
[天空にそそり立つマッターホルーン(4,478m)] 
阪急トラピクスが企画した 「ヨーロッパ9日間の旅ツアー」 に参加して、H27年5月11日の午前 セントレアを12人の仲間 (男性6人、女性6人) と 若い女性の添乗員 の総勢13名の小さなグループが大韓航空機に乗って日本を飛び立ち、ヨーロッパに向かいました
この旅は私にとって初めての欧州行きの旅で、気分は浮きうきしています 欧州主要国のドイツ、フランス、スイス、イギリスの4カ国を訪ねる旅です 途中、通過したリヒテンシュタイン皇国 (首都のファドーツ) ではパスポートに記念のスタンプを押して貰いました
旅行の全行程、天候に恵まれ、計画されたスケジュールを滞りなく忙しく観て回り、9日間の日程を計画通りに全て終えて、5月19日深夜、セントレアに帰ってきました
添乗員の真野温子さんが旅の最後の日に
[9日間の全行程の概要] を纏めたメモを全員に配布してくれました
分刻みの多忙な日程の中でこんな作業までしてくれていたのです そのお陰で旅の全容を想い出し私なりに回想でき、旅を振り返ることができました 貰った記録をそのまま各日の最初に転記し、それを元に忘れかけていた旅の全行程を少しづつ想い出しながら整理してみました
彼女の優しい心遣いと気配りに感謝し、深くお礼を申しあげます これまで参加した南米10日間の旅も、カナダの旅でもこんな心のこもったサービスを頂いたことはありません 有り難うございました。
彼女から配られたメモを
[赤色] で引用し、その後に 私自身の旅の記録を纏めました
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旅の初日 (2015/05/11 月)
[添乗員真野さんの旅日記]:
「セントレア → ソール → フランクフルト
みなさまはじめまして!
セントレアにご集合頂き、大韓航空機 KE752便 で出発です。
韓国ソウル (Inchoen空港) で乗り継いだら、KE905 でフランクフルト です」
(泊:フランクフルトのホテル ホリディイン エクスプレス フランクフルトエアーポート)
初日セントレアでの集合時間が早かったので (07:25)、 前日は小牧から金山に出て、ホテル (名鉄イン名古屋金山ホテル) に宿泊し、当日早朝名鉄電車でセントレアに向かいました
受付で添乗員の真野温子さんと初めて逢ってチェックインを済ませ、往復の eチケット を貰い、両替所に向かいました
用意してきた両替リストに沿って、独と仏で使うユーロ、スイスで使うスイスフラン、イギリスのポンドの3つの通貨に交換しました
特別なお土産の予定がないので食事で飲むビール代などを勘案して円から交換して貰いました
両替所の女性も私を不慣れな老人と見抜いて親切に案内してくれました
渡されたそれぞれ世界の大国の通貨紙幣は新札ばかりでしたが、そのお粗末な出来映えに先ず驚きました
小学館の月刊誌に付いてくるおもちゃの紙幣だと思われもので、自宅のプリンターで偽造出来るのではないかと思わせるもので、日本紙幣の出来映えに誇りさえ抱きました 外国からの観光客は紙幣の大きさや立派さに驚き、大きさに合う財布の購入が早速必要になるのではと要らぬ心配もしてしまいました

[独・フランクフルトへ飛ぶ乗機の位置]
カウンターでスーツケースを預けて日本出国の手続きを済ませ 09:25 の搭乗を待ちました
総勢12名の参加者は添乗員の真野さんの案内で大韓航空機に無事に乗り込み、中継地のソール(Incheon空港)に向けて離陸しました (KE0752便 約2時間の飛行で11:25 Incheonに到着)
ソールで次の便 (KE0905) に乗り換え、13:05 離陸してドイツのフランクフルトに向かいました 大圏コースを西へ向かって飛ぶ航跡を座席の案内画面で追いながら、途中2回の食事をビールを貰って飲みながら楽しく旅を続けました 機内乗務員(昔のスチュワーデス) に下手な英語を駆使してみたが一切通じず、勿論日本語もダメでした 一つハングル語だけで仕事を続けていました (帰りの便では英語も日本語も通じました) どの方も抜群のスタイルで素敵な方揃いで乗客は楽しい飛行でした
このルートは途中、モスクワを左下方に見る飛行コースだったので若しかしたら モスクワの街 が目視できるのではと期待していましたが好天でも目視できる距離ではなかったようです
飛行するルートは私にとって初めて飛ぶコースです 夢膨らむ気持ちで浮きうきしながら、モニター画面の地図と見比べながら自分が操縦席で実際に操縦させてもらっている気持ちで画面を注視しながら、機の飛行を追っていきました 長い機上の時間が楽しくて疲れることもなく経過して行きました 日本との時差はマイナス7時間で長い夜が続きましたが退屈しない機上の夜でした
ドイツの北の端フランクフルトに定刻の 17時半頃 到着、迎えのバスでホテルに向かいました 今夜の夕食は機内食で終わったことになり、ホテル到着は午後7時を過ぎていたので、そのまま添乗員の指示で荷物を携行して部屋に入り欧州での初めての夜を迎えました この時間、既に7時過ぎでしたが外はまだ昼間に近い明るさでした 緯度が高いせいでしょうか
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[Click!!]
