独楽の旅

元気で山野を歩き、心を癒してくれたものは立ちどまって気ままに写し、ブログに載せ、自分で存分に楽しむのが無上の喜びです。

560-[マルマツ前の防犯カメラが消えた] (2017/02/12)

2017年02月20日 | [回想]
私の住む桃花台の自宅近くに県営住宅(4階建てアパート)が20棟近くあります
私は毎朝、3時半に目覚ましで起きだして約1時間半近くを黎明ウオーキングを続けています
冬の暗くて寒い時期の約1時間半のウオーキングは私には相当の忍耐です
帰ってくるとき東の空がやっと明らむくらいです

経路の途中に[マルマツ]と云う小さなスーパーがあります
そこの交差点にゴミ集積場がありますが先月末の朝、
そこを監視するように道の向かいに防犯カメラが設置されていたのです
そのカメラはソーラー発電機を備えたお金のかかった新式の防犯監視カメラでした

違法にゴミ投棄する人を監視するためだけの設置にしては高価な装置で勿体ないし、
近くに建つ県住への侵入窃盗の防犯目的にしたものだろうかと不思議に思っていました

先日の2月2日の早朝、ここを通り過ぎた時この監視防犯カメラが根こそぎ跡形もなく撤去されていたのです
今の時代ですから根こそぎ車に積んで盗んで行くような事も可能な時代ですから話題にならないのが不思議でした

ところが、今朝(2月20日)の新聞に
 「可搬式カメラを導入」
の表題で愛知県警が犯罪多発地域に可搬式の防犯カメラが先行導入し、設置したとの記事です
設置後、犯罪の発生が落ち着くと設置場所を移動しているとの記事が出ていたのです
桃花台のソーラー式防犯カメラが突如消えたのもこれなのだろうかと頷いたのです



[可搬式カメラ導入の新聞記事]


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534-[高齢者の見直し ]

2016年01月07日 | [回想]

日本人の平均寿命が世界一に延びてきました
これは喜ぶべき事象でしょうが、一概には云えないことです
予てより老人年齢を現在の65歳から引き上げて働ける人たちを老人社会に放り込まないで
「俺はまだ働ける 若者の一人として働いて国に貢献するぞ」
との気概を呼び起こすために老人年齢を引き上げるべきだと私見を述べてきました

下記URLは昨年(2016)4月に投稿した[思いつ記]の記事です
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  < http://blog.goo.ne.jp/oldeagle/e/73a148f0ac09f71d41542e7f10e40919 >

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今日の新聞に下記のような [老人年齢引き上げ提言] の記事が載っていました
私がブログ[思いつ記]に投稿(2016,04,03)してから約8か月が経ちました
私の意見に賛同してくれる記事なので嬉しいことですが今後の社会がこの動向に如何なる反応するかに注目したい処です



[高齢者は75歳から] (中日新聞朝刊 2017,01,06)



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524- 【F104-J トラブルから43年】

2015年09月21日 | [回想]

[ランプに並ぶF104Jの勇姿]

今から43年前の今日、即ち昭和47年(爺が36歳)の今日は快晴無風の試験飛行には最高の日和でした
そんな好天の元で午前10時に名古屋空港に隣接する三菱名航のランプを何時もの通り気分揚々とタクシーアウトしました
今日の飛行は4年に1回行われるオーバーホールを終わっての最初の社内飛行だったのです
能登半島輪島沖の飛行空域(海上)でのテスト飛行に向かうため、滑走路上でエンジンチェックを念入りに行いました

今回の試験飛行は防衛庁(現防衛省)との契約に基づいて4年に1度行われるオーバーホールが終わり、その1回目の社内試験飛行(CF-1)に向かう予定でした
エンジンチェックを終わり、自信と安心感を抱いて「さー行くぞ」とブレーキをレリーズし、同時にスロットルをアフターバーナー域に進め、いつもの通りに離陸滑走を始めました  約12秒で機速は浮揚速度に近い約200ノット(約370km/h)に達しました
操縦桿をゆっくりと後方に引いて離陸していきました
その直後です  その瞬間に自分が操縦するこの機体が自分の意志とはかけ離れた想像もできない異常な動きを(極めて危険な)起こしたのです

