先日、
金沢大学医学部出身、医師、医学博士 MBA(master of business administration)
という輝かしい経歴の持ち主のカリスマ、そして医療経営のスペシャリストの
裴 英洙先生のお話を拝聴する機会がありまして、
ご講演を聞いてまいりました!
開業のクリニックは減少する一方で
国内で純粋なクリニックの増減(開設・再開-閉業)は+100だそう。
私たちが医師になる頃には「クリニック戦国時代」になっているだろう、というお話。
経営に監督、マネージメント、そしてリーダーシップは必須。
「今僕は教室じゅうを歩き回って君たち注目を集めている。これもマネジメントなんです。」
うーむ。引き込み方が凄い。こんなに人を引きつける話し方を出来る方がいらっしゃるのか。
万有引力より強い力。
TEDを観ているかのような気分になった。
ということで医療経営のお話もさるところながら、
リーダーシップをとるべき立場を3つ持っているおみちにとっては
やっぱりリーダーシップの話に興味を持って聞きました。
リーダシップに必要なことは、
「三覚四念」
まずは「覚」ですが、
・認める覚悟
・変える覚悟
・続ける覚悟
2つ目まではできる人が多いが3つ目が難しい。
そして「念」。
・理念
・執念
・丹念
・情念
なるほど。
もちろん裴先生のお言葉なんですが
「成功」の逆は「なにもしないこと」。
「Good」の逆は「Great」と言える人材が必要とされている。
つまり周りと同じレベルじゃあダメなんですね。
Leaderとは、
warm headとcool headを兼ね備えている人のことである。
人情と冷静さというところでしょうか。
もちろんテストには出ない授業ですが、名言連発すぎてメモとるのも必死でした。
自己啓発本2冊ぐらい読んだような気持ちになりました。
あまりに引き込まれすぎて
壺を買え、と言われたら買ってしまいそうな授業でした。
(悪徳商法はありませんでした。笑)
リーダーシップに興味をもったおみちは今、先生が勧めていた
「ハーバード流リーダーシップ」という本を読んでいます。
ということで。
テストが近づくにつれて読書量が増えているおみちでした。笑
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では!
コメントありがとうございます。
今年度の初めにチーム医療に関する実習がありまして、薬学部生6年生をはじめとして他業種の学生と2日間過ごしました。
それぞれの専門分野からの視点で同じことを見つめることの大切さ、なんていう決まり文句だけに留まらず面白ささえ感じる2日間でした。
チームを作っていくにはやはりリーダーは必要となってきます。
そこでリーダーが医師である必要性はないと感じます。ここでいうリーダーはいわゆる支配型リーダーですが。一人一人がリーダー、なんて綺麗事ではいかないかも知れませんが、医師同士でも「上級医が言うことなら正しいだろう...」という慢心、そして誰かが指摘するだろう...という気持ちが生まれてしまい大きなミスに繋がります。
業種、年齢関係なく、それぞれが専門性から100%の力を出せるよう意見を言い合えるような環境づくりをする支援型リーダーは必要であるとは感じます。それは医師である必要は当然ないですし、それによりチームは成長できると感じます。
くださったコメントの趣旨とズレてしまっていたらすみません。長文失礼しました。
コメントありがとうございました、またお待ちしております!
医師がトップであるという昔ながらの認識しか持たない先生の多くは、自分が一番上でないと気が済まない…という感じがします。
しかしながら、今の若手の先生を見ていると、周りの状況を把握し、今できる最善の策を多職種の方と話し合いをしていくことができる感じがあり、大変心強く感じます。
読んだことがないかもしれませんが、「最強の勉強法」著者である猪俣武範氏曰く、「競争ではなく共走」が大切であるということを言われていました。
これが一番重要な医療現場における考え方であると感じます。