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【MLB】負傷したイチローの粋な計らいが話題に「彼の気が楽になるといいですよね」

2017-02-26 18:37:27 | 日記
交錯した相手のバーンズに仕掛けたいたずらとは…
マーリンズのイチロー外野手が21日(日本時間22日)、フロリダ州ジュピターで行われているスプリングトレーニングで負傷し、日米に速報ニュースが駆け巡った。
フライ処理で声を掛け合う外野守備の練習中に、招待選手のブランドン・バーンズ外野手と接触。右膝の上部と腰を負傷した。
メジャー生活17年間で一度しか故障者リスト(DL)入りしたことがない鉄人の負傷は大きな波紋を広げたが、傷心のバーンズにイチローが見せた粋な計らいが話題となっている。
地元紙「オーランド・センチネル」が報じている。

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守備練習でセンターに入ったイチローとライトに入ったバーンズは、右中間の打球を処理する際に交錯。
バーンズは無傷だったが、イチローは痛みを訴えた。記事によれば、バーンズは「全く同じタイミングで、お互いが捕球するって叫んでしまったんだ」と振り返ったという。
イチローがDL入りしたのは、2009年に第2回WBCへ出場した直後のこと。
胃潰瘍を患い、シーズン開幕をDLで迎えたのが、メジャー17年で唯一の離脱だった。

これまで治療室に入ったのは、絆創膏を取りに行った時くらいで、実際に治療を受けたのは初めての経験だったとか。
珍しい鉄人の故障にチームメイトは大騒ぎで、同僚のディー・ゴードンとマーティン・プラドは治療を受ける貴重なイチローの姿を、
メディアばりに写真に収めようとしたが、背番号51は顔を覆ってしまったそうで失敗に終わったようだ。

一方、チームメートは“レジェンド”を負傷させたバーンズへのいたずらを大展開。
バーンズのロッカーの荷物を全て片付けてしまい、イチローの直筆サインが入った「お前はクビだ!」と書かれた“解雇通告書”をゴードンが作成し、ロッカーに貼りつけておいたという。

ゴードンが提案した“バーンズいじり”に参加したのは、イチローの心遣いでもあったようだ。
イチローは「これ(いたずら)で少しでも彼の気が楽になるといいですよね。だって、彼が申し訳ないと思っていることを分かっていますから」
と通訳を介して話し、アクシデントとは言え、負傷の原因を作ってしまった若手の思い心中を慮ったという。
そんな背番号51の粋な計らいに、バーンズは大感謝しているようだ。

いたずらとは言え、将来の殿堂入りが確実なイチローの直筆サイン入り解雇通告書は、同じものが2つとない貴重な“逸品”だ。
バーンズは「これは最高だね。自分の部屋に飾ることにするよ」と話し、ベテランの心遣いが籠もったメモを大事に保管するとした。

自ら痛手を負いながらイチローが見せた粋な計らいを、バーンズは一生忘れることはないだろう。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170222-00010017-fullcount-base

イチロー、全体練習外れる 守備練習で右脚負傷で別メニュー調整

米大リーグ、マーリンズのフロリダ州ジュピターで行われているキャンプで、
外野の守備練習中に右脚を負傷したイチロー外野手(43)は21日、予定より早くこの日の練習を切り上げた。
全治は不明だが、22日には全体練習から外れ、電気治療と専用マシンによるウエートトレーニングなどの「別メニュー」で調整した。

昨季メジャー通算3千に到達した安打数など今季も数々の記録が注目される中で調整の遅れに懸念はあるものの、
マッティングリー監督は「右の太ももと腰に痛みが残っている。きょうはひとまず様子を見る。たぶん大丈夫だろう」と話した。

http://www.sankei.com/sports/news/170223/spo1702230002-n1.html


練習中に負傷したイチローのニュースがこんなにも大々的に報道されているのが驚き。
さすが、鉄人のイチロー。
しかもその交錯した相手に対しても神対応。
「相手の方が申し訳ないと思っているから」といってイタズラを仕掛ける彼の茶目っ気が
イチローの魅力の一つだと思う。


http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/baseball/654885/

同僚と交錯し負傷したイチロー 気になる今後への影響

【フロリダ州ジュピター発】マーリンズのイチロー外野手(43)が21日(日本時間22日)、
外野の守備練習中に同僚と接触し、右ヒザと腰を負傷、予定していた打撃練習を回避した。
電気治療などを施したものの、右ヒザ上部の筋肉が腫れており、イチローは22日(同23日)以降の練習について
「様子見です。明日は(通常通りの練習は)ない」とペースダウンを示唆した。

“事故”が起きたのは、外野手間へ飛んだ打球を捕球する練習の時だった。
中堅に入ったイチローが右中間への飛球に声を上げて落下地点に入ったところ、右翼を守っていたバーンズが突っ込み、交錯。
ヒザがイチローの右ヒザ付近を直撃する形になった。激しく転倒したわけでないが、歩み寄ったコーチや選手に患部付近を指さす場面も。
その後も守備練習を続けたが、本来の動きとはいえなかった。

ぶつかった際に衝撃があり、イチローは「腰にもちょっと(違和感が)きている。どちらかというとそっちの方が心配」と話した。
練習後はやや足を引きずるように球場を後にした。

イチローは鉄人だ。メジャー16年で2500試合に出場。最も少ない出場数がヤンキースでプレーしていた2014年と昨年の143試合だ。
目に見えるケガといえば、02年4月26日のヤンキース戦でファウルフライを追った際に左ヒザを強打し、4針縫う裂傷を負ったくらい。
この時は1試合欠場したものの、2試合目に代打で復帰している。故障者リストに入ったのは09年4月に胃潰瘍を患った1度だけ。
直前に出場していた第2回WBCが影響したようだ。

このキャンプでも球団施設内にコンテナを利用したジムを特設。専用トレーニングマシンで体を鍛えるなど万全の態勢を整えている。
まさか、グラウンド上で同僚と接触して負傷するとは思わなかっただろう。今後の調整への影響が心配される。