浮揚した機体の操縦席に独り座る私は、機体が墜落し火炎に包まれて死んでしまうのを必死で(否、本能的に)抵抗し、生きるために回復操作をしてゆっくりと機体は左に回復を始めてどうにか水平飛行に移り、大事故に至る寸前でゆっくりと回復し滑走路の線上からは大きく右に外れながらも北方の岐阜基地の方角に向かって上昇を続けてくれたのです  どうにか少しだけ私の意図する操縦に従って機動してくれたのです
その時の操縦桿の位置は中心から左へ10cm近く変位した位置でやっと真っ直ぐに飛べたのです

今もこうして元気で活き延び、[ブログ]や[ウオーキング]を趣味に日々を過ごし、間もなく傘寿も迎えることができそうです
あの時死なずに私を死の淵から救ってくれたのは他ならない神と仏のご加護に依るもの、そして 亡き父母が私に産み残してくれた満足な五体のお陰だと感謝しております

これからの詳細については上の画像をクリックして ホームページ を開いて視てください


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520-[34年前の今日、F-15が日本の空を初飛行]

2015年08月26日 | [回想]
[初飛行のF-15J(同型機)]

34年前の今日、昭和56年8月26日の名古屋空港は朝から不安定な天気で、丁度今朝の尾張地方の天気のように不安定な雲の切れ間から青空が見えたと思ったらシャワーが降りだして、三菱のランプも水溜まりができるような天気でした
今日のために米国セントルイス・マグダネルで学んだ操縦技術を駆使して初飛行の無事完遂を狙って心技体の準備をして今日を待っていました
技術導入で完成した F15]初号機(JQ8803) が日本の空を日本人の操縦で初めて飛だいじな日です
09:30 離陸予定で機体の準備は行われ、防衛庁関係者、テレビなど報道関係者も私の早朝出勤よりも早く来場して準備を進めて待っていました

こんな落ち着きのない空のもとでF15J の初飛行を迎える事になったのです
実施の可否を自分自信の決断できる状況ではなかったのです
天気の変化応じて準備室と機体が待機する第6シェルターを往ったり復ったりして対応させられたたのです
ついには、往復の繰り返しからコックピットで座って天気の回復を待つことになったのです
マグダネルから技術支援に来ていた米人整備員のダン氏がコックピットで座って待機する私に熱いコーヒーを運んでサービスもしてくれました

天気は回復傾向だったのでタイミングをみて実行が決まりました  時間は11時過ぎでした
エンジンをかけて名古屋タワーと交信をして初飛行のタクシーアウトの許可をもらい国産初号機は初飛行に向かって動き出しました

『 NAGOYA Tower  Good Morning
  This is JQ8803
    Requet Taxi For F!5 First Fligt 』

間をおかず名古屋タワーからタクシーアウトの許可が出て ゆっくりとシェルターを滑るように発進しました
ランプには水溜まりが残っており、上空の空も大垣方向に青空も見えていましたがとても初飛行に適した天気では決してなかったのです
こんな天気のもとで初飛行した事は今でも心苦しく残念な気持ちです

滑走路上で念入りなエンジンチェックを終え、左右エンジンのスロットルをアフターバーナー入れ、轟音を残し機体はスムーズに地上を離れて舞い上がりました  雲への接近や、侵入は許されない事なのですがそれを避けることが無理な状況でした

20分余分飛んで早々に降りてきました  空港のサーチレーダーで飛行経路の全てをモニターされ、記録に残されていました
帰投後に私が行ったデブリーフィングは茶番劇的でした


[初飛行の様子を地上から写した写真(我が家に掲示)]