=セントレアからソール経由西回りでフランクフルトへ飛びました
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2日目 (2015/05/12 火)
[添乗員真野さんの旅日記]:
「ローテンブルグ → ディンケルビュール → ネルトリンゲン
グーデンモルゲン(お早うございます)
今日はロマンチック街道の観光です。
まずはローテンブルグ。
仕掛け時計にギリギリセーフ!
聖ヤコブ教会や市庁舎、可愛らしい街並みでしたね。
そして次はディンケルビュール。
ドイッチェハウスで白アスパラガスなどお召し上がり頂きました。
そしてネルトリンンゲンへ。
隕石落下の街は今や落ちついた静かな街でした。
そしてフュッセンへ向かいます。」
(泊:フュッセンのホテル ユーロパーク インターナショナルホテル)

[独・ローデンブルグ・マルクト広場の建物]
朝、ホテルを専用バスで出発 (180km/約2.5時間)
ローデンブルグに到着して市街を約1時間歩いて散策しました マルクト広場、聖ヤコブ教会、市庁舎など歴史的遺物の見学です
その後ロマンティック街道をバスで通って ディンケルビュール に向かいました (約53km/45分) 途中、車窓から見るロマンティック街道は花いっぱいの可愛らしく美しい街並みでした
そして、ドイツ最古と云われる 木組みの家 (ドイッチェハウス)で昼食に頂いた4本の ホワイトアスパラ は口に入れるととろけてしまう品質で殊の外美味しさで最高でした これは5月だけ食べられる企画で幸運でした
その後、街中を散策し、そして専用バスで 約33km を走って (約30分)、隕石落下の跡地に生まれたと云うこの街、ネルトリンゲン に向かいました
ネルトリンゲルの街を見学してから再度、専用バスに乗り、約196kmの道程を 約3時間 かけて走り、ドイツ南部の都市 フュッセン に向かい、今夜の宿泊場所の ユーロパーク インターナショナルホテル に入りました
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[Click!!]
=初日の旅はドイツの古い歴史の街を観て回りました
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3日目 (2015/05/13 水)
[添乗員真野さんの旅日記]:
「ヴイース教会 → ノイシュバンシュタイン城 → ファドーツ
まずはヴイース巡礼教会へ。
ロココ調の曲線を活かした美しい教会でした。
フッセンへ戻り、ノイシュバンシュタイン城の見学です。
山の上のお城には徒歩や馬車で登りました。
白鳥城とも呼ばれる美しいお城は如何でしたか?
