呆老冷水録-Don’t be silly Grand'pa

80すぎたら横と後ろだけ見て過ごそうか!

遅ればせながら・・フリーターン雲台ってイイジャン!

2014年05月18日 | PC/IT/AV機器等
ワタシは昔から自由雲台を使っていたが、あれでは最近のクソ重たいデジイチ+望遠レンズの姿勢調整は事実上困難なためレバーがついた使いやすい3ウェイ雲台を暫く探していました。
しかし3ウェイ雲台は小さ目のものでも直交する2本のレバーが持ち運びに邪魔なのでレバーが1本だけのフリーターン雲台というのを2年前に買ってありました。
そもそも雲台はカメラの姿勢をセットする為のものだからPITCH,ROLLおよびYAWの3軸の動かし方が直感的に分かるように出来ています。しかしフリーターン雲台ではレバーが1本しかないのでPITCHまたはROLLのどちらか1軸しか動かせません。だからカメラの姿勢をレバーを持って直感的に変えようとするとフリーターン雲台は平らな床の上でしか実用にならないような気がするのです。実はワタシも最近まで野外の傾斜地では「使いものにならん雲台」だと誤解していたのです。
しかしフリーターン雲台はカメラ台の部分もYAW軸まわりに動くようになっているところがミソなのです。つまり2つのYAW軸が別個に動くワケですね~
だから発想の転換で、フリーターン雲台を使う時はレバーでカメラを動かす感覚ではなく
(1)カメラ台もレバーも緩るゆるに動く状態にしておき(三脚は傾いていても構わない)
(2)まずレバーでカメラのPITCH姿勢を決めたら
(3)カメラを右手で抑えたまま、左手でレバーを今度はYAW軸周りに微調整しROLL(水平)が正しく取れる位置を探る。
(4)水平が定まったところでカメラ台とレバーを両方締めて固定する。
という手順を覚えればなんでもないことが理解できたのです。
(↑いまごろ遅いか?!)
分かって見れば実にスマートな機構なんですね~この雲台は・・!!


(この写真のようにカメラが縦位置の方が直感的にセットしやすいが、大型レンズを三脚座で取り付けている場合ならまず横位置でカメラ姿勢をセットした後、リングを緩めてレンズごとカメラを90度回す方が簡単)

たしかに先入観の怖さというか、付属の説明書だけでは直感的に分かりづらい(カメラ台に水準器が付いているのは却って誤解を招く)ので因みにnetを調べて見たら親切に手順を解説しているサイトがいくつかあり、ワタシみたいに使い方が分からず放り出している人もケッコウいることも分かりました!

実にオソマツ且つモッタイナイ話だがなんだか急に嬉しくなり、三脚を持ってまた出かけてみたくなりましたネ~。
(2014年5月記)

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