[追記] 昨日は大型で強い台風15号が日本西部を直撃し、今朝まで和歌山、三重では豪雨(大台原では650mm)で警報と避難が続いていました
これから中国の九寨溝、黄龍、楽山、成都などの見学に1週間の予定で独り旅(トラピクス)に出発します


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504- [守りたいこの人生訓]

2015年01月14日 | [回想]
[日々守ってみたい人生訓四つ]


今日訪問した処で上掲の [人生訓] が壁に張り出されてありました
一言一句読んでいく簡単ですがこの通りだと頷ける言葉です
判っていてもその場面に直面するとなかなかこの教えから逸脱する自分に気付きはっとする場面がしばしばです
最後の 「くちをつつしめば」 は人生の過ちは少なくなると思います
微塵の悪意もない発言であっても相手とって感じ方は違い悪意を内蔵する発言になってしまうことがよくあることを銘記すべきです
高齢化してしまった今年こそ この四つの教えを噛みしめ絶対に守るぞの意気込みで精進し努力していきます


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450-『三回忌法要と建碑式・納骨』

2013年09月14日 | [回想]

[真新しい墓石]

昨年末に妻が死去したことで墓石の建造が必須となり、
以前に購入していた[春日井潮見坂霊園]に早速建てることになりました
両親の墓は遠く隔れた山口県宇部市に在り、次兄の子供たち(甥と姪)の希望もあり
これまでも祖父母の墓参が思うようにできなかったので
今回宇部の墓地から分骨してもらい妻の遺骨と一緒に納骨することにしました

亡父閔堅院釋晃照不退居士の祥月命日に間に合うように完成してもらい
9月14日 に3霊の回忌法要を自宅で行い、墓地に移動して建碑式と納骨を行いました
名古屋市名東区の正覚寺住職にお出で頂きを自宅と墓地で懇ろな読経をしていただき
無事に法要と建碑式、納骨を済ませることができました
3人の御霊も新しいお墓の中に遺骨が納まり安らかに永眠してくれると安堵しました


[3人の戒名を記した墓誌]
墓は春日井在住の時(昭和63年10月)に購入した潮見坂平和公園の墓地(4ヘーベ)に建立しました
小牧の自宅から約5kmの場所にあり、車で行けば便利な場所です
駐車場もトイレも至近にあり、水道も5mの処にあるのでとても便利です
ただ、永代供養の提供がないのが残念です

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440-『明日の事より今の無事が一番(自戒)』

2013年06月06日 | [回想]
 昨年末から取り着いたように [日帰りバス旅行] に出掛けています
決して意地でむりやり続けている訳ではなく私自身が心底から旅が好きで毎回良かったと満足して帰ってきています
自分は旅路に身をおいておく時が性にあっているようです
 これまでジェット戦闘機のテストパイロットとして自分の一度だけの人生に全てを掛けてきたのですがコックピットに独りで孤独に座って右手一本で操縦桿を握って空を飛んでる時、いつ起きても不思議でない危険を予想して怖がるよりも兎に角自分の意のままに大空を飛び廻れる喜びは何にも代えがたい貴重な瞬間だったのです
だから危険を恐れながら飛んでいたことはないのです
その瞬間瞬間が人生の最高の瞬間だったのです
その積み重ねが八千百余時間の飛行時間になり、これを上回るパイロットは少ないのです
今日までの77年間の人生は悔いのない日々であったと生んでくれた両親と自分を指導してくれた先輩の人たちに深く感謝しています


