって課税を行なっているからだ(私自身も、スタンフォード大学の給与を日本で申告して、日本に納税した)。

それにもかかわらず、「日本で売れた翻訳書の税金は日本に納めてください」と言わざるをえない。それが、日本人の自然な心情的だろう。仮にスイスに1年中住んでいて日本との行き来がなかったとしても、そうだ。朝日新聞の報道によると、松岡氏は、「スイスに居住してスイスで快適な生活を送っている」と言っているらしい。翻訳書の読者の一人として、このメッセージに対して、強い違和感を覚えざるをえない。

『ハリー・ポッター』は、子供に夢を与えてくれただけでなく、(私を含めて)大人にも夢を与えてくれた。その翻訳者が税の問題で当局と争う事態に陥ったのは、裏切られたようで、まことに残念である。

ところで、この案件に限らず、ここ数年の高額納税者番付を見ていると、ベストセラーの著者や翻訳者の名が見当たらない。これは不可思議なことだ。「国税庁はいったい何をしているのだろう」と、ついこの間、教室で学生たちに話したばかりだ。そして学生には、「プロになろうと思えば、〈何があるか〉ではなく、〈何がないか〉に注意を払え」と忠告した。

高額納税者番付は、「登場して当然の人が登場していない」ことをチェックするには、貴重な資料だった。プライバシーの問題を考慮して公表されないことになったが、今回の事件を考えると、ある種の機能を果たしていたと考えることもできる。

ところで、ベストセラー作家ともなれば、まったくの無申告ということはありえない。高額納税者番付に登場しないのは、何らかの複雑な方法での申告をしているからだ。手法としては、松岡氏のように海外を利用するのではなく、個人の所得として申告すべきものを法人の所得としている場合が多い。

しかし、こうした納税法は、認められない。いかに形式を整えたとしても、著作活動や翻訳活動は、法人の仕事ではありえないからだ。これは、個人の仕事であり、個人所得税として申告しなければならない。しかし、法人の所得とすればさまざまな特典を利用できるので、節税の手段として法人が使われる場合が多いのである。

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ハリポタ翻訳者が35億円の申告漏れ:余談:「高学歴」⇒幼少から⇒「欲と道連れ⇒同行二人!?」

2011年10月30日 | 良いこの皆様へ「告訴告発提訴希求!」
居住地主義と源泉地主義 : 伝統的所得課税原則にみる最近の議論
 
国際課税の原則については、源泉主義と居住主義の二つの考え方があり、前者は収益の源泉である投資受入国(源泉)が、後者は投資主体が居住する投資国(居住)が、それぞれ課税権を持つとするものである(60)。源泉主義の場合は、投資受入国の税率が対内投資に対して一律に適用されるため、投資受入国は法人税・資本所得税を軽減することによって対内投資(資本流入)の促進を図ることができるが、居住主義の場合は、投資国(居住)が行う対外投資には一律に投資国の税率が適用されることとなるため、投資受入国は税制によって対内投資に影響を与えることができない、というのが基本的な考え方となる(61)
 
:TV番組視聴:「持ってる」⇒連れ合いの夫が死亡⇒シングルマザーの境遇が原作者都の共感を得て⇒先願⇒大出版社のオファ-を抑えて⇒独り切りの会社が翻訳権獲得!
 
:余談:「高学歴」⇒幼少から⇒「欲と道連れ⇒同行二人!?」⇔
 
:私:子供の頃は⇒将来のことなんて全く何も考えてられない!【少年時代!空白】⇒
 
:今では⇒「全く不安も無く⇒幸せな少年としての時間を過ごせた事に感謝」⇒だが!
 
:阿呆は不自由!⇔自己弁護!「スペシャリストには向いて無い! ⇔ジェネラリスト」 トホホ!

            解決済みの質問

ハリポタ翻訳者が35億円の申告漏れって…、たかが翻訳しただけでそんなに儲かるん... mokkoteriteriさん

ハリポタ翻訳者が35億円の申告漏れって…、たかが翻訳しただけでそんなに儲かるんですか?

