とある医大生おみちの頭のなか。

とある医大生おみちの生活と頭の中をダダ漏れにお届け。恥ずかしがりな目立ちたがり。ネジ2、3個外れてます。

GCSを一発で覚える方法。

2016-10-13 18:34:00 | 医学生の勉強・受験のおはなし。
こんばんは。

家の近くを救急車が通ると
あ、うちの大学に行くのかなーと考えてしまうおみちです。


救急の夜勤あけには鳴ってもいないのに救急車の音が聞こえるようになるそうですが。。

まあそれは置いといて。笑

先日は
サザエさん一家の遠い親戚にいそうな教授(内輪すぎる)の
救急医学のテストがあったわけですが。
いや、これ悪口じゃないんですよ。笑

すごくオープンな先生で個人的に
本当に医者として人間としてカッコいいなあと思う先生のひとりです。
(フォローみたいに聞こえてしまう笑)


GCSといえば国際的に共通な、意識評価レベルの指標ですが、

どうしても覚えなきゃいけないわけです。
さらには救急隊はGCSではなくJCSという別の評価指標で伝えてくるもんで、
どちらも覚えなきゃいけないのが宿命。

なんでGCSに統一しないんだろう。
知っている方がいたら教えてもらいただきたいですm(_ _)m


GCSって何だか毎回毎回どうしてもきっちり覚えられないもののひとつですよね。

救急の某教授が
「僕も40代になって、この覚え方で初めてきちんと覚えた」
なんて前置きだったもんで、学生も皆聞き入っていました。


さて、そのGCSですが
E(開眼)が4段階、V(言語反応)が5段階、M(逃避行動)が6段階で計15点で評価するのですが、

E(開眼)は
開眼ナシ、痛み刺激で閉眼or開眼、開眼の4段階で覚えるのも苦がない。

V(発語)は
発語ナシ、アーアーウーウー、単語、見当識障害、問題ナシの5段階

こちらも比較的覚えやすい。

問題はMの痛み刺激に対する逃避行動。

反応ナシ、除脳硬直、除皮質硬直、逃避動作あり、払いのけ動作あり、OKの6段階
これは覚えるのにどうしても苦労します。

それを患者が痛み刺激に対する体の示す形で覚えてしまおう、という根端。


1点
反応なし。これはいい。

2点
除脳硬直は伸筋優位で胸を張るように腕を後ろにしたときの腕から手にかけた形が2点にみえ...なくもない...かも。(日本語が下手。笑)

3点
除皮質硬直は屈筋優位で胸の前で屈曲した腕から手にかけての形、つまり

胸の前の両腕、手の形が横に倒した3。

うーむ、なるほど。笑

4点
逃避行動
患者にとって右からきた痛み刺激に対して左に体をよじったとき、体と左手で作る文字が...4に見えなくもない...笑


5点
払い除け動作のときの手指の本数は?そう、5本。笑

6点 正常


教授が教えてくださった覚え方はさらにすこし倫理的にout!なことが入っていたので省略。笑


運動部は体の形を作るGCS体操をやってほしい、なんておっしゃっていた。笑

「よーし、はい、GCS4点!」
みたいなね。そうすれば1年生からGCSが身につく。確かにありがたいかも。笑


是非これからの方にオススメします。笑


では!


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今日から飲み会3連続...

肝臓さん、ごめんなさい。。


なにしろ急いで書いたもんで、時間があったら後で書き直しますかね。

いってきます(^^)

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1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (名無しの医大生)
2020-08-30 13:26:32
めっちゃ覚えやすいです!
ありがとうございます!
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