 生来私は走ること、歩くことが好きでこれまで機会を捕らえてはよく走り、よく歩いてきました
しかし50歳を過ぎ、60を超えてからは走ることは止めて筋肉トレーニングとウオーキングに主眼を置くべきだと考え、今は日々の生活の中で楽しんで過ごせる余暇として筋トレとウオーキングを取り入れております
寝ている時と食べてる時以外は全てが私には余暇なのです
老後の余暇は若い人には想像しにくいほど多すぎる時間です
老齢になると早く目が覚めて20時間近い時間を起きて過ごしてるのです
人生の三分の一である老後の30年近くをいかに楽しく有意義に過ごせるかは老後生活を左右します
それにはまず心も身体も健康であって三度の食事が美味しく食べられ、食事時間以外の余暇になる長い時間を短く感じるように過ごせることです
老後に至る前に老後に楽しめるようなそんな趣味をしっかりと準備しておくことが大切です
その趣味の中味は老齢化した身体と頭脳に適応できて楽しく過ごせるものでなければならないのです
それには老後の自分に適した内容の趣味を見つけ、その趣味に適応できる健全な心身を準備しておくことが必要です
  

 私はこの筋トレとウオーキングを「動の趣味」をして楽しみその結果としてお腹が空き3度の食事が待ち遠しくなり美味しく食べられ、身体の更新に役立つのです
  参考までに5月の早朝ウオーキングの実績は 1回約100分のコースを24回実施して、約216km、約30万歩を歩きました

 また一方の「静の趣味」としてパソコンを友として楽しんでおります  62歳から始めたパソコンで、マウスを右に左に動かしてみては何かを見つけ今では自分のホームページとブログを立ち上げ、日々の更新を楽しんでいます
あなたが今見ているこのページが私のブログなのです
ホームページは13年前に[爺の雑記帳]の名前で立ち上げて一般に公開し、今日に至っております
 ブログは3日置きぐらいに書き込んでは公開し、ホームページは修正、加筆が必要になったり、その材料がみつかったらその都度すぐ更新しております
成果が積み上っていく過程は楽しく時間を忘れて没頭できる私の大事な静なる余暇の過ごし方です
 ブログの材料は山野へのウオーキングやバス旅行で見つけた自然の花鳥風月を万遍なく利用しております
独り生活が始まってからそれまで物理的にも行けなかった旅行は今の処、頻繁に参加しておりますがこれがブログの材料提供の源として大きな役目をしてくれております
 参考までに私のホームページのURLを付記しますので訪ねて観て下さい
   【爺の雑記帳】 :http://oldeagle.web.fc2.com/


 現役時代、年齢が嵩み操縦に従事しなくなり、勤務態勢も非常勤になり自由時間が多くなってからウオーキングのために山野にでて自由に、目の前にある道を宛もなく歩いている時、ふと気付いたことがあるのです
「自分は今日まで戦闘機のテストパイロットの道を一心に学び、歩んできました  そのことに何の悔いもありません
十分に満足し感謝しております  だが、そんなテストパイロットとしての危険性よりも別の危険を伴うであろう未知の世界へ誰よりも一足先に足を踏み入れてみるそんな冒険家や探検家の道を歩いていたらこれまでとは全く別の種類の危険性との遭遇と共に別の種類の歓喜を味わいながら今日まで人生を過ごし、なにか別の成果を残し得る人生だったかもしれない。」と考えたことがありす
人生は引き返しができない唯前へ進むのみの道ですから今となっては 「もしかしたら」 とただ想像してみるだけのことです
そんなことで私は今日までただテストパイロットとしての一本の道を自分に与えられたものだと信じただまっしぐらに歩み、年月を重ね歳を取ってきたわけです

 戦闘機のテストパイロットとして40年近くを緊張の連続で過ごしてきて一度の事故も起すこともなく天晴れに操縦の勤めを終えられた事は心身共にそれなりの健康が維持できてきたからだと自負し感謝しております
 これまでの健康維持は明日の日を元気に過ごし、2年後、3年後も健康で生きぬき、元気で長生きできるような体を作っておくことが目的でした
よく言われる「P・P・P」を理想の終末として自分なりに想像し図式を描いてきました

