呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

はな色

2008年09月24日 | 暮らしの雑事
古文書のベンキョウで「花色真岡(はないろもうか)」という言葉が出た時、『はな色とはどんな色かご存知ですか』という先生の問いに、私も含め大半のジイサン達はピンク系の色を想像したが、流石にご婦人の中には着物に詳しい人が居て「明るい青い色」と正解を答えたのには感心しました。
私ゃスッカリピンク系の色だと思い込んでいたのです。昔から落語の「花色木綿」は何度も聞いていたのに・・・

帰宅して女房にも聞いてみたら「はなだ色っていう青い色はあるわね」などと言っていたので辞書で調べてみると はな色も はなだ色も 同じで元々はつゆ草の花で布を染めたのだとか・・・

という訳で思い立って近くの公園へつゆ草を探しに出かけて見たが、つゆ草は夏の花だから殆ど花は終わって居り、辛うじて冒頭の写真が撮れた次第でした。
考えてみればモウお彼岸! 
傍らには曼珠沙華や萩まで咲いていたんだから当然ですワ。


ハズカシながら、真岡(木綿の産地の名前だけは知っていたが)どころかそもそも花色の着物(反物)すら見た事が無いノデス!
このトシになっても知らないことバカリですな~  (08年9月記)

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