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雨降りの予報が外れ無風の曇り空で [バス旅] の山歩きには好都合の天気でした
今日は [湖東三山の古刹でモミジ狩り] を楽しむ旅です
バスは定刻の08時に小牧車庫を出発、小牧駅、MV、岩倉駅を経由して総勢38名の参加者を乗せ
[一宮IC](09:10) から名神高速道で湖東に向かいました
バスは [湖東三山スマートIC](10:15) で下り、先ず北の端に位置する
「西明寺」 から順に南に向かって [金剛輪寺]、[百済寺] を見学してきました
先ず湖東三山について
1、龍応山西明寺 (09:35~11:00)
(衆人の 病む身と心 癒やすらん 閼伽池に立つ お薬師さあま)
(天台宗 滋賀県甲良町) 本尊:[薬師如来(重文)] 西国薬師四十九霊場第三十二番札所

西明寺の鐘楼
紅葉と不断桜を同時に楽しめる古刹
平安時代初め834年(承和元年)に三修上人が琵琶湖の東に紫の光をみて訪ねた場所に
薬師如来が現れ勅命によりここに西明寺が建立されたそうです
西明寺には本堂(瑠璃殿)と三重塔が国宝に指定され、他にも多くの重文があります
観光バスを駐車場で下りると道路を挟んで向かいに西明寺の惣門があり、
その先に本堂に向かって真っ直ぐに長い石段が延びております
途中、この参道の下を[名神高速道]が走っております
参道の途中、左側にある名勝庭園「蓬莱庭」があり、疲れを癒してくれる美しい景観です
参道を登り切る山門の手前に夫婦杉(2本の杉)があり、そして[二天門(重文)]へと続きます
そして門を潜ると真っ赤な紅葉の中に国宝の本堂(瑠璃殿)があります
そして右手に[三重塔(国宝)]があります 塔の内部は参観は出来ませんでした
二つの国宝建造物は共に飛騨の匠が1本の釘も使わずに建てた
総檜造りで桧皮葺きで造られた素晴らしい遺産です
本堂内部は上がって参拝できるが三重塔は内部を見学することはできない
このお寺を見学には上り下りに体力が必要です
境内には樹齢250年と云われる[不断桜]の源木があり、寺内に7本が分植されている
花の数は少ないがどの樹も薄い色の花を付けていた
山道入口には竹の杖が準備されており使って上ると楽です
石段を真っ直ぐ上る参道の左側(上り専用の一方通行)と右側(下り専用)になだらかな道があり
この経路を歩くと距離は延びるが楽に上り下りができる
三山共に境内の紅葉は手入れが行き届いた素晴らしい景観でした
*昼食は西明寺門前の[一休庵](11:00~12:30)でビール(\700)を添えて頂きました
2,松峯山金剛輪寺 (12:40~13:35)
(わけいりて 仏の恵み 松の峰 嵐も法の 声かとぞ聞く
(天台宗 滋賀県愛知郡) 本尊:[聖観音] 西国薬師四十九霊場第三十二番札所

金剛輪寺の鐘楼
秘仏本尊は「生身の観音様」、「血染めのモミジ」で有名な古刹です
本堂の右上方に[三重塔]が建ちその下方に深紅に色づくモミジは
[血染めのモミジ]と呼ばれるほど真っ赤でした
本堂(大悲閣)は国宝に指定され、三重塔など数多くの重文がある
本尊は聖観世音菩薩
参道の両側と参道傍に造られた広場などに多くの[千体地蔵]が祀られており、
赤い風車を持ち赤、白、緑のよだれかけを着けています
3、釈迦山百済寺 (14:10~15:00)
(この山は わけてぞ仰ぐ 後の世を たのむ仏の 御名と おもへば)

百済寺の鐘楼
推古14年(606)聖徳太子がが創建された近江で最も古い寺院で、
ご本尊は高さ2.6mの大きな十一面観音像です
このお寺も長い石段の参道が続きますがバスは途中のバス停車場まで連れて行ってくれるので
楽に本堂の参拝が可能です 下りは長い石段を歩きます
三寺の見学を終えて往路と同じ経路で帰途につきました 自宅には18:15に帰着しました
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=[湖東三山の紹介スライドです]
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