ためにある時はがむしゃらに、ある時は理に沿って計画的に健康管理をしてきました  ところが

 昨年末に病で家内を失い、余儀なく始まった独りぼっちの生活はこの5月で早くも半年を経過しました

生活を送っている今の自分にとって健康と云う意味がこれまでのそれとは少し異質のものになっていることに気付いたのです
即ちこれまでのように明日の健康、そして将来元気で長生きできるために今ひたすら汗を流して努力することだけが重要な事ではなく、今の瞬間から次の瞬間までを過誤なく無事につないでいくことが独りぼっちの生活にはより重要なことであると気がついたのです
 勿論、これまで重視して頑張ってきたことも間違いなくとても大切なことで今後も軽んじないで続けていくことが大切です

 以上のような理由で今日は珍しく「今日の無事が大事」と題して独りぼっちの生活での健康管理について小論を書いてみたのです

 これまでは 「あっ しまった。」、「あっ やっちゃった。」 で済ましていたちょっとした失敗や不注意による怪我などはこれまでのように身近に聞き届けてくれたり、手を貸してくれる家族がいた場合はそれほど重大なことと考える必要はなかったのですが今の自分には予想外の重大の結末に繋がることもあるので軽視できないのです
真っ暗な中で電灯ひとつ点けることも自分でやらなければ点けてくれる人はいないのです
スイッチの場所まで独りで行ければ問題ないのですがそうできない時も予想しておくことが必要です
このようにこれまでとは違った二重、三重の用心と心の準備をしておく事が必要だと気付いたのです

 独りぼっちの生活でもう一つの弱点は心筋梗塞や脳梗塞が発症した時の急いだ対応が難しいことです
最近では発症から早い時間内(3時間以内)に適切な対応ができれば後遺症のない回復が期待できるそうですが発症直後の異常に気付いてくれる人が近くに居ないので急いで救急車を呼ぶことが困難になってきます
これは独りぼっちの生活をしている自分にとっては致命的なことです


 独りぼっちの生活が続くこれからの人生を如何にしてこれら上述の弱点をカバーして心身健康な生活を送れるかが重要な問題です
 独り生活では当然のことながら相手がいないので会話の機会が減少する事です
 「物言わぬは腹膨るる元なり」と云いますが会話のない生活は万病の本にもなります
  ひどくなれば鬱的気分になり閉じこもってしまうことにもなります
  だから努めて人の群れの中に飛び込んで会話をするように努めています
 長期の健康管理についてはこれまでと同じように日々楽しみながら持続していくことが必要です
 至近の健康管理、特に自宅内での身の周りはしっかりと片付け、整理整頓を行い、
 また独身生活で陥りやすい偏食や運動不足による生活習慣病に配慮しメタボに留意して健全な身体を維持していくことだと思います
 結果的に周りの人への迷惑を最小限にして独りぼっちの生活をより長期に健康で楽しく続ける事ができると思います 

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413-『 散 華 』

2012年11月29日 | [回想]
 [ 亡妻の家族友人葬の祭壇 ] 

今年は誕生日(11月)がくると満77歳になり、人生に一度の目出たい喜寿を迎える日だったのです・・・・が処がこれまでの私の生涯で最悪とも云えるこの1年、この11月になってしまいました --- と云うのは平成3年から妻が週3回の透析を受けるようになり、これにも次第に慣れてきて日常のことになり、最近は元気な気持ちで日々を過ごしておりました
去年の5月には親しい友人と透析20年の内祝いをしたばかりだったのです
ところが、それから2か月後の7月に頻脈性心房細動の診断があり、抗血液凝固剤 [ワァファリン]の服用を処方されたのです
その4日後から後方への転倒や不自然な出血などの正常とは云えない症状を起し始め、薬の副作用ではないかと深い疑念を抱き、インターネットで調べてみると、妻のこれらの異常な症状がそのまま副作用として記述されていたのです
担当医師に服用の中断を具申しても納得されず、その後も数日間服用が続き、ついに今年6月末、自宅近くで手押し車を押しての歩行のリハビリ中に尻餅転倒を起して右の[腸骨]と[坐骨]が二つにぱっくりと割れる重傷を負ってしまったのです
ICUに入る危篤の状態から139日間の闘病生活の末に遂に不帰の人となってしまったのです
残念でなりません


