酒呑みの正しい生活

骨のある無し問題

一人と二匹でお留守番の日曜日。

何も予定が無かったので、スーパーへ買い物に。


150円で売られていた冷凍赤魚。

これ安いなー
と見つけたのは赤魚の半身。

この日は赤魚の煮付けを作る事に。


ここで問題が・・・

まず煮付けを作るのに、骨はあった方が出汁が出る。
けれども骨があると食べ辛い。

何より冷凍物なので、臭みや汚れをどうやって落とそうか。


冷蔵庫で半日かけて解凍しました。

半解凍できた赤魚の切り身をザルに乗せて。


まずは熱湯をかけます。

熱湯をかける事によって、雑菌を落とせるだけでは無く。
取り残している細かい鱗も逆立てる事が出来ますよ。


それを冷たい立て塩で洗います。

優しく指の腹でなぜなぜ。
赤魚の汚れや、細かい鱗をすべて取り除きました。


表面の水分をキレイに拭き取ります。

残る問題は骨のある無しだけ。
出汁を取るか、食べ易さを取るかの2択?


取り敢えずパウチシートに包んで保管。

これで2時間ほど放っておけば、魚の中にある臭みが全て抜けます。
食べた時の生臭さが無くなりますね。


その間に包丁を研ぎ直します。

左が2000番、中央が6000番の砥石たち。
2000番で切れ味を良くして、6000番で刃の滑りを良くします。


骨問題の結論。

骨と身を別々にする事で問題解決?
ここで3枚に卸す、本卸しをする事で中骨と腹骨を取り出しました。


取った骨の腹側の部分を再度熱湯処理。

これで引いた出汁に魚の臭いが出るのを防ぎます。


まずは骨で出汁を引きます。

50ccほどの水で出汁を引いた後に、酒を50cc、みりんを30ccほど加えてから骨を取り出しました。


ここで身を投入。

骨で引いた出汁の中で、身だけになった赤魚を煮ていきます。
3分ほどで煮詰まってきたら、出汁醤油を少々。

ここで味を決めると同時に、あしらいの菜の花と生姜を投入。
生姜で香りを付けます。


赤魚の煮付けの完成。

150円とは思えない出来になりました。
骨も無くて食べ易く、全く臭みが無いので皮の部分まで美味しい♪

で、赤魚と同時に作っていたのは・・・


ノルウェー産のサーモン。

なんでノルウェー産のサーモンって、こんなにクリーミーで美味しいんだろ?
日本の鮭と何が違うのかしら?


こんな寒い日は豚汁。

今回の豚汁は、仕上げに薄口出汁醤油と塩麹で味を整えました。
塩麹が入る事で、身体がポカポカになります。

そして、身体を温めると言えば。


生姜で出汁を引いて・・・


水菜の塩ラーメン。

生姜の成分が毛細血管を広げてくれたのが判る一杯。
ひと口スープをすすったら、指先に血液が流れ込むのが判りました。

何も用事が無かった休日。
放っておくと、スーパーで安い食材を見つけては一日中何か作ってます。





ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

コメント一覧

okamotokun
@nakano7920 貧乏性を突き詰めて行くと、手間を惜しまなくなります(笑)
nakano7920
こちらが本業??
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「料理」カテゴリーもっと見る