お城の側での昼食後 バスで リヒテンシュタインの首都 ファドーツ へ向かいます。
途中オーストリアを少し走り、スイスに入り、リヒテンシュタインへ。
小さなファドーツの街では記念にパスポートにスタンプももらいました。
チュウーリッヒに向かいます。」
(泊:チューリッヒのホテル アレグラ)

[独・ノイシュバンシュタイン城]
訪ねたヴイース教会では牧師さんに下手な片言英語で話しかけてお願いし、みんなに美しい絵ハガキを1枚づつ貰ってきました
約20分 専用バスで走り、ノイシュバンシュタイン城(白鳥城) の見学に行きました
私は独り、お城までの登坂路を歩きたいと希望し、添乗員に詳しく道順を聞いて出発しました 途中3組を追い越してお城の下の休息所まで歩き、台湾から来たと云う男性と全く通じないままの会話で時間を過ごしていました
12人の乗った馬車がそろそろ着く頃だと待っていると暫くして、みんなも馬車に乗れずに少し遅れて歩いて登ってきました
馬車に乗る予定でいたら順番取りで中国人のツアーグループともめて、結局みんなも歩いて登ることになったのだそうです
歩きがきらいな人には大汗をかく苦労の登山だったろうと思います
このお城は趣味で築城されたお城だそうで白く美しい城で、すばらしい景観でくまなく観て回ることができました
昼食後、専用バスに乗って 約3時間40分 (163km) 走り ヒテンシュタイン皇国の首都 ファドーツ に向かいました
切手の販売を産業とする国で、街の中には切手をデザインしたタイルが地面に貼られ切手王国らしさを感じました 私も記念にパスポートにスタンプを押して貰いました (3フラン)
また、専用バスに乗り、チュウリッヒのホテルに向かいました (120km/2,3時間)
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[Click!!]
=ドイツの歴史を刻む美しいヴイース教会と白鳥城を観てきました
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4日目 (2015/05/14 木)

[スイス登山地図]
[添乗員真野さんの旅日記]:
「ツエルマット
いよいよスイスの観光です。 午前中はほぼバス移動。
エメラルドグリーンの湖がいくつも見えました。
レマン湖沿いのション城を見おろしながら テーシュ駅へ。
電車で10分。 ツエルマットに到着です。
今日は快晴。 マッターホルンの写真を撮って昼食。
フリータイムの後はゴルナーグラード展望台へ。
雪をかぶった山々が美しかったですね。 下山後ホテルへ。
マッターホルンビューのお部屋宿泊です。」
(泊:ツエルマットのホテル アンバッサダー)

[スイス・マッターホルン]
今回のツアー最大の行事 マッターホルンの近くまで登ってゴルナーグラード展望台から真近での見学です
この上ない好天に恵まれ、雲も風もなく兎に角、素晴らしい見学が実現できました 最高でした
昭和23年夏に戦後も続けていた疎開先の石州井原の叔母の家から両親の待つ宇部に帰り、
転校した神原中学校の英語の教科書に出ていたマッターホルンの記事を朗読しながら
自分の後頭部をさすりながら 「Overhunging」 の語句の解説をしてくれた英語担当の
村上先生の姿と教科書に載っていたマッターホルンの写真を思い浮かべ、
雪の粉を振りかけた姿で前に険しくそそり立つオーバーハングしたマッターホルンの実の姿が
重なってこの私を奮い立たせてくれ少年のように大声で叫びたい気持ちにしてくれました
「マッターホルンよありがとう」
素晴らしかったです 最高でした 今回の旅の全てです
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[Click!!]
=あこがれのマッターホルーンの偉容を間近に観られました
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5日目 (2015/05/15 金)
[添乗員真野さんの旅日記]:
「シャモニー
急に寒くなりました。 マッターホルンも霧と雪雲の中です。
電車でツエルマットからテーシュに戻り、専用バスで出発! フランス シャモニーへ。
昼食後ロープウエイを二つ乗り継ぎ エギーユ・ドゥ・ミディ展望台へ。
真っ白な世界、吹雪でした。 ドイツの暑さから一転の寒さでした。
そしてバスはジュネーブへ。 フランスの新幹線 TGVに乗りパリに向かいます。」
(泊:パリ隣接地区のホテル アリアンスホテルボルトドサントゥアン)

[仏・新幹線TGV]
今日はヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン(4,810m)をエギーユ・ドゥ・ミディ展望台から観望する計画でしたが残念でした
昨日と打って変わり、朝から雨が降り風が吹き荒れてロープウエイを乗り継いで展望台までは登りましたが濃霧と風雨の中で何も視界には入って来ませんでした 帰る時は上のロープウエイが下に向かって発車した直後、車体が左右に大きく揺れて進むことができないインシデントが発生し、暫くそのままで様子をみていましたが揺れが少なくなってから出発点まで引き返し、揺れを整えてから再び下山を始めると云う不具合が発生し、一瞬みんなが肝を冷やす事態にも遭遇しました やっと二つのロープウエイを乗り継いで無事に下山できました
12人は無事に何事もなく専用バスに乗ってスイス西南端のジュネーブに向かいました (約81km/約1.4時間)
ジュネーブからフランスの新幹線TGV(2等車)でパリに向かいました (約3.4時間) ホテル到着22:00
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[Click!!]
