「土の音工房」(Studio Claytone)オカリナ製作販売、演奏・教室/ あめつちの便り「土の音」内

土で作るオカリナ(Ocarina)の音色を ご一緒に楽しみましょう🎵
初めての方も体験してみてください。

海と星の贈り物♪闇から心にトキメキの一灯を!

2015-08-19 19:27:27 | オカリナ、ライアー
海と星の贈り物…闇から心に トキメキの一灯を

「闇」が 「星」を煌(きら)めかせ、あなたの「心の星」にもトキメキの一灯を見出だす…

1975年8月31日未明、筆者が 金沢市立瓢箪町小学校 (現 明成小)のグラウンドで天体観測中、はくちょう座に見慣れない明るい星を見つけ「新星(nova)」!?かと撮影。天駆ける白鳥のお尻の位置だ f(^^;

それは各地で同様に発見された稀有な眼視的 新星だと判明、「はくちょう座・Nova V1500 Cyg 1975」と名付けられた。

中学時代に 彗星(ほうき星) 捜索を試みただけに、新天体との遭遇は‥しかも肉眼で‥極めて不思議な感動を覚えた。

ペルセウス座流星群等の天文現象や、星空の光害調査など観望を兼ねた星空観察会を行う中、土星の輪を見て感動のあまり涙する少女がいた。私もまた小学3年で見た時の感動は忘れない。

大人も子どもも、慌ただしさに追われる中で、悠久の宇宙に生かされている自分に気づく一時でもある。

しかし高度経済成長に伴い、公害問題は噴出し続ける…
 1972年4月、過剰な照明環境など地球資源エネルギーの浪費をから、星空を象徴とする情緒的環境の悪化を防ごうと「日本星空を守る会」が発足。

時を経て1990年、東京都庁のライトアップによる景観破壊問題をきっかけに「星空を守る会・東京ネットワ-ク」が「光害通信」を創刊、各地の自然保護団体にも広がった。

金沢の筆者にも声がかかり、
1993年10月、地球温暖化対策を見据えた 全国組織としての「星空を守る会」が発足。

会長に 古在由秀(元 国立天文台台長、東京大学名誉教授)氏を迎え、事務局を 大友 哲氏が担当。問題提起や情報提供の場として「光害通信」の発行が継続された。
星空を守る会北陸ネットワ-ク(金沢事務局 上村彰)の活動は(光害通信2.4.5.7.9.10.11号)に詳しい。

 1995年9月、岐阜にて第2回総会を開催。照明学会の成定氏と環境庁大気生活環境室長を招いて行われ、基調講演を 香西洋樹(元 国立天文台助教授)氏と 上村 彰が行い、各研究発表と熱気ある討議の中で貴重な成果を得た。

因みに、懇親会で提供した私の 手作りビールの 銘 が、投票により【星辰】(せいしん…星、星座のこと ) に決定!
発案者にプレゼントされ皆で乾杯した。

ユニークなイベントとしては、富山市科学文化センターが、平成17年(2005)11月 プラネタリウムスペシャル「オカリナコンサート:海と星の贈り物」を企画された。

→ イルカの絵の当日プログラム:http://www.tsm.toyama.toyama.jp/_ex/event/img/okarina.jpg

この時は特別に 小型帆船「ほうき星号」が天文航法で太平洋を帆走した1981年当時の星空を再現してくれたのだった。

観客は一時のタイムマシンとなったプラネタリウムの空間で、筆者の説明をより実感を持って聞いて頂けたのではないだろうか♪

★NHK TV news 「プラネタリウム オカリナコンサート」:
http://youtu.be/KIr64XonFOo

〈参考〉関 勉(せきつとむ)先生(83才)のお話を拝聴 (2014年 7月29~30日早朝のNHKラジオ深夜便) したことは、2014年7月30日のブログに記した。

学生時代に、彗星捜索用の オリジナル望遠鏡について提案した手紙に対し、丁寧な励ましのお便りを頂戴し勇気付けられた事が記憶に新しい。

美しい星を愛する全ての人々に、ピュアな夢を与え続ける往年のアマチュア天文家&ギター奏者 関 勉先生に“感佩(かんぱい)”!

★金沢ブログ→ http://is.gd/AVQJ39

★Google+→ http://is.gd/eUo8F0

(※↑gooブログ→ 海と星の贈り物 http://is.gd/bvag5X より再掲 )