とある医大生おみちの頭のなか。

とある医大生おみちの生活と頭の中をダダ漏れにお届け。恥ずかしがりな目立ちたがり。ネジ2、3個外れてます。

おみち、初診察してきました。

2017-02-04 17:21:00 | 医学生の勉強・受験のおはなし。
amazonショッピングで買いたいものがいっぱい出てくるけれど、お金がないのでどんどん「あとで買う」カテゴリーばかりが増えていきます。どうも、おみちです。


さて、CBTに合格してもOSCE合格までは5年生はおあずけ。

休みと思いきや、OSCEを今月に控え平日は大学に通う毎日。実家に余りに帰れないおかげで親には、
「帰ってきたくなくて嘘ついてるんじゃないの?」
と濡れ衣を着せられる始末です。

OSCEでは医療面接、胸部診察、腹部診察、神経診察など、6つほどにセクションが分かれていて、これを回転式でどんどん次のセクションへと回っていく方式なのですが。
(回転すし方式のお見合い的なね。)

この中に完全に"お医者さんごっこ"と揶揄されるであろう医療面接という項目があります。

要は問診をとるというわけです。

OSCEはでは10分間、医療面接の時間が与えられています。

患者さん役は学生でなく、
模擬患者さんにご協力いただいています。
模擬患者さんは仕事でやってらっしゃるのではなく、地域の住民の方々が有志でやっていただいているようです。本当に感謝です。

この模擬患者さん、設定が細かく決められていて、これを全部覚えてくるわけです。脱帽。

少し設定を覗かせていただくと、
中には
「高校教師。最近自分の担当するクラスでいじめがあったが、教師の仕事として当然と考えており、ストレスには感じていない。」

「夫は仕事で夜が遅い。長男は中3で受験を控えており、ストレスを感じている。」

もちろん医師役からの聞き出しがなければ自発的には話さないようにしてくださっているようで、
これを聞き出すのは至難の技です。

環境の変化なんてのも大事な項目。
どれぐらいその患者さんのバックグラウンドを知ることも病気のストーリーを作っていくには大切なのでしょう。

そして、なによりその症例の患者さんになりきって設定をすべて覚えてくるのは凄いです...

僕らより絶対に記憶力いいです...

学生
「これ、細かい設定覚えるの大変ですよねー。もうこれ以上細かく聞かないで!って思っちゃいますよね。」
模擬患者さん
「そうなのよー。こっちサイドのこと分かってくれるー?笑」
こんな会話が生まれていました。


この医療面接練習、学生7人、先生一人の前で行うので緊張します。
緊張したときにはそれぞれの癖が出ますねー。
髪を触ったり、鼻を触ったり、笑ってしまったり、口癖が出たり、ペンをカチッとやってしまったり。

おみちは、
あがってメモしているペンをそのまま手振りに使ってしまって失礼に見えると、同級生に指摘されました。

反省。そしてきちんと観察して指摘してくれる同級生に感謝。班員に恵まれました。


とある友人の番。
最初は緊張しておどおどしてるように見えていましたが、後半は落ち着いてきてあと一踏ん張りというところ。

少し口が回りはじめていたのでしょう。
同級生が家族歴を聞く際に、
「お父上は...」
と言ってしまった瞬間、
模擬患者さん含め爆笑が起きました。笑

いや、本当に気持ち分かるよ。
でもごめん、笑ってしまった。笑
他の同級生も
旦那さんを夫さんと連呼していて

「朝ドラか!(たぶんごちそうさんが言いたかった)」
とツッコミをいれていました。(迷惑)

うーむ。日本語の敬語は実に難しい。。

おみち、あがり症なもんで、
今回も汗びっしょりかいてました。
同級生にも顔赤くなってたよって言われる始末。
本試ではもっともっと頭の中真っ白になりそうで恐怖です...

緊張しないように
心の中でこっそり
「ショートコント、医療面接!」
って言ってからやろうかな。笑い起こすようなことしちゃまずいですけど。笑


医者になる前にとにかくコミュ力を上げなきゃと思った1日でした。

では!



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