=モンブランの偉容は風雪の向こうで見られませんでした
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6日目 (2015/05/16 土)
[添乗員真野さんの旅日記]:
「パリ
本日は1日、自由行動日。
現地ツアーでもモンサンミッシェルに行かれた方やご自身で地下鉄を使い、
ルーブル美術館やエッフェル塔、シャンゼリゼ通りなどお楽しみ頂いたり、
それぞれお過ごし頂きました
(連泊:5日目のホテルと同じ)

[仏・凱旋門]
今日は各自、自分の計画で自由行動して下さいと全日解放されたのです
夫婦など家族連れの方はそれで楽しく過ごせますが私などは大いに困ることが多いのです
今日のために事前の準備を万端にして来られていた下辻氏(71)にくっついて歩き、パリの街を見学する事にしました
もう一人、単身参加の男性、浅井氏(62)は仕事で各地を旅し、旅慣れておられるらしいのです
この2人に引率される形でパリの街の見学に出発しました
2人の案内について地下鉄にも乗り、凱旋門にも螺旋階段を頂上まで歩いて登りました 途中疲れて休む人(中間)もいましたが私も疲れできて目が回るような気持ちになりました
エッフェル塔ではすぐ近くから真上に眺め、真下から天井を仰ぎ見たり、各処から写真に撮ったり、遠のいて全景を写したりして楽しんできました
兎に角、今日は快晴の好天に恵まれた暑く最高の行楽日でした シャンゼリゼ通りもその気になりきって歩いて来ました
地下鉄(メトロ)では1日通し券を各人が購入してそれをこれ以上ないほど活して利用してきました
駅構内を行ったり来たりして行きたい処へのホームを探して迷い歩いたり、一度はトイレを探し歩いていると何時の間にか構外に出ていて先程歩いた同じ処に帰ってきていたりしている事が起きて大笑いする事も起き楽しい想い出つくりでした
3人が1日通し券を買っていたのと時間の制約がなく好天の中で軽い失敗を楽しめる心の余裕があったからだと思います
こんな気楽な気持ちで失敗を楽しみのネタにして1日を過ごせたのです
パリの街を思いっきり楽しんで過ごしてきました
私にとってはS氏とA氏2人の助けのお陰と感謝しております
一通りの観光を済ませ、ホテルに帰る途中、ホテルの近くで夕食を食べて行こうとそれらしい店に入りました
迷いながら入った食堂で壁の写真を見て3人で同じ物を注文 出て来た食べ物はポテトのフライが主体でそれと味のないパンもどきの主食
3人で苦労しながら食べたが半分も食べられない食事だったのです
店のお兄ちゃんがパンもどきを紙に包んでくれ、持って帰れと勧めてくれたのでホテルに持ち帰り空腹になってから食べてみたのですがやはり喉を通し難い食品でした
彼らにはこれが普通に食べられる食事のようです
夜、寝る前に明日の準備してると支払いの時に財布をテーブルに残して来たようで私の手許に無くなったいたのです
明日からはいぎりす・ロンドンなのでフランが使えるのは今日までだったのです 使い切りたいと思っていたので失ったことにそれほど思い残すことなく諦めることができました
いろんな出来事がありましたが自由行動の1日を同行の皆さんに迷惑をかけることもなく楽しく有意義に過ごせて一安心でした
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[Click!!]
