今日は男性陣が期待とプライドを賭けた特別な日。
そう、1年に1度、女性から男性に好きだと告白出来るバレンタインデー。
なんと言う事でしょう。
憧れの女性から告白されるかも知れない。
そう考えただけで、学生時代には1週間ほど前から、夜もまともに寝られない日を過ごしておりました。
それがどこぞのお菓子屋の策略であったとしても、男性からすると学校の成績表よりリアルな自分への評価なのです。
ところが、女性と言うのはしたたかな動物で。
いつの間にやら義理チョコなどと新ジャンルを生み出し。
ふと気が付くと友チョコなどと言うジャンルまで出来ていたのである。
もうそうなると、それが果たして告白のチョコなのか、飢えて露頭に迷う野良犬に与えられた餌なのか、頂くこちらとしては全く判断が出来なくなった。
いや、それでも何かを与えられるならまだ良い。
義理チョコだろうが友チョコだろうが、餌チョコだろうがプライドを賭けた勝負の日なのである。
ところがそんな捨て身の覚悟で臨んだところで、女性陣の計算高さにはほとほと付いていけない。
独身のリーマン時代、帰りはには大きな紙袋いっぱいにチョコを持ち帰ったものである。
きっと自分はモテるんだと思った勘違い。
当時の自分は大手企業に勤務し、親とは別居で自前のマンションを保持。
趣味は料理と野球と言う、女性からみたら優良物件だったらしい。
要は頂いたチョコは、女性の保険だったのである。
本命と上手く行かなかったら、最後はあなたで我慢するかも知れないから、その時はよろしくね。
僅かチョコ1枚でその後の人生を保証出来るという何たる戦略。
しかも、その保証すら1ヶ月後には倍にして返せと言う理不尽な要求。
そんな危険ではあると知りながらも、なんか自分がモテているような気分で喜んでいた自分。
ガールズバーに通うお父さんたちの気分と同じ心理だと思う。
けれども現実は突然やって来る。
結婚した翌年。
あれほど頂いていたチョコが、明らかに義理チョコと解るものが2つ3つ。
何が悔しいって、大袋に入っているチョコからひとつあげるねと言う餌チョコ丸出しなのである。
もう2度と、あんな栄光は戻って来る事は無いのか。
(それ栄光だったのか?)
いや待て。
今も自分の周囲には沢山の女性がいる。
家族は自分以外全員女性だし、毎日ご飯もお弁当も作ってあげた。
18年間近隣の子供たちに、無償で野球と勉強も教えて来た。
その子供たちの中には女の子もたくさんいたし、そこにはお母さんの存在も。
JDリーグの教え子たちは10人以上が我が家で合宿張っている。
練習に付き合ったり、朝昼晩の食事の世話もしている。
その関係者も大勢我が家に遊びに来ているのである。
これほど周囲に女性がいる環境があるだろうか。
今日は生憎の平日、みんな忙しいだろうから、今日じゃ無くても構わない。
ちょっと前日でも一向に構わないのである。
来た!
チョコレートブランドとしては、最も有名なGODIVAだ。
ちょっと見た感じが本命チョコとは程遠く、誰がどう見ても良くて義理チョコなのだが。
問題は誰が送ってくれたのか。
はい、先日Yahoo shoppingから間もなく執行期限を迎えるギフトカードがありますと連絡があり。
その日の内に配送料も無料でお願いしたものです。
いいんだ。
それでもいいんだ。
この日にチョコが手元にあるだけで、とても幸せを感じるのだ。
ギフトで届いたチョコを見つめながら、一時の幸せを感じる自分。
でも、きっと全部自分のものにはならないんだろうな。
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もはや今は憧れのソフトボール選手のためと自分のためにしか買わないチョコ(笑)
そ、それは・・・
名古屋弁で言うところの、
おみゃ~に食わせるチョコはにゃ~だよ
って、言う事だろうか。
現実は厳しい凹
こうなりゃ男に走るか・・・
>岡本コーチチョコ食べて大丈夫なんですかね?
う~む・・・確かにそういう問題はあるなぁ。
でも、寂しいなぁ。