小人閑居して冷水Linux

雑誌に記事があったのでこの際ベンキョウをかねて今メインで使っているwin7機にUbuntuもインストールして見ようとまたぞろ冷水心が湧き上がりました。
以下その始末記を・・・

(1)知識もロクスッポないまま300GBのHDDをwin用領域とUbuntu用領域にパーティションを分けようと、無謀にやったおかげでうっかりwinの消去禁止パーティションを消してしまったのです。(←だからヒマな小人は困る！）

(2)win7PC(net shopで買った）の消去禁止パーティションに何が入っているのかも知らないまま「まぁリカバリCDが有るから元に戻せるだろう・・」とたかを括ってリカバリして見てビックリ！！
ようやく立ち上がったwin7は解像度の低いなんともみすぼらしい画面で、おまけにインターネットにつながりません。
要するに復元後２つのドライバが不適合だったのだが「PC付属のリカバリCDを使ったのに何で元に戻らないんだ!‥』と言う思いに加え肝心のインターネットが使用不能なのでドライバを手に入れることさえ出来ません。

(3)仕方なくこの間音楽専用に変えたばかりのXpノートを使ってインターネット経由イーサネットドライバとグラフィックドライバを探してダウンロードし、これをwin7機の方に移してなんとかwin7が回復したところでメーカーのHPでQ＆AやFAQを熟読した後、サポートセンターにも電話で色々教えてもらい二日がかりでwin7は何とかリカバリー出来ました。

要するに(3)の二つのドライバは一旦無くしたら別のPCを使わなければ手に入れる方法がないからこそ「消去禁止パーティション」にsaveしてあったんですね～　(・・ここで納得！）
そして、消去禁止パーティションにはこれらのドライバー以外には付録のアプリなど詰まらんもの(ワタシには不要）しか入っていなかったことも分かったがドライバーだけは後々のため一括収録したCDを同直販店から新規購入しておきました。

・・・てな調子で延べ10日ほど費やしたあげくUbuntuはライブ起動のCDまかせでインストールが出来、今はインターネットはUbuntuで、専用アプリが必要な写真処理などの作業はwin7で・・とDual Boots環境をそれなりに楽しむことが出来るようになりました。(冒頭写真はOSを選択する起動画面）

まぁ呆老の生兵法でケガはしたものの、HDDのパーティションやファイル構造などのベンキョウも出来たし、インターネットとメールは起動時間が1/4以下に短縮されてストレスも軽減し、今は一応快適に動いてオリマス
　Ubuntuのデスクトップ

　win7のデスクトップ

…とは言うものの、搭載できたUbuntuとは12.04に限ってのこと。時々画面に表示されるガイドを信用して14.04にUpgradeしたらinternetに繋がらなくなっちゃったじゃナイデスカ！！　曲がりなりにもバージョンアップ出来たんだからlan接続は確かに正常なのになぜかブラウザのホーム画面が出ないのです。こうなるとwinのようなウィザードもなくお手上げとなり、win7でインターネットにつないで同様の問題を訴えているフォーラムを覗いて見たが、まるで群盲象を撫でるがごとき噛み合わないやりとりばかりで正解を探すのは海の中で指輪を探し出すようなもの・・
又もやあきらめて12.04のままで使っているのが上記の写真なのデス。

(教訓）
(1)そもそもパソコンいじりは原理原則を十分理解してからやろうとしても一人の人間にはとても無理だから、あの超複雑な中身(ソフト）を理解しようなどと考えずまず必要なことだけ実行してみて失敗しながら学ぶ・・つまりtry & error しかないデスね～　
前時代の単純な仕組みの機械だけを見て育った我々トシヨリ世代にはblack boxの中が見えないことはトテモ気持ちが悪いもんですが・・・

(2)ワタシのwin7機はメーカー直販店で買ったものだがサポートセンターの方がとても親切に対応してくれ助かりましたね～　生半可な知識しかない町の量販店店員ではあれ程なサポートは無理だったんじゃナイデスカ？
PCのような専門性の強い製品はメーカー直販で買うに限るようデス！！

以上まさしくトシヨリの冷水デシタ！！
(2014年11月記）