=パリの中心部を歩いて存分に楽しんできました
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7日目 (2015/05/17 日)
[添乗員真野さんの旅日記]:
「パリ → ロンドン
ボンジュール! 今日はそろってパリ観光です
陽気なドライバー・アサンさんと先ずは凱旋門でフォトタイム。
地下道を通りすぐ側まで行きました。
そしてシャンゼリゼ通りを走り、コンコルド広場でもフォトタイム。
更にオペラ座やルーブル美術館、ノートルダム寺院を車窓からご覧頂き、エッフェル塔でフォトタイム。
その後はいよいよセーヌ川クルーズです。
お天気も良くセーヌ川からの眺めは如何でしたか?
昼食の後はユーロスターに乗ってロンドンです。
バッキンガム宮殿をご覧頂き、ビッグベンやタワーブリッジなどロンドン市内をドライブしました。
夕食はコベントガーデンでフィッシュチップスでした。
(泊:ロンドンのホテル アロフトロンドンエクセル)

[英・バッキンガム宮殿正門]
今日はゆっくりとした朝で、9時に専用バスに搭乗してホテルを出発
午前中はパリ市内の観光です 天気も最高です
観光バスに乗って市内を遊覧して回りました
所々で運転手(アサンさん)がバスを停めてくれ、地下道を通ったり、横断歩道を渡ったりして 凱旋門を見学し、
シャンゼリゼ通りを走り、コンコルド広場や、エッフェル塔などを見学し、写真も撮りあって楽しい時間を過ごしました
オペラ座やルーブリ美術館、ノートルダム寺院も通過するバスの車窓から観てきました
そして、セーヌ川クルーズ (世界遺産) の時間に合わせて遊覧船の波止場にバスは着きました
セーヌ川の川岸には多くの遊覧船が係留されており、私たちも事前に購入していた時間に合わせて乗船場から船に乗り込み、約1時間の遊覧を楽しみました
下を通り過ぎる橋はそれぞれに形態が異なり見物でした
またセーヌ川を跨ぐ橋の数個の欄干には隙間がないほどに錠前が掛けられており、それらは恋人同志の過去の約束を今も示しているのだそうです
彼らがいつまでも幸せを持ち続けて欲しいと祈って通り過ぎました
追記:Web情報(BigNews) http://www.yomiuri.co.jp/world/20150602-OYT1T50160.html
愛の重さに耐えかね…パリの南京錠70万個撤去 (2015年06月03日 00時05分)
1日、パリで、ポンデザール橋から撤去される南京錠(本間圭一撮影)
【パリ=本間圭一】パリ市は1日、セーヌ川のポンデザール橋の欄干に恋人たちが
「愛の証し」としてかけた
大量の南京錠の撤去に踏み切った。 欄干が重さに耐えかね、崩れ始めたためという。
2人の名を書いた南京錠を欄干にかけ、鍵を川に投げ込めば、2人は永遠に結ばれる。
そんな言い伝えが映画や小説から広がり、2008年頃から増え始めたという。
最近は日本人の名前が書かれたものも目立つ。
ただ、70万個を超す南京錠の重さは約45トンに達し、危険が指摘されていた。
観光クルーズを終わり満腹気分になって昼食を食べにレストランに移動です
パリ最後の食事を済ますとイギリス・ロンドンへの最後の旅路でパリからロンドンに移動します
パリの駅からユーロスターに乗って海峡の下を潜ってロンドンに渡ります
もうフランスに来ることはありません ちょっと淋しい気分です
約2.5時間乗車すると列車はロンドンの駅に到着しました
ロンドンの夕暮れは午後7時になってもまだ明るいのです
ロンドンに着いて早速バッキンガム宮殿の見学に行きました
TVなどで見慣れた風景ですがじかにこの目で見る歴史的宮殿の偉容は素晴らしいもので感激でした
ホテルへ向かうドライブではタワーブリッジ゙やエリザベスタワー(旧称ビッグベン)を車窓から眺めることができました
ホテルに向かう途中、市内のレストランで夕食を食べロンドン郊外のホテルに向かいました
この辺りはロンドンオリンピックの時に開発された地域と云う事でホテルも新しくてきれいでした
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[Click!!]