翻訳経験ないけど、原文のままハリポタ読んでた自分はちょっとびっくりです。大ヒット作を翻訳するだけですよね。原文の作者なら儲かるのはわかるけど。

質問日時: 2007/6/12 10:13:40 解決日時: 2007/6/27 03:39:11 回答数: 5

    ベストアンサーに選ばれた回答  sss123yyy123さん

ベストセラー『ハリー・ポッター』の日本語訳者松岡佑子氏が、国税庁から35億円を超える巨額の申告漏れを指摘されている(朝日新聞、7月26日朝刊)。

松岡氏はスイスに居住していると主張しているが、生活の本拠が日本であることから、日本での申告が必要と認定された模様だ。松岡氏は、これを不服として異議を申し立てている。

外国との税の調整は、難しい問題を含む。白黒を簡単には判定できない面が多いからだ。今回の案件でも、居住の条件が客観的に定義されていないことが問題だと指摘されている。これを逆に言えば、グレーゾーンを狙っての税回避行動が起こりやすい。実際、事業創業者などによる海外を利用した巨額の脱税事例が目だっている(なお、課税の条件について解釈の余地が残るのは、この問題に限ったことではない。所得税、法人税などの直接税では、さまざまな面で不可避的に生じることだ)。

ただし、何らかの必然的な理由があって海外移住がなされ、税の問題があとから生じた場合と、税回避そのものが目的で移住がなされた場合とは、同じようには考えられない。税回避が目的である場合は、形式的な要件が整っていたとしても問題だ。課税上の技術的な問題より先に、生き方の問題がある。

日本で売れた本の税金は日本で納めてください
『ハリー・ポッター』シリーズの日本語訳は、日本で出版され、日本人の読者によって購入された。それ以外の間接的な面でも、日本の社会制度が存在していてはじめて獲得できた所得だ。そうして獲得した所得に対する巨額の税が、日本ではなく、翻訳書の出版・販売と何の関係もないスイスに収められ、スイスの国庫収入になってしまうというのは、どう考えても釈然としない。

「著作とは異なり、翻訳という仕事は創造的なものではなく、一定の能力があってチャンスを与えられれば誰にでもできる」などと言うつもりは、私には毛頭ない。しかし、「翻訳が意味を持つのは、日本人の読者がいるから」という点は、強調したい。仮に松岡氏がずっとスイスに住んでいるスイス人だったとすれば、今回のような所得チャンスには恵まれなかったはずである。

もっとも、課税原則からいうと、右の議論は成り立たない。なぜなら、日本は、所得がどこで生じるかという「源泉地原則」ではなく、納税者がどこに居住しているかという「居住地原則」によって課税を行なっているからだ(私自身も、スタンフォード大学の給与を日本で申告して、日本に納税した)。

それにもかかわらず、「日本で売れた翻訳書の税金は日本に納めてください」と言わざるをえない。それが、日本人の自然な心情的だろう。仮にスイスに1年中住んでいて日本との行き来がなかったとしても、そうだ。朝日新聞の報道によると、松岡氏は、「スイスに居住してスイスで快適な生活を送っている」と言っているらしい。翻訳書の読者の一人として、このメッセージに対して、強い違和感を覚えざるをえない。

『ハリー・ポッター』は、子供に夢を与えてくれただけでなく、(私を含めて)大人にも夢を与えてくれた。その翻訳者が税の問題で当局と争う事態に陥ったのは、裏切られたようで、まことに残念である。

ところで、この案件に限らず、ここ数年の高額納税者番付を見ていると、ベストセラーの著者や翻訳者の名が見当たらない。これは不可思議なことだ。「国税庁はいったい何をしているのだろう」と、ついこの間、教室で学生たちに話したばかりだ。そして学生には、「プロになろうと思えば、〈何があるか〉ではなく、〈何がないか〉に注意を払え」と忠告した。

高額納税者番付は、「登場して当然の人が登場していない」ことをチェックするには、貴重な資料だった。プライバシーの問題を考慮して公表されないことになったが、今回の事件を考えると、ある種の機能を果たしていたと考えることもできる。

ところで、ベストセラー作家ともなれば、まったくの無申告ということはありえない。高額納税者番付に登場しないのは、何らかの複雑な方法での申告をしているからだ。手法としては、松岡氏のように海外を利用するのではなく、個人の所得として申告すべきものを法人の所得としている場合が多い。

しかし、こうした納税法は、認められない。いかに形式を整えたとしても、著作活動や翻訳活動は、法人の仕事ではありえないからだ。これは、個人の仕事であり、個人所得税として申告しなければならない。しかし、法人の所得とすればさまざまな特典を利用できるので、節税の手段として法人が使われる場合が多いのである。

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