「土の音工房」(Studio Claytone)オカリナ製作販売、演奏・教室/ あめつちの便り「土の音」内

土で作るオカリナ(Ocarina)の音色を ご一緒に楽しみましょう🎵
初めての方も体験してみてください。

菜花食み 山白くとも 香る春♪

2015-03-16 18:33:12 | オカリナ、ライアー
菜花食み 山白くとも 香る春

山にはまだ雪が残るけれど、里の菜花の柔らかい花茎やつぼみを味わえは、春の訪れが心身を目覚めさせます♪

ヨメナなど「菜(ナ)」のつく植物は、古来食用とされた野草や野菜といえます。
「菜花」は「菜の花」や「花菜(はなな)」とも呼ばれるアブラナ科の植物で、特有のほろ苦さがあります。
アブラナ科の総称を一般に「菜の花」と呼び、アブラナ科アブラナ属の花は黄色く「アブラナ」が代表的です。

料理教室では食事の前に、替歌で以下を歌うことがあります。

<感謝の歌>(おぼろ月夜のメロディー)歌詞 by Akira.U

1、母な~る だいちぃに お日さ~ま 射して
こくも~つ 野菜たち おいし~く 育つ
しぜん~の めぐみぃが いのち~を 結ぶ
感謝~を 噛みしめて いつも~健(すこ)やか

2、母な~る だいちぃを 雨が~潤(うるお)し
こくも~つ 野菜たち おいし~く 育つ
しぜん~の めぐみぃが いのち~を 繋(つな)ぐ
感謝~を 噛みしめて いつも~康(やす)らか

元の歌は小学校の音楽の教科書にありますが、味わい深い言葉遣いですね♪

《朧月夜》(1914年・大正3年)
一、菜の花畠に 入日薄れ、見わたす山の端(は) 霞ふかし
春風そよふく 空を見れば、夕月かかりて にほひ淡し

二、里わの火影(ほかげ)も 森の色も、田中の小路を たどる人も
蛙(かはづ)のなくねも かねの音も、さながら霞める 朧月夜

・「入日薄れ」…夕日の光がうすくなって。
  ・「山の端」…山の裾。山の麓。
  ・「にほひ淡し」…ほんのりと明るい。
  ・「里わ」…村里のこと。
  ・「蛙のなくね」蛙が鳴く声。
  ・「さながら」のこらず、すべて。
  ・「朧月夜」ぼんやりとかすんで見える春の月の夜。

●朧月夜♪オカリナにて ( 菜の花畑‥金沢市浅野川周辺) : http://youtu.be/CT524Z6WXg4
 
※ 「菜の花」に多いβカロテンは、ご存じのように体内で必要量がビタミンAに変換され、皮膚や粘膜を保護し、活性酸素を除去し、免疫力を高め、風邪やがん予防などに効果があるといわれています。カルシウムやビタミンK、造血作用のある葉酸や、整腸作用のある食物繊維、そしてビタミンCも多く、優れた有用植物といえます。

アブラナ科アブラナ属: アブラナ、ミズナ、カブ、ノザワナ、コマツナ、ハクサイ、チンゲンサイ、カラシナ、タカナ、ザーサイ、ケール、カリフラワー、キャベツ、ブロッコリー

◎菜の花ごはん自然食レシピ→「ケアごはん」参照
http://caregohan.jp/recipe/detail.aspx?id=224