=パリ・セーヌ川を遊覧、ロンドンへ移動、観光の多忙な1日でした
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8日目と9日目 (2015/05/18月~19火)
[添乗員真野さんの旅日記]:
「ロンドン見学 → ソール → セントレア → 解散自宅へ
Hello! ここからは今後の予定です。
ロンドンの自由行動の方と オプション参加 (ウインザー城観光) の方との2組に別れて行動します。
その後 ヒースロー空港より KE908便でソールまで。
更にKE751便でセントレアに向かいます。
皆様 9日間、ご協力頂きまして有り難うございました。
これからも楽しい旅をお続け下さい。 (^^)/~~~
(泊:機中泊です)

[英・ウインザー城]
今日は9日間ヨーロッパ絶景の旅の最終日です
先が無いと思うとちょっとセンチな気持ちになります
帰国仕様に荷物を整理してホテルレストランでバイキング様式の朝食をいただいた後チェックアウトを済ませ、
フロントにスーツケースを一時預けしてウインザー城の見学(OP-2 \16,000)に出発です
今日は生憎の雨で傘持参の出発です 参加者8名は観光バスに乗りウインザー城れることをに向かって出発 (08:30)
途中、雨が降り続き、通勤ラッシュに巻き込まれて予定していた時間より遅れ、ロンドンの西約40kmにある [ウインザー城] には約2時間遅れての到着になりました
途中、真野さんはウインザー城で待っている日本語の案内人に到着が遅れることを連絡しておりました
この城は週末、女王がこの城で過ごされる事があるそうで今もそうして現用されているお城だそうです
このお城は約26エーカーの広大な敷地の中に約45,000ヘーベの床面積を持つ石造り古い歴史のあるお城との事です
そして、今も現用されているお城としては世界で最も古いものだと云うことです
城内では写真撮影は禁止されておりました
見学を終えて城郭の近くのレストラン[HARTF & GARTER]で昼食を頂きました
食事を済ますと観光バスに乗って今朝出たロンドンのホテルに再度帰りました
渋滞などで予定より少し到着が遅れたが空港へ向かう予定時間には間に合って到着できました
別の自由行動でロンドン見学に行った4人とホテルで合流し、各人預けたスーツケースを受け取り、
13人揃ってホテルをバスで発ち、ヒースロー空港に向かいました
いよいよ旅を終わり帰国の途につきます
ヒースロー空港で大韓航空機 KE908便に搭乗し、19:35 空港を定刻に飛び立ち、韓国首都ソール(Incheon空港)に向かって大圏航程を飛んでいきました (約10.8時間)
ソールにも定刻14:25に到着しました
ソールで、約4時間半の乗り継ぎ時間を仲間の3人と雑談しながら過ごし、KE0751便 に搭乗して定刻の 19:05に Incheon空港を飛び立ち 名古屋セントレアに 向かいました
空港ではラッゲッジクレームで預けたスーツケースを受け取ると旅の終了を体感します
添乗員の真野さんにお礼を云って順次解散です
同行のKさんのスーツケースのコロが油きれで大きな異音を出していたので放っておけず、彼女が準備していた小袋入りのオリ-ブオイルを4個のローラー部に塗布して応急の処置をしたら異音が消えたのでこれで帰宅まで大丈夫だよと彼女に云って家路に送り、別れました
多分、自宅まで無事に帰り着けたことと思います
私は出発前にWeb予約した [コンフォートホテルセントレア] (0569-38-7211) へ長い通路(廊下)を独り歩いて行きました
通路終点のエレベーターで1階に下りるとホテルのフロントがあり、投宿の手続きを終わりました
部屋に落ちついて最初に感じたのは10日ぶりに接するウオッシュレットトイレでした 日本では当たり前のものが贅沢の象徴なのです
10日間一度も目にしなかったウオッシュレットに座ってみて日本の生活レベルと文化の高さ、贅沢さに感謝しながら、久し振りの日本の夜を過ごしました
翌朝はゆっくりと朝食を食べて名鉄とJRを乗り継いで自宅に帰りました
帰途のコースが東回りの長い飛行だったので時差の蓄積が後々まで残った結果なのか、
それとも自分が老齢になっていた結果なのか旅の疲れが消えるまで永い時間を要したことを付記します
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[Click!!]