[ 我が家に帰ってきた遺影 ]

ここで私事に帰りますが気分復帰のためにそして孤独老人の健康維持のためにこれからもウオーキングだけは続けていきます
以前は八曽黒平山への登山ウオーキングが主体で自然の山野の移り変わりをブログの素材にしていましたが今は近隣を早朝か深夜に2時間くらい精出して歩くことに精魂をかけています
10月と11月のウオーキング実績は次のとおりです
 10月は28回 / 約325km / 約469,000歩
 11月は18回 / 約160km / 約226,000歩
 12月は妻の法要や納骨など諸事が残っていますが健康管理のためにも計画的にウオーキングを続けていきます
以前の八曽黒平山登山コースのウオーキングに出かけられるまでにはまだ少し時間の経過が必要だと思います
先日、NHKラジオ深夜放送を聞きながら歩いているとフードアナリストの 高橋教授(女性) が
 健康には [特保] などに頼るのではなく
『 喰う → 寝る → 動く』
 が一番だ
と力説しておられました
私もこの原則の信奉者として、忠実に実践して今後も老後の健康持続に励んでいきます

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043- [ きれいになった名古屋の空 ]

2007年05月20日 | [回想]


  名古屋駅前高層ビル (17km)  


40年前には四日市コンビナートや近郷の企業から吐き出される煤煙で何時も名古屋の空はヘイズとスモッグに覆われ、時には王子製紙の悪臭がコックピット内に流れ込
んでくることもしばしばでした

航空機の試験飛行は必ずVMC(有視界飛行状態)でないと許可されないのですが、40年前の当時は小牧基地に帰ってくるのに飛行視程(Flight-Visibility)が2~3km位
しかないため自分の真下にある地形を視認して自機の位置を確認しながら飛行場にたどり着いていたのです  
風の弱い日には連日、実際の飛行視程は5kmを下回りIMC(計器飛行状態)が続いておりました

最近の名古屋は随分と環境が改善され、昨夜はベランダから伊勢湾の向こうの青山高原辺りの灯りまで見えるくらいきれいでした

今日(5/20)も朝から北風が吹いて遠望のきく素晴らしい好天になりました

思わずデジカメ(IXY-900is)を取り出し、ベランダから名古屋駅前ビルと名古屋ドームを撮ってみましたので紹介します
名駅前のビル群の後方(自宅から南西の方角)には鈴鹿の山並みがきれいに見えます 勿論この右方に在る養老山系から伊吹山も遠望できます

また、一方の名古屋ドームがベランダからこんなに間近できれいに見えるたのです

団塊世代の皆さんが第一線から去りゆく時代になってきましたが、彼らを含めて先人達が 「公害」 「公害」 と騒いで改善のため日々地道な努力を続けてきてくれたお陰
だと思います

ジェット戦闘機を操縦して試験飛行に飛びたつ今の若いパイロットの方々はきれいになった今の名古屋の空を見上げてきれいな空気のありがたさを実感し感謝の気持ち
を持って欲しいと思います


名古屋ドーム (14km) 


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020- [ 初めての歩き遍路から4年 ]

2006年03月07日 | [回想]


  ( 四国霊場の図 )  


私が『初めてのお遍路』に出発したあの日(H12.3.7)から今日で満6年が経過しました
63歳で会社を完全に退職(H11,3,31)して満1年経過し、そしてミレニアム(H12/2000年)を記念に思い立って四国八十八ヶ所を独り歩き遍路に出発しました

当時はブログもポピュラーでなく開設していなかったので今日改めてスライドで紹介します




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