=ウインザー城を見学後、13人揃ってヒースロー空港から帰国の途に
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-0
=ヨーロッパ絶景ハイライト9日間の旅(欧州9日間の旅の総集編) のスライドを観て下さい。
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所見:
①、車窓から眺めた田園風景に興味津々となりました
囲りには必ず近くに山がある日本と違い、ドイツでは近くに高い山は見当たらず、
浅いうねりを以て広がる広大な土地は青々とした牧草地で機械で刈り取られた牧草が
2mくらいの円筒形にしてビニールで包んだ塊が散在していました
発酵を待って家畜の喜ぶ餌にする風景が広く続いていました
北海道の風景を拡大した感じです
国土の狭隘な日本にに比べて広く富んだ国土をもつドイツやフランスの底力に
逆うことは無駄な事だと実感させられました
②、[トイレ] について
ドイツ、フランス、スイス、イギリス 全ての国でトイレ使用にお金を要求することに
驚きました 街中にはそのトイレも少なく、見つけて入るのに一苦労しました
1フランや1ポンドの使用料を支払わなければ使わせて貰えないのです
なんと不自由な社会であることかとおもいました
日本では[コンビニ]などは 『きれいに使って頂き有り難うございます』と標示さえあります
③、フランスの新幹線TGVの車両、座席は終戦後の日本の汽車を連想させるレベルで
それでも苦言を言わず、満足しているのが英仏人なのです
彼らは実質を重んじて満足している国民なのだろうか 日本人なら誰かが文句を云うでしょう
日本人の思考基準が間違ってるのでしょうか
大陸性と島国性気質の差異に起因するのでしょうか
④、食事について
トラピクスが自信を持って勧める(高額を取ってるのだから)レストランで食べた昼食は
お決まりの3ステップ (スープなどの前菜、肉などの主菜、ケーキなどのデザート)で
何時もこれで終わりです
一言で云えば高額な粗食だったと云えます
泊まったホテルで食べたバイキングが一番の美食で豪華でした
日本の食文化が世界遺産に指定された訳が頷けます
⑤、通貨 (紙幣とコイン) について
3つの貨幣に両替して少ない機会ですが使用してきました
円との交換レートは大凡
ユーロフラン:ドイツとフランス →約135円
スイスフラン:スイス →約132円
イギリスポンド: →約190円
でした
日本の紙幣は紙の質が良く他国のものと比較することはできません
我が国の紙幣の原材料はミツマタで昔は国内で生産されるものでしたが
現在は主としてネパールウランバートルから輸入されておるそうです
先日の大地震で来年からの輸入・供給が危ぶまれます
欧州の紙幣は再生紙ではないかと思われるような紙質で小さく、
小学館雑誌の付録にもついて来そうな代物です
⑥、喫煙について
同行者13名の中には喫煙する人はいなかったのですが
車窓からの眺めた様子で、イギリスでは男女の喫煙者が多く見られたことです
歩行しながら喫煙する人が多く、決まった喫煙所も見当たらず、
歩きながらの喫煙者も多く、路上にはポイ捨ての吸い殻が多く散乱していました
その投棄された吸い殻をデッキブラシで掃除している人も各処に散見でした
⑦ イギリスは自転車走行が極めて多い
車と一緒に車道を走行しているので見ていて非常に危険だと思う
自転車を車両と同一に運用走行しているのを今後歩道と車道の間に自転車道を併設し
三者を独立走行させて安全を図ろうと自転車道の増設の工事が各処で行われています
そのための渋滞が発生していました
工事が終わると事故も減り、渋滞も減り、安全な走行ができるようになるだろうと
期待できます
⑧、日本は外国と比べて贅沢すぎる
全ての面において我が国日本は超贅沢で優雅な生活を送っています
それでもまだ苦言や文句の多い日常だと実感しました
また、イギリス、フランス の街中には建造物に素晴らしい彫刻が散見されます
歴史の国、芸術の国と云えばそうですが、その中に黄金色の装飾が多いと感じました
日本では名古屋城や大阪城にも見られますが一般には高い場所にある建造物に
見られることが多いですが英仏では人の目線にその多くがあるように感じました
⑨、訪ねたパリとロンドンには街中に素晴らしい彫刻品が建築物が多く金色で装飾された
国家に尽くした英雄などの銅像が街中に多数ありました
日本でも戦争末期の金属強制供出までは似たような状態で市民の心の拠り所でした
今回の旅で羨ましく感じた事はこの事と国土の広さです
⑩、ロンドンでは観光客の行動が地元に迷惑を及ぼさない為か(規則として)
車で駅に到着した時、飛行場を発つ時、街中にバスを駐める時など
現地に駐在する英語堪能な日本人が必ず事前に来て同行し案内するシステム
⑪ ゴルナーグラード展望台(3,089m)からマッターホルン(4,478m)を見学した時
1人に高山病の症状が発生した
3,000mを超える高所では酸素が希薄になり、酸素分圧が減り誰にも異常が起きて
高山病即ち低酸素症(ハイポクシア)、過呼吸(ハイパーベンチレーション)などの
症状が生ずる事があり、間違うとチョーク
今回の旅でも異常な症状がでた人もいたが人は慣れるのです
マラソン選手が事前に高地訓練をするのはそれに慣れる為の訓練です
予防策として
ⅰ、走るなど激しい行動を避け、深い呼吸をしながらゆっくり行動する
ⅱ、呼吸は肺の空気を吐き切るように最後までゆっくりと吐ききる
ⅲ、吸気は意識しなくても吐いた後に自然に吸い込まれる空気で十分です
ⅳ、最初から意識してゆっくりと深い呼吸をする
緊張して呼吸が激しくなるとハイパーベンチレーション症状になる
(酸素過多の状況は身体に酸素が吸収されず、返って高山病になる)
ⅴ、健康状態が万全でない時は低酸素症になりやすい
ⅵ、低酸素症発生時の自覚症状は人によって異なるので絵自分で体験し自覚しておく
・前日は睡眠を十分とる。
・食べすぎない。
・水分を多めに取る。
・飴をなめる。
・飲酒を控える。
・風呂よりシャワーを使う。
・身体を事前に高所に慣らす。
・動作はゆっくりで急がない。 走らない。
・深呼吸する。呼吸を止めない。
・頭痛が起こったら早めに鎮痛剤をのむ。
・頭痛や吐き気が悪化してきたら下山する。
・自覚症状は各人で違うので自分の症状を認識する。
・ベント、チョークの発症に警戒する。 などなど
⑫、全行程を通じて痛感した事は「ニッポンはすごい国だ」と云うことです。
敗戦で壊滅を体験したわれわれ戦後の日本人は本来の姿から別世界に投げ出され
数々の混乱を経験して今日に至り、今も隣国との摩擦が悲しくも現存しております
今回、初めてヨーロッパ4ヶ国の生活を一寸だけ体験し垣間みたのですが
多くの点、否全ての点において「ニッポンはすごい国だ」と云う事を実感し、
誇りをもってこれから活きていけると固い自信を抱いて帰ってきました
大金を持って日本に来て [バクガイ] していく観光客が増えていると聞きます
世界をリードし、俺たちが一番だと自負する欧米人が普通・平均なのでしょうが
それに比べて我がニッポンは数枚も上座に座っているのではと実感しました
ニッポンの先人がこつこつと積み上げ残してくれた努力の賜だと感謝しました
来月には初めて中国を訪ね、自然観光の予定ですが何を感じるかが楽しみです
⑬、最後に添乗員の真野さんの綿密な準備と心温かい気配りに最大のお礼を申します
今回のように多くの観光地を巡ると参加者には訪問地が前後したり国別が判らなくなり
帰ってからの整理に困ってしまい記述のなかに虚の記述が混入することしばしばです。
いくらメモを残していても結びつかなくなること多々です
何度も同じコースを添乗員として同行される方は今回の真野さんのように最後に纏めを
整理して渡して下さると旅の効果は数倍上昇します
前もって 「自分なりのテンププレート」 を作製しておいて今回の旅行程で必要な処だけを
修正すれば済むような工夫をおしてお客へのサービスに気遣いして下さると
最高にうれしいことです 真野さん有難うございました。